自分にあった電子辞書はどれ?選び方のポイントを4つ紹介
持ち歩きやすい電子辞書はとても便利で、利用する人が増えてきています。
電子辞書にはたくさんの種類がありますので、これから電子辞書を購入する人はどの電子辞書を選べばよいか迷うのではないでしょうか。
そこで今回は自分にあった電子辞書を選ぶためのポイントを4つ紹介します。
選び方のポイントを参考に、自分にぴったりの電子辞書を見つけて、勉強や仕事に役立てて下さい。
電子辞書を利用する目的を決めよう
電子辞書にはたくさんの種類があり、それぞれ特徴があります。
電子辞書を選ぶときには、最初に利用する目的を決めましょう。
学生も電子辞書を利用することが一般的になってきましたが、どれでもいいのではなく、学校で勉強する内容に合わせて購入する必要があります。
電子辞書は高価なものもありますので、中学生であれば高校でも使えるもの、高校生であれば大学でも使えるものなど、長く使えるかどうかも確認するとよいでしょう。
語学学習のための電子辞書
語学学習のために電子辞書を利用する人は多いと思います。
自分の目的に対応している電子辞書を選びましょう。
例えばTOEIC受験のために電子辞書を購入する場合は、TOEICのテキストが収録されている電子辞書がおすすめです。
その他にも、大学入試対策、センター試験対策、英検対策など様々なテキストが収録されている電子辞書がありますので、目的に合わせて購入してください。
英語以外に第二外国語を勉強する予定の方は、第二外国語の辞書が収録されている辞書を選びましょう。
生活に便利な電子辞書
何かの学習に使うだけでなく、日常的にわからないことを調べることができる電子辞書も人気があります。
例えば、冠婚葬祭のマナーが収録されているものや、海外旅行に行った時の会話集が収録されているものなどがあります。
その他にも、法律に関することがまとめられていたり、料理などの趣味に関わる内容が収録されていたり、さまざまな電子辞書がありますので、ご自分の興味のあるものから選ぶとよいでしょう。
専門知識の入った電子辞書
特定の人に便利なのが、専門知識の入った電子辞書です。
例えば、医学生や看護学生向けの医療に関する知識が入った電子辞書は、医学や薬に関する知識も収録されていたり、専門用語の英語辞書が入っていたりすることもあります。
この他にも、就職活動をする人に向けたコンテンツが入っている電子辞書も多数あります。
一般的なビジネス用語や、面接やエントリーシートについてまとめられたものなどが収録されており、就職活動をするときに頼りになる製品です。
便利な機能を選ぶ
電子辞書を購入するときには、電子辞書の機能も重要です。
自分が電子辞書を利用する目的に合わせて、必要な機能も選びましょう。
電子辞書をストレスなく、さくさくと利用できると、勉強や仕事の効率もあがります。
自分が具体的に利用している場面を想像しながら選ぶことがポイントです。
タッチパネル
タッチパネルやタッチペンがついている電子辞書も、多くあります。
漢字の読み方がわからないときに、タッチパネルやタッチペンで漢字を記入すると、すぐに結果が出てきて便利です。
タッチペンが付属のものもあれば、指で操作するものもありますので、タッチパネルが搭載されているかだけでなく、タッチペンについても確認してから購入しましょう。
音声機能
語学学習をする人は、音声機能がついている製品がおすすめです。
調べた単語の発音をしてくれる製品が一般的ですが、電子辞書によっては自分の発音を録音してネイティブの発音と比較してくれるものや、自分の発音から単語の意味を調べてくれるものもあります。
語学学習をする際に、英語を読めるようになりたいのか、上手に発音できるようになりたいのか、すばやく調べたいのかなど、学習の目的を詳しく意識して選ぶと良いでしょう。
英語だけでなく、第二外国語も音声機能がついている製品があります。
第二外国語の収録された電子辞書を購入する方は、音声機能も検討するとよいでしょう。
追加コンテンツ
電子辞書にはコンテンツを購入後に追加できる製品もあります。
基本的に、追加コンテンツは別売で有料ですが、中学、高校、大学、社会人と長く使うことを考えると、コンテンツを追加できる電子辞書も魅力的です。
コンテンツの追加方法もいろいろとありますので、使いやすいものを選びましょう。
例えば、SDカードをいれて追加するもの、ダウンロードできるものなどがあります。
電子辞書によっては、パソコンと接続できる製品もあります。
電子辞書にUSBケーブルをつなげるようになっており、パソコンとつないでコンテンツを追加しますので、パソコンも普段から利用される方におすすめです。
使いやすさを確認
電子辞書本体の使いやすさも、電子辞書を選ぶときには重要です。
持ち歩こうと思って買ったのに持ち歩きにくかったり、画面が見づらくて使いにくかったりしてしまうと、勉強や仕事がはかどらない原因になってしまいます。
自宅で使うのか、持ち歩くのかなど、どこで使うことが多いのかを意識して、使いやすい電子辞書を選びましょう。
画面の大きさや重さ
電子辞書本体の画面の大きさは、使うコンテンツも意識して選ぶと良いでしょう。
学習用のコンテンツが多く収録されている場合は、画面が大きい方が、文字が読みやすく、勉強が捗ります。
持ち歩く人は、重さも確認してから購入すると良いでしょう。
電子辞書は、重たいものでもそこまでの重量はありませんが、ハンドバックにいれて常に持ち歩きたい女性などは、軽い電子辞書の方がおすすめです。
使用可能時間
電子辞書を使う頻度にもよりますが、使用可能時間も確認しておきましょう。
電子辞書には、長時間がっつりと勉強できるだけのコンテンツが入っている商品も多いので、長時間使う人は使用可能時間がながい電子辞書を選ぶべきです。
電池も電子辞書によってさまざまですので、購入前に確認することをおすすめします。
充電式の電子辞書もあれば、ボタン電池や単三電池、単四電池などさまざまです。
内蔵メモリー容量
追加コンテンツをたくさん入れたいと考えている人は、内蔵メモリー容量も意識して購入しましょう。
追加コンテンツも魅力的なものがたくさんありますし、電子辞書を長く使うと使いたいコンテンツが増えていくこともあります。
大容量の電子辞書にしておくと安心です。
メーカーで選ぶ
人気のメーカーで選ぶのも電子辞書の1つの選び方です。
メーカーによって、力をいれている部分や、工夫している点が異なりますので、購入前に知っておくと参考になります。
ここでは2つのメーカーを紹介します。
カシオ(CASIO)
カシオの電子辞書は、スマホとの連携機能が優れています。
例えば、辞書で調べた単語をリスト化してスマホに表示できたり、調べた単語に関する解説動画がスマホで見られたりするなどの機能があります。
学習を強烈にサポートしてくれる便利な機能ですので、スマホをよく使う学生にはおすすめです。
シャープ(SHARP)
シャープの電子辞書は、追加コンテンツの豊富さが魅力です。
ブレーンライブラリーという電子辞書専門の本屋さんが用意されており、辞書だけでなく、参考書や書籍まで、いろいろな追加コンテンツが販売されています。
高校生であれば、卒業後、大学に入ってから第二外国語を学ぶ人も多いですが、どの言語を選ぶのかまで決まっていない人がほとんどでしょう。
追加コンテンツを利用すれば、大学生になってからでも電子辞書を使うことができます。
まとめ
電子辞書を購入するときに、考慮するべきポイントをまとめました。
大切なのは、自分が何のために電子辞書を利用するのかを具体的に意識することです。
電子辞書は、製品によって利用目的が記載されていますので、ご自分の利用目的から電子辞書を検索してみると選びやすいでしょう。
自分にぴったりの電子辞書を選んで、勉強や仕事が効率よくすすむことを応援しています。