英語学習は早ければ早いほど良い?早めの英語学習のメリットとは
英語学習をするには、早ければ早いほど良いといわれることが多いです。
でもなぜ、早めの英語学習が良いといわれるのでしょうか?
早くから英語を学び始めることには、どんなメリットがあるのでしょうか?
ここではそんな、早めの英語学習のメリットについてみていきたいと思います。
それを見て良さを感じたら、ぜひ検討してみてください。
早めの方が覚えやすい
早めの英語学習のメリットとして一番よく言われるのは、早めであるほうが覚えやすいということです。
確かに我々が日本語を話せるようになる際に、いちいちすごく勉強したかといわれたらそうではありません。
もちろん成長するにつれて、語彙を増やしたり正しい言葉を話せるようにするために、国語の勉強はしてきました。
でも、ただしゃべるだけであれば、特に勉強をしていない幼稚園生くらいの時からできていたはずです。
それはなぜなのか、それはやはり、小さい時には会話の中で音を覚えて意味を覚える力があるからです。
もちろん大人になってからもそれはあるのですから、頭の中がフラットである小さいうちの方がその能力は高いのです。
だから、自然と覚えていけるようになります。
つまりより楽に英語を学ぶことができるから、はやめに英語学習をするのが良いということなのです。
回路が二つできやすい
また小さいうちには、言語の回路が二つできやすいということもあります。
大人になってから英語を学ぼうとすると、どうしても日本語ベースで考えてしまいます。
たとえば、これはおいしいものです。
という英語をしゃべりたいとき、まず日本語で、「これはおいしいものです。」という文章を作り、それを英語にしてから送り出します。
それは日本語の回路を通しているから。
でも回路が二つあり、英語の回路があれば、これはおいしいものですが、いきなり英語として出てくるんです。
つまりいちいち日本語に翻訳することがなくなる。
たくさん日本語を覚えてから英語を学び始めると、やっぱりそうなるのには時間がかかりますし、コツが要ります。
だから大人になってからの英語学習は覚えづらいところがあるんです。
でも、小さいうちであれば比較的にそうなりやすい。
それだけでもメリットは十分すぎるくらいにあります。
勉強する時間が長くなる
早めに英語学習をするメリットとして、量的なメリットもあります。
たとえば、1日に1時間だけ勉強するということをすべての人が決められていたとします。
そうしたら、少しでも早く勉強を始めた方が、将来的な勉強の量は多くなります。
そして基本的には、勉強の量が多くなればなるほど、勉強は身になりやすいんです。
もちろん現実は、1日に1時間だけ勉強すると決められているわけではありません。
だから、次第に1日10時間くらい勉強する人も出てきます。
でもそういう人たちよりも5年早く勉強を始めていたら?
一気に追い上げてもなかなかその差は埋まりません。
また、少しずつ頭に入れていく方が勉強の効率もよく、将来的に忘れづらい勉強になるんです。
そういう意味でも少しでも早く英語学習をするのはおすすめできます。
折角勉強したのにすぐに忘れてしまっていたら、それはすごく残念ですから。
自分もたくさん勉強するようになる可能性もある
それに、小さいうちから勉強していたからと言って、将来的にたくさん勉強するようにならないということはありません。
追い上げ型の子が1日に10時間勉強する間に、自分も1日10時間勉強することだってあるかもしれません。
そうなれば、先にはじめていた分だけの差は一生埋まりません。
実際、プロのスポーツ選手になる人の大半は、すごく小さいうちからそのスポーツに取り組んでいます。
それはつまり、あとから努力をしてもその分の差はなかなか埋められないということを意味していますよね。
そういう例があるのですから、先に始めるに越したことはないんです。
苦手意識なく勉強することができる
小さいうちには、できないことがたくさんあるのは当然です。
でも、ある程度大人になってくると、できないことは恥ずかしいこととして認識されるようになります。
大人になってからだって、できないことがあるのは当然なのに、です。
そういう、できないことは恥ずかしいという思いがあるから、できないことを勉強するのにはすごく高い苦手意識を持つようになります。
苦手意識がある中で勉強しても、やっぱりなかなか身に入らないものなのです。
すぐに心が折れてしまい、勉強が長続きしないということも出てきますし。
それに対してできなくても苦手意識が芽生えない小さいうちであればどうでしょうか?
できないことも気にしないですし、それよりもできるようになることに喜びを感じてくれることが多いです。
だから、ガンガン勉強していくことができるんです。
そうしてガンガン勉強していくことができれば、当然より身につくようになります。
簡単なことから始められるのもポイント
また小さいうちであれば苦手意識を持たないというのは、すごく簡単なところから始めることができるというのもポイントになりますね。
たとえば、リンゴ=appleとか、そういうところから始めることができるんです。
小さいうちであっても、そういうことを覚えるのは簡単です。
でも大人になってからだと、どうしても学習のレベルは上がりがちになります。
いきなり難しい単語や熟語、そして言い回しや文法などを覚えないとなりません。
それでは苦手意識を持っても仕方ないんです。
勉強することに興味をもってもらえる
早めに英語学習をさせることには、もう一つメリットがあります。
それが、勉強すること自体に興味を持ってもらえる可能性が高くなるということです。
勉強すること自体に興味を持ってもらうことができれば、当然英語以外のレベルも高水準になる可能性は高くなります。
早ければ早いほど良いというのは、英語だけに限ったことではありませんから。
特に量的な問題で。
英語以外にも興味をもって、それを学習してもらえるようになるのであれば、それは願ったりかなったりです。
英語だけできるよりも将来性が高くなることは間違いありませんから。
でも、なぜ早めに英語学習をすることで、勉強すること自体に興味を持ってもらえるようになるんでしょうか?
勉強は楽しいものというイメージがつくから
それはやっぱり、簡単なことから始める上に、かつきちんとレベルを高めていくことができて、勉強は楽しいものだというイメージがつくからです。
大人が勉強が苦手なのは、勉強は難しいもの、大変なものというイメージがあるから。
でも、勉強は楽しいものだというイメージさえあれば、最初の壁はなくなるんです。
とはいえ、大人になってから、勉強自体に持っているイメージを変えるということはなかなか難しいです。
勉強自体に持っているイメージを変えるためには、やっぱり小さいうちからそういうイメージを植え付けていくしかありません。
実際小さいうちであれば、そういうイメージを植え付けることもむずかしくないんですから、そうするに越したことはないです。
まとめ
早めに英語学習を始めることには、これだけのメリットがあります。
逆にデメリットをあげるとするならば、日本語の学習に割く時間が少なくなってしまったり、日本語を覚える際に混乱してしまう可能性があるということです。
でも実際家では日本語で話すでしょうし、それはそこまで気にする必要はありません。
だから、早めに英語学習をさせることはすごく効果的になります。