自由な英語学習!自分の趣味に関連する英語を見つけることから始めよう!
英語は学校で学ぶ以外にも様々な方法で勉強することができます。
必ずしもテキストを使って勉強する以外の方法も存在する形です。
特に現在ではアプリやゲームなどを使って楽しく英語を学ぶ事だってできます。
今回は色んな英語を学習する方法についてみていきましょう。
自分に合った方法が見つかればより関心をもって勉強していけるはずです。
自分の趣味に関わる英語を見つけよう
私達は普段、英語を使わなくても何不自由なく生活することができます。
教科書はもちろん日本語で表記されていますし、会話だって日本語でできるでしょう。
また専門書であっても日本語で翻訳されているものです。
これは非常に優れた環境で、実は日本人は英語を学ばなくても良かったりします。
ですが便利過ぎる環境なので逆に英語に触れる機会を少なくしているともいえるでしょう。
生活に英語が入り込まない環境では意識的に英語に触れなければならないのです。
もし意識的に英語に触れるのであれば、無理矢理難しいテキストで触れる必要もありません。
自分の関心のある分野において使われている英語から触れるのが良いでしょう。
具体的には映画や海外ドラマ、アニメやゲームといったものでも構いません。
そうした自分の趣味に関する英語であれば自ずとその意味を知りたくなるものです。
そこにその意味を知るという必要性が生まれるとも言い換えることができます。
英語勉強の動機付けがより具体的になるため、自分の好きなものに関連付けて勉強することは良い方法です。
趣味でいえば他にもコレクターの趣味があるなら海外製品の詳細を調べたりするのも良いでしょう。
また新聞を読むのであれば英字新聞に手を出してみるのも良いかもしれません。
インターネットが使える環境さえあれば英語に触れることは直ぐにでもできます。
自分の趣味を振り返ってみて英語に触れられそうなところがあれば調べてみることをおすすめします。
関心をもって勉強することができれば自然に学習は進んで行くでしょう。
最低限の文法は学んでおこう
英語には基本的な文法が存在し、頻出する表現方法も存在します。
いわゆる中高の英語については軽くおさらいしておいた方が良いでしょう。
例えば主語と動詞の語順や時制などはある程度知っておいた方が以降の勉強を進める上で役に立つはずです。
そうした基本的なことがおろそかなまま勉強してしまうと思わぬところで足元をすくわれてしまうでしょう。
といっても別に試験で点を取るわけではない場合、念を入れて中高の学校教育を振り返る必要はありません。
あくまでも実際に使われている英語を勉強する場合には学校教育はおさらい程度で十分です。
むしろ生きた英語に触れる度に違和感を覚える原因ともなってしまい、場合によっては学習の妨げになる可能性もあります。
実際に使われている英語表現と学校教育
例えば学校では基本的な英語の文法として「主語・動詞・目的語」の順で英語の文章が作られることを学びます。
それに副詞や時制が関わって段々とややこしくなっていくのですが、実際に使われている英語は必ずしもその形式を守っているわけではありません。
実際には結構メチャクチャな文法だったりするのです。
海外の掲示板をのぞいてみると主語が無ければ動詞がどこにかかっているのか、果たしてイディオムなのか判然としない文章を目にすることになるでしょう。
生きた英語を目の当たりにすると学校教育で学んだことは何だったのかと少し落胆するかもしれません。
ですが基本的には学校で学んだ文章が正しいので、無駄になっているわけではないといえます。
むしろ学校教育の次の段階が生きた英語なのだと考えた方が良いでしょう。
正に試験勉強の枠を超えた現場がそこにあるわけです。
そして案外自分の英語でも通じることに気付くかもしれません。
日本語も崩して使われている
実際の英語は文法を無視したものが散見されますが、実はこれ日本語でも同じ事だったりします。
例えばこれから買い物に行くことを家族に告げるとき、正しい日本語なら「私はこれから買い物へ行きます」となりますがそんな風には誰も言いません。
言うとしたら「買い物いってくるね」といった表現となるでしょう。
この表現には主語がありませんし、動詞も複雑に変化しています。
このように、英語でも日常会話の際には結構崩して使われていたりします。
また使う地域によっては表現の仕方も変わっていたり、発音方法だって違ったりするのです。
例えば古い黒人英語(Ebonics)ではbe動詞がIsになったりします。
そのため「You is~」とか「I is~」といったような文章で会話が行われるわけです。
このように英語の道は奥が深く範囲も非常に広いものとなっています。
色々な崩し方があるためその都度順応していきましょう。
海外産ゲームの世界
海外産のゲームをプレイすることは英語の学習に役立つでしょう。
一口にゲームといってもその分野は多岐に渡るため自分の好みのものも見つかるはずです。
ゲームには複雑な操作を要求するものから簡単なものまで様々なものがあります。
中には文章を読み進めるアドベンチャー形式のものや、2枚の絵から異なる点を探す間違い探しといったものもある形です。
そして他のメディアと異なる点に「双方向性」が挙げられます。
映画やドラマは再生した映像を一方的に見るしかありませんが、ゲームではプレイヤーの行動がゲーム世界へと変化を与えることができるのです。
いわば作品世界内に自分も参加するという形になるため、より身近に英語を感じることができるかもしれません。
近年では大量の作品に触れることが簡単にできるようになったので、ゲーマーはもちろん、これまでゲームに触れてこなかった方も試してみることをおすすめします。
PCを使って海外産のゲームを楽しむ場合は主にSteamというソフトを介して購入したり遊んだりすることになります。
Steam上には多数の海外産ゲームが存在し、日本語に対応していないものもたくさんある状況です。
そうした英語オンリーなゲームをプレイし、ハマッてしまえばきっと英語の学習は捗るでしょう。
分かると見えてくる作品世界の豊かさ
英語が分からないまま海外産のゲームをプレイしてみると良く分からない作品という印象がついてしまうものです。
ですがそこで挫けずに作品中で使われている英語を調べながらプレイしていくとその面白さに気付くことになるでしょう。
意味が段々と明らかになり次第にその世界の魅力に気付いていくという経験は海外産ゲームをプレイしたときにだけ味わえる体験かもしれません。
試しに苦手意識を乗り越えよう
英語にはどうしても苦手意識が芽を出してしまうものですが、意識的に英語に触れることは重要です。
例えば海外ドラマでは日本語吹き替えや字幕が欲しくなるところです。
ですが思い切って英語音声や英語字幕で見てみましょう。
もしかしたら案外意味が分かるかもしれません。
このように、英語に触れることには一抹の不安がハードルとなってしまいがちですが、いざ英語の海に飛び込んでしまえばそこそこ理解できる可能性があります。
そんなときは「ちょっと試してみようかな」という気持ちで英語に浸かりましょう。
分からなかったら日本語に戻せばよいだけですし、いくつか単語が聞き取れれば儲けものです。
歌詞の意味を調べるのも楽しい
洋楽を聞く方は歌詞を調べてみるのも面白いものです。
お気に入りの曲のタイトルと歌手名で検索すれば歌詞を見つけることができる可能性があります。
そして意外な歌詞の意味に驚くことになるかもしれません。
例えば、R&Bでは美しいメロディーの歌が多いのですが、男性歌手の歌詞ほどストレートに性について歌っていたりします。
もちろん美しいメロディーに美しい歌詞がついているものも多いのですが、中には予想していたものとは全く異なる意味の歌詞だったりするでしょう。
また歌独特な比喩表現も豊富なので少し難しいかもしれませんが英語の勉強なるはずです。
まとめ
様々な英語の学習方法についてみてきました。
まずはとにかく自分の趣味に関連したものを見つけると良いでしょう。
私達は英語を使わなくても良い環境にあるため、意識して英語に触れようとすることが大切です。
海外ドラマ、映画、ゲーム、洋楽、など教材はそこかしこに溢れています。
その中で自分の関心のあるものを探し出し、楽しみながら勉強していきましょう。