どうして挫折してしまうの?英語学習に挫折しないための4つのポイント

英語をしゃべりたいと思う人はたくさんいますよね。

でもそれと同じくらいに、英語学習で挫折したことがあるという方もたくさんいるはずです。

あんなにやる気があったはずの英語学習なのに、どうして挫折してしまうんでしょうか?

どうせ英語学習をするなら挫折しないほうが良いに決まっています。

そこでここでは、英語学習に挫折しないためのポイントを紹介していきます。

短期的な目標をたくさん作る

英語学習に挫折しないためのポイントとしてまず挙げられるのは、短期的な目標をたくさん作るということです。

英語学習をするときにまず考えるのは、間違いなく「英語がしゃべれるようになりたい」ということですよね。

でも、英語がしゃべれるようになりたいというその目標は、かなうまでの期間があまりにも長すぎます。

たとえば、どれだけ時間をかけて勉強しても、まず1か月では英語が喋れるようにはならないんです。

それが、英語学習を挫折させてしまいます。

目標が遠いと満たされない

人は、目標をかなえた時に満たされる生き物です。

だから何かのモチベーションを保つためには、ちょくちょくその目標をかなえないといけないんです。

でも、このように目標がかなうのがはるか先であると、それが出来ません。

ということは、ずっと手ごたえなく、満たされることなく勉強していかないといけないということになるんです。

そんな風に満たされることがない状態が続いていたら、モチベーションが下がるのは当然です。

だからそうならないためにも短期的な目標をたくさん作らないといけないんです。

短期的な目標がたくさんできていけば、その都度毎回満たされる様になります。

そうなれば、挫折することなく英語学習を続けていけるようになるんです。

目標のポイントは2つ

ではその短期的な目標は、どんなものを設定すればいいでしょうか?

その目標は、別にどんなものでも問題はありません。

たとえば、毎週英単語を10個覚えるとか、そんなような目標で良いんです。

でも二つだけポイントがあります。

まず一つは、かなえられるかどうかぎりぎりの目標にすること。

たとえば英単語を一つ覚えるというくらいであれば、まず誰でもかなえることができます。

でもそんな目標をかなえたところで、人は満たされないんです。

だからそこまでこれの効果が出なくなる。

つまり挫折しづらくなくなるんです。

そうならないためにも、ある程度のレベルの目標にしないとだめです。

もちろん叶えるのが難しすぎると逆にモチベーションが下がるので、それにも注意が必要です。

もう一つは、数字で考えること。

たとえば「英単語10個覚える」というのは数字が絡んでいますが、「英語で日記を書く」には英語が入っていません。

数字が入っていない英語で日記を書くだと、どのくらい書けばいいのかわからなくなるんです。

結果満たされている感は薄れてしまいます。

でも数字があれば明確な目標になるので、まずそうなることはありません。

毎日やろうとしないこと

英語学習は毎日した方が良いことは間違いありません。

でも、毎日しようとすることが、挫折の第一歩になるんです。

あまりにも毎日しようと強く意識をすると、それが出来なかった時に、一気にやる気がなくなります。

「こんなに頑張って毎日続けてきたのに」という続けられなかったことへの失望感もありますし、日々頑張ろうとし過ぎていたその日々の辛さからの解放のせいで、もうそこに戻りたくなくなってしまうこともあるんです。

いずれにしてもそうしてやる気がなくなってしまうことが多いので、毎日しようとするのはおすすめできません。

辛くないペースですればいい

ではどのくらいのペースで英語学習をするのが効果的なのか。

それには明確な答えはありませんが、一つ言えるのは、辛くないペースで勉強するのが正解だということ。

たとえば週に5日間でも辛くない人はそうすればいいですし、一週間に1回くらいならば続けられそうだというのであれば、それでもいいです。

それくらいのペースでも、つづけていさえすれば自然と英語力は上がっていきます。

でもやめてしまえばそれっきりです。

むしろどんどん忘れていき、英語力は下がっていくんです。

だから一番大切なのは続けること。

そしてそのために大切なのが、辛くないペースで行うことなんです。

そのつらくないペースに合わせて、辛くない目標を設定していけばいいだけです。

完璧にしようとしないこと

英語学習をはじめとして、何かを学習する時に挫折してしまう人が陥りがちなのが、完璧にしようとしてしまうことです。

でも、よく考えてみてください。

特に言語の問題では、完璧にマスターするのは至難の業です。

というかまず無理です。

日本語だって完ぺきではないのに。

なので、完璧にマスターしようとすると、どんどん良くわからなくなっていくんです。

結果、もう無理だと挫折してしまう。

そうならないようにするためには、最初から完璧に把握しようとしないことです。

最初からある程度雰囲気でしゃべれるようになればいいやと思っていれば、多少わからないところで躓いても、さして気になりません。

実際わからないところがあっても、英語をしゃべれるようにはなるものです。

だから、完璧にすることはあきらめることがおすすめです。

わからないところが出てきても進む

たとえばもし何かのテキストを使って勉強をすることがあったら、わからないところが出てきてもそのまま進むようにするんです。

そこで止まっていろいろと調べたりして考えるよりも、そうして先に進んだほうがその日の勉強時間でより多くのことを学べます。

そして実際先に進んでいけば、ある日ふと今までわからなかったところが理解できるようになったりもします。

そういうこともあるので、別にわからないところは全然無視していいんです。

実践の機会を作る

英語に挫折してしまう人は、実践する機会がないから挫折してしまうということもあります。

目標を達成すれば満たされるのと同じように、いままでの成果を確認できれば、人は満たされます。

そしてもっと頑張ろうとモチベーションが上がるんです。

あるいは、今までの成果がでなくて、焦りを感じたとしてもやる気が出てくる人はいます。

だから、英語学習において実践の機会を作ることはすごく大切。

でも、実際に英語を実践する機会なんてない人が多い。

だから、挫折してしまうんです。

そうならないように、できればどこかのタイミングで英語を実践する機会を設けることをおすすめします。

外国人に話しかけてみる

そのためにできることはやっぱり、外国人に話しかけてみるということしかありません。

英会話などは、こちらに向けてわかりやすく話してくれますから、あまり意味はありません。

そうではなく、自然な環境の中で試すことが大切なんです。

幸いにも日本には、たくさんの外国人観光客が来ます。

だから、外国人に話しかける機会で困ることはそうそうありません。

特に東京では。

そんな恵まれた環境にいるわけなんですから、それは活かさない手はありません。

まとめ

英語学習に挫折してしまう理由は、主にモチベーションの低下と完璧を求めすぎてしまうことです。

だからなるべくモチベーションを保てるように工夫をしたり、あるいは完璧を求めないように言い聞かせたりして、うまくそれらを排除していってください。

そうすると、それだけで英語に挫折しそうになることはなくなっていきます。