英語学習におすすめな国はどこ?目的別に合わせた留学先選び
かっこよく英語を話せるようになりたい!
そう思って留学を決意したものの、どの国が1番良いのか分からない。
そんな悩みを抱えていませんか?
この記事ではそれぞれの国の特徴や住んでいる人たちの大まかな性格をピックアップしてご紹介します。
自分の性格や目的、ライフスタイルと比較しながら自分に合ったベスト英語学習の留学先を見つけましょう。
英語学習以外の目的を整理しよう
留学での英語学習を成功させるためには自分に合った国選びをすることから始まります。
渡航する国の候補を挙げるために自分の目的を整理しましょう。
まずあなたは何の目的で英語を学習するのでしょうか?
仕事のために必要なのかもしれないし勉強や進学のために必要なのかもしれません。
趣味で英語を使いたい、国際結婚を目指したいなどそれぞれの人の目標があります。
英語圏の国といっても文化やライフスタイル、英語の特徴はそれぞれにあります。
まずは自分のゴール地点をイメージしてその夢を実現できるような国を候補に挙げていきましょう。
例えば俳優を目指していてグローバルに活躍するために英語を学びたいという人であれば舞台やミュージカルが盛んな国が留学先に向いているかもしれません。
ミュージカルに全く縁のない国よりも日々その国の演劇の文化に触れられるような環境がモチベーションの維持にも役立ちます。
仕事のために英語を学びたいという人であればより正しく文法を話す人が多い国を選ぶことが重要になります。
私たち日本人の感覚でイメージすると母国語なのに文法を間違えて話すのはありえないと思う人も多いと思います。
しかし英語を第一言語にしていても文法を正しく使えないと同時に文字が読めない人もたくさんいます。
例えばアメリカの識字率の低さは教育の格差や機会の不均等などが原因に挙げられることがあります。
ビジネスや進学などキャリアのために学びたい人へ
趣味や海外経験の獲得のために英語を学ぶのではなく進学や就職、昇進などキャリア面で英語学習をする人は留学先には第一言語が英語の国を選びましょう。
比較的第二言語を英語としているアジアへの留学もポピュラーになってきていますが、正しい英語を学べない可能性が大きくあります。
例えばシンガポール人が話す英語がシングリッシュと呼ばれるようにその国独自の英語が発達しているからです。
現地の人たちはこの英語でやりとりできているのですが、第一言語を英語としている国の人々にはうまく通じないことも多くあります。
特に試験や面接、会議など正しい文法と敬語の使用が求められる場で英語を話すために英語を学習する人には渡航先として向いていません。
かなり安い費用で留学できる点が最大の魅力でもありますが学べる言語の特徴やクセも把握しておくことが重要です。
アメリカとイギリスどっちの英語を学ぶべきか
英語学習のために留学する人がまず悩むのがアメリカとイギリス英語のどちらを学ぶのかということでしょう。
あまり違いがないのではと思われがちな両者の言語ですが文法や発音など異なる部分は多くあります。
例えばイギリス人がアメリカに留学してレストランでオーダーする時に私たち日本人のように言葉を何度も言い直さないと通じないこともあります。
英語は文字通りイギリス(英)で話される言語を指します。
これは歴史的に見てアメリカの方がイギリスよりも建国が遅かったためにこのような表記になっています。
「じゃあイギリス英語の方を学んだ方がいいのではないか」そう思う人も多くいると思います。
イギリス英語を話せて損なことはないのですがアメリカ英語の方が誰にでも伝わりやすいことがあります。
例えばイギリス英語は難しい言い回しが多く簡単な会話でも中に含まれている言語数や文法量がアメリカ英語よりも多くなることがあります。
その分習得するのは難しく発音も困難になります。
一方アメリカ英語は比較的使用している言語数や文法量が一文の中で少ないので学習する人にとってもイギリス英語よりも楽に感じることがあります。
そのため英語を第二言語として話すグローバルなビジネスマンや学生の集まりでは比較的アメリカ英語が話されていることが多いのです。
より簡単に誰にでも通じやすく自分も話しやすい英語を学びたいならアメリカ英語がおすすめかもしれません。
アメリカとイギリス、両者の違い
アメリカとイギリスで留学先を迷っている人も多いと思います。
どちらも英語を第一言語で話すために英語学習に人気の国でもあります。
両者の大きな違いは話す言語の文法や発音など言語面にあります。
しかしそれ以外にもライフスタイルや性格、文化も大きく異なります。
例えばイギリスではより伝統やマナーが重視される一方でアメリカでは最先端のトレンドや新しい考え方が重視されます。
イギリス人はより控えめで物静かな人が多いとするとアメリカ人はより活発でアクティブな人が多い傾向があります。
もちろんイギリス人でもアクティブな人はたくさんいますしアメリカ人でも物静かな人はいます。
ただ全体的に見てどちら側の人が多いのかをイメージすると両者の違いはアクティブなのか物静かなのかという点に表れます。
自分の性格がアクティブで活発でよく話す人と相性が良いという人はアメリカ、比較的インドアで人との距離感は守りたいという人はイギリスが向いているのかもしれません。
これはイギリスとアメリカの両方で暮らした筆者の意見でもちろん人それぞれにさまざまな捉え方があるので参考程度にしてみてください。
英語を学習するためにはどんな国がおすすめなのか
英語を学習するための留学先としてどんな国が最適でしょうか。
英語学習に最適な国は独自の訛りがなく英語学習者を受け入れるオープンな環境が整っていることです。
例えば英語を第一言語として話すオーストラリアやニュージランドなどのオセアニアの国々は独自の訛りがあります。
間違っている英語ではもちろんないのですが日本語でいうと関西弁や博多弁などのような訛りがあります。
方言を話す人に日本語が間違っているとは誰も言いませんが仕事の面接や接客では標準語の使用が求められることも多くありますよね。
より標準語らしい英語を学びたい人はやはりイギリス、またはアメリカへの渡航がおすすめです。
英語学習にはオープンな環境と仲間が大切
英語学習者にオープンな環境とは英語をうまく話せなくてもそれを差別したり軽蔑したりすることのない環境をいいます。
私たちが日頃テレビで見る海外、特に英語圏の人は誰もがフレンドリーで優しいイメージがありますよね。
しかし同じ人間だからこそ差別をする人もいます。
英語が話せないことをバカにして意地悪する人もいます。
そんな環境に渡航後に悩まないためにもオープンな環境が整っている地域を選ぶことが大切です。
そして英語を学んでいる仲間を見つけやすい環境も大切です。
留学生が集まる学生街や移民などを多く受け入れている地域は比較的オープンな文化が根付いています。
つまり異国の人や文化を受け入れやすい人が多いということです。
この点でいうと郊外や田舎の地域だとあまり留学生や外国人が少ない場合もあるのでやや都市寄りの地域がおすすめです。
英語学習では仲間を見つけることが大事
英語学習という目的のモチベーションを保つためにも一緒に勉強できる仲間の存在が重要になります。
渡航前でも渡航後でも同じことがいえます。
例えばYouTubeで英語を勉強していて留学をしている人を探してみてもいいし日本で開催されている留学や英会話関係のイベントに出かけてみてもいいかもしれません。
自分1人ではなかなか続けられない英語学習も仲間と一緒に取り組めば飽きることもありません。
仲間にはぜひ日本人以外を見つけてみよう
同じ日本人という立場で仲間を見つけることもとても良いことなのですが英語を学習している他国の人を見つけてみてもいいかもしれません。
お互いに話すツールが英語しかないので英語を実践する機会にもなります。
渡航前から日本人以外の人とコミュニケーションを取ることで渡航後の外国人とのコミュニケーションのギャップや文化の違いに焦ることもなくなります。
まとめ
英語学習というとハードルが高く実現できないゴールに向かってひたすら走り続けるようなイメージがあるかもしれません。
しかし私たちが日本語を話すように英語圏の人々が使っている同じ言語でもあります。
そして留学という手段は英語をとても身近なものにしてくれる最高の方法でもあります。
自分に合った国を見つけて一生モノの英語を学習していきましょう。