英語学習の進捗管理まで!?進化し続ける電子辞書
電子辞書というと、インターネット普及前こそ勉強では必須とも言える道具でした。
しかし、今ではパソコンだけでなくスマホでも、英単語の意味も事柄も調べられる時代。
タッチペンを使った手書き機能や多数の辞書を持つことこそあれど、調べる手軽さには圧倒的に劣るように思える電子辞書。
そんな電子辞書が家電量販店でも未だに生き残っているその理由には、恐るべき電子辞書の進化があったのです。
最近の電子辞書のスタンダード
最近の電子辞書のスタンダードと言えば、「手書き機能」「やたらと多い搭載辞書」「音声再生機能」でしょう。
パソコンにも「手書きパッド」という機能はあるものの、何クリックもしないといけない上に、マウスで文字を書かなければならないのです。
音声再生に至ってはサイトによっては搭載していないですし、どれもパソコンやスマホでは難しい、というより操作の方法が面倒くさい要素ばかりです。
かゆいところに手に届く、というのが現在の電子辞書のスタンダード、そして立ち位置と言えるでしょう。
動画すら扱う!?電子辞書の新常識
と書きますと、まるで電子辞書は調べることしか出来ない「ただの辞書の代わり」のようですが、実は日々進歩しているのです。
実は、多数の搭載辞書にこそその真価があり、この中には「参考書」「リスニングのためのアニメやスピーチ動画」と言ったものまで収録されているのです。
カラーマーカーはもちろんのこと、暗記カード機能までついている電子辞書があるため、完全に学習に特化した機器となっているのです。
変わり種だと「園芸入門」もしっかり画像付きで収録されていますし、中学生向けモデルでは高校入試に向けた参考書がきちんと付けられている、と言った具合。
ただ多数の辞書を搭載するだけでなく、本気で勉強したい人のために考えられているのです。
カシオが見せた新境地English Training Gym
その境地こそが、カシオのEX-word最新モデルに搭載されている「English Training Gym」。
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英語のボキャブラリー・リスニング・スピーキングが、どれだけ学べているかをグラフで確認出来るという機能です。
元々、NHKで放送されていたアニメ「リトル・チャロ」などを搭載されているEX-word。
子どもでも気軽に学習が行える上、その実績が目で見て分かるというのですから、モチベーションも上がります。
ちなみに、ライティングももちろんありますし、スピーキングに至っては録音した声で「どのように発音するように」とアドバイスをくれる機能付き。
舌の動かし方などの区別がなかなかに分かりづらい英語で、ここまで学べるのはありがたいです。
一家に2・3台は欲しくなる電子辞書
英語の指標でおなじみのTOEICや、1級になると見たことの無い字が飛び出る漢検など、様々な参考書が収録されている電子辞書。
その膨大な収録量故か、中学生用・高校生用・プロフェッショナル用などと数種のモデルに分かれていたりします。
例えば、TOEICやSPIの参考書が付いてくるモデルもあるのですが、前述した中学生モデルなどではまず必要がありませんよね。
普段使い用のモデルなどもあったりするので、余計に悩ましくなるのです。
というわけで収録コンテンツを考えると、普段使いする用・高校生の息子用・中学生の娘用と、一家に2・3台は欲しくなるのが電子辞書の恐ろしさです。
案外、姪などの誕生日プレゼントに送ってみると、感謝されるかも知れません。
まとめ
子どもの学習から、大人になってからのキャリアアップまで支える電子辞書。
ただ「調べる」だけの時代は終わり、様々な「学ぶ」ための機能への進化を遂げてきたのです。
TOEICやSPIなどは特に、就職にも関わってくる重要なポイントとなっております。
なので、「電子辞書を使った人生設計」というのを考えてみるのも、面白いかもしれません。