中学生や高校生が使用する電子辞書の選び方
電子辞書というのは中学生や高校生になると購入を考えている人もいると思います。
今はスマートフォンのアプリなどで代用できるということもありますが、バッテリーの持続の問題や使い勝手の悪さなどがあります。
電子辞書というのはコンパクトで、なにより辞書に特化している端末なので、学生など辞書をよく使用する人にとってはとても便利なものとなります。
そこで中学生や高校生を対象に、電子辞書の選び方というのをお伝えしようと思います。
収録辞書の種類をチェック
たいていの電子辞書には、国語辞典のほかに和英・英和・漢和辞典くらいは確実に収録されています。
中学生や高校生であれば、古典の授業があるので、古語辞典などが入っているかをチェックしてください。
また、英語の辞典の場合は、英単語や英文を発音してくれる機能があるものもあるので、リスニングが必要な人はあると便利だと思います。
もし学校で指定されている辞書があるのであれば、同じものを収録した電子辞書を探すといいでしょう。
注意したいのは必要のない辞書がたくさん入りすぎているものは避けたほうがいいかもしれません。
例えばビジネスに関する辞典や薬や病気の辞典、専門分野の辞典などは、確かにあると便利と思ってしまいますが、中学生や高校生の勉強には必要ないので、勉強に集中する意味でも必要以上の辞典が入っていないほうがいいと思います。
特に指定が無い場合は、「中学生・高校生向け」と表記されている電子辞書の中から選ぶのがおすすめです。
使い易い機能の有無をチェック
最近の電子辞書にはいろいろな機能があるので、調べやすくするための機能があるかをチェックしておきましょう。
おすすめの機能としては「手書きパネル」です。
これは読み方のわからない漢字などを調べる場合に、手書きで漢字を入力することができるので便利です。
使い慣れると画数から調べたり、読みから調べるよりも簡単に探すことができます。
それから音声機能もあると便利です。
英語などの外国語の場合は、スペルがわかっても発音まではなかなか理解するのが難しいことが多いですが、音声機能があると発音までわかるのでより理解力がアップします。
あとは、中学生や高校生が使用する場合は、あまり多機能すぎないというのもポイントです。
操作が複雑になればなるほど電子辞書そのものを使用したくなくなってしまいますし、余計な機能があることで勉強に集中できなくなっては本末転倒ですからね。
デザインや価格をチェック
中学生や高校生が電子辞書に求めるものは、もちろん収録辞書や機能性も大事なのですが、意外に見た目などのデザインも重要なポイントだったりします。
可愛い文房具などを使うことで勉強を頑張るということがあるように、気に入った電子辞書を持つことで勉強に身が入るということもあるのです。
実際に購入する際には、親が勝手に選ぶのではなく、親子で一緒に選ぶというのがいいと思います。
あとは価格についてですが、あまり高価なものを買わない方がいいかもしれません。
盗難の恐れもありますし、雑に扱って壊してしまう場合もあるからです。
周りの友達などが持っているものを調べて、同じくらいの価格帯の電子辞書を選ぶのがいいと思います。
購入はやはり実際に触った方がいいので、家電量販店などの実店舗で購入するのがいいでしょう。
現物を見てからAmazonや楽天市場などのネットショップで購入するのもありです。
まとめ
インターネットやスマートフォンの性能が上がっても、辞書だけの機能で言えば、やはり電子辞書の使い易さの右に出るものはありません。
高校受験や大学受験の勉強時間というものは限られていますから、いかに効率よく調べることができるかということは成績アップにおいてとても重要です。
とはいえ、電子辞書は中学生や高校生にとっては高価なものですから、上記を参考に自分にあった電子辞書を見極めて、楽しく効率よく勉強できるようにしてください。
中学生や高校生の親御さんが子供にプレゼントする場合も、サプライズであげるのもいいですが、子供の使い易さなどを一番に考えれば一緒に選ぶのがいいと思います。