今や電子辞書は中高生にとって当たり前の勉強道具です。
辞書を開いて単語を調べては閉じるそんな辞書の使い方も今では懐かしくなりました。
最近の中学生では辞書の調べ方もわからないと言われる位電子辞書が当たり前となっていますが、辞書と言えば昔ながらの引き方しか知らない世代は、家電量販店でどれを選んでいいのかなんてさっぱりわかりませんよね。
この記事を書いている私も過去量販店勤務をしていたときに必ず入学間近になると問い合わせを受けることが多かったのも電子辞書の選び方なんです。
そんな時はまず電子辞書を選ぶべきポイントを簡単に抑えてしまえばいいんです!
目的に合わせて選べる電子辞書
実は電子辞書はたくさんあるように見えて売れ筋メーカーは二社しかないと言っても過言ではない位、カシオとシャープが毎年しのぎを削っています。
電子辞書は辞書一冊を一コンテンツとして取り扱いますが、両者共に値段に応じてコンテンツが増えていきます。
中には中学生向けの辞書をメインに各教科で使える国語辞書を含めているタイプもあれば、さらに辞書数の多いコンテンツを入れた高校生モデルが用意されていたりします。
その他にはビジネス英語に特化したタイプや、中国韓国語に特化ししていたり、百科事典をメインに取り扱うタイプなど、機械の性能はほぼ同じで使う目的に合わせてコンテンツの内容を変えたモデルが販売されています。
中高生向け電子辞書はどれを買うのが正解?
実際中高生のお子さんを持つご両親が、商品を目の前にして悩む場合が多いのですが、中学生モデルを買うべきか高校生モデルを買うべきかと言う場面が毎年繰り広げられる家電量販店の売り場。
そんな場合は学校推奨のモデルと同じコンテンツが入ったタイプがおすすめです。
学校推奨のモデルなんて聞いていない!
と言われるそんな親御さんもいらっしゃいますが、電子辞書は必要とあればコンテンツ自体を単体で購入できるので心配は要りません。
ですがコンテンツの単体購入は、割高になるので最初から内蔵された多コンテンツモデルのほうがこの場合実質お得になるのです。
中高生の場合は、どの学校であれ学年指導要領に基づくので使う英単語は同じ場合が多く、辞書の世代が変わらない限り改訂版が出ないので、中学生であれ最初から高校生モデルを利用したほうが進学に伴い買い換える必要が無くなるのでおすすめです。
機能はほぼ同じでもバッテリー問題は要確認
タッチパネルの精度やネイティブ発音の音声読み上げ機能など実際触ってみると液晶の感度や操作方法は違えど、ほぼ同機能が使えるカシオのEX-wordシリーズとシャープのBrainシリーズ。
ですが肝心の電源方式の違いとメーカーの規定に基づく最大使用時間は、利用状態を理解し覚えて置くポイントとなります。
カシオのEX-wordシリーズの場合は乾電池タイプで180時間の最大使用に対して、シャープのBrainシリーズは充電池方式をとっており最大使用時間は世代にもよりますが約50時間~70時間と両者でかなりの違いが現れるのがこの部分なのです。
カシオの電子辞書は電池交換さえすればすぐ使用できるのに対しシャープの電子辞書は万一に備え常に充電ケーブルを用意しておく必要が出てくる点は、学生生活での使用に関しては注意が必要となります。
さらに安く買う為のおすすめな方法
電子辞書を買うと決めた場合やはり気になるのはその価格です。
片方のメーカーが新機能を追加すると、後追いをするようなカシオとシャープの両メーカーですがたいていの場合は大きな機能進化があるわけではなくコンテンツの刷新か、増加と言う簡単な物になっています。
電子辞書は両メーカー共に毎年新製品が発売されますが、当然新旧在庫が並ぶ時期には、旧型の高価格帯商品が新型の低価格帯と同じ値段になることも多くなります。
その際はコンテンツ数や改訂版コンテンツの有無に違いが有る場合が多いのですが、大幅に内容が変わるわけではないので旧型のほうが、お得に変えてしまう場合もある点は見逃せません。
高価格帯商品以外でも全体的に価格が安くなるこの期間は、お得に電子辞書を手にできるので、新規購入以外にも買い替え推奨の時期と考えても良いと思います。
まとめ
最近では家電量販店よりもインターネットで安く購入されることも多くなってきた電子辞書。
ですが電子辞書は学生生活でなくてはならない勉強道具となりつつある現代は、量販店で買う意味も重要となってきています。
それは初期不良や、故障が発生した際は、単に量販店に持ち込むだけでいいのか、購入通販店と連絡を取り合う手間と時間を値段優先で考えられるあまり忘れがちになっている方も多く見受けられます。
電子辞書はあくまでも電子機器の一種ですので、当然対応に時間がかかると言うアフターサポートにかかわる面をどう受け取るかは個人の判断次第となってきます。
特にバッテリー関連、電源関連は使うまで詳細な問題が表に出ない面も発生する場合があるので、購入には自身の判断が最も必要とされます。