勉強に役立つ電子辞書についてもっとよく知ろう!電子辞書の魅力と選ぶ際のポイント
辞書を快適に持ち運び、スピーディーに引きたい時に大活躍するおすすめアイテムが電子辞書です。
学生のほか社会人にとっても使うメリットが多い製品ですので持っていない方は使ってみましょう。
紙の辞書では絶対に出来ない事が電子辞書なら出来ます。
ここでは購入する前に知っておきたい電子辞書の魅力について詳しく見ていきます。
進化する電子辞書
日本の電子辞書の先駆けはシャープで、1979年に日本で販売されました。
最初の電子辞書は英和と和英合わせて約8000語の収録と、数はそこまで多くありませんでした。
しかし、現在は何冊分もの辞書データが入った電子辞書が増え、軽量化したり液晶がカラーになったりしています。
昔よりも遥かに使いやすくそして機能豊富となりましたので、勉学に励む学生の味方として使われることが多いです。
電子辞書の魅力
電子辞書が手放せないという学生も多いですが、その電子辞書の魅力は5つあります。
価格
電子辞書は搭載されている辞書が豊富で、本体に英和や和英辞典のほか、国語辞典など合計で20以上もの辞書を搭載した商品も存在します。
一つずつ紙ベースの辞書を全て購入するとなると十万円前後することもありますが、電子辞書なら二万円や三万円ほど出せば済みます。
電子辞書を買えば沢山の辞書を安くまとめ買い出来るようなものですので、安く辞書を揃えたい方に電子辞書は最適です。
辞書はデータだから軽い
電子辞書には沢山の辞書がまとめて入っていますが、それらは全てメモリーにデータとして入っています。
ですので、電子辞書は非常に軽いです。
紙ベースの辞書は一冊だけでもかなりの重量のものもありますが、電子辞書はその一冊分より軽い機種もあります。
例えば、一般的な電子辞書は約300g前後の機種が結構ありますが、それなりに分厚い紙ベースの辞書はその倍の600g以上の重さがあったりします。
勉強するために何冊もの紙の辞書を持ち運ぶとなれば簡単に1kg以上になります。
電子辞書は紙ベースの辞書より軽いので、持ち運びはとても簡単です。
カバンの中身をもっと軽くしたい時にも電子辞書を使いましょう。
直ぐに調べられる
辞書を引く方法はアナログとデジタルでは大きく異なります。
アナログ辞書は索引から探したりしますが、デジタルは言葉を入れてボタンを押すだけで直ぐに表示されます。
知りたい情報をなるべく速く調べたいなら、やはりデジタル式の電子辞書が簡単です。
また紙の辞書の場合、辞書を変えたい時は本棚から辞書を取り出して調べたりしますが、電子辞書なら本体の設定を変えることで簡単に切替が出来たりします。
スピードや扱いやすさにおいては、デジタル式の電子辞書は優れています。
辞書以外の機能
電子辞書は辞書以外の機能が付いていて、様々な事が行えます。
例えば電卓機能です。
普通の紙の辞書は基本的に「辞書をひく」ということしか出来ませんが、電子辞書はちょっとした計算をしたい時に電卓代わりになります。
また最新の電子辞書は音声録音の他、英語の発音を辞書に読み上げてもらえる機能が付いているものもあります。
英語の読み上げは正確な発音を電子辞書で聞けば、リスニング力の向上にも繋がりますので、英語の勉強をしている方は、読み上げ機能付きの電子辞書が役立ちます。
バッテリーや電池を使って単独で動く
現在はスマホを電子辞書代わりにするアプリがあるため、「スマホでもいいんじゃない?」と思う方も増えていますが、スマホを電子辞書にする方法はおすすめ出来ません。
本当に少し調べるくらいなら、スマホでも十分辞書代わりにして使えますが、長時間何個もの単語を調べる場合はデメリットがあります。
スマホを電子辞書にすると、その分だけスマホのバッテリーを消費してしまいます。
外出先でスマホを電子辞書代わりにしてしまうと、帰りの電車の中でスマホでゲームをして遊びたいとなっても、電源が無くて使えなくなる可能性もあるのです。
スマホと電子辞書を分けて使えば、そのようなこともなくなりますので、スマホを使える時間を短くしたくないならやはり電子辞書を購入して、勉強と分けて使うと良いでしょう。
電子辞書選びを選ぶ前に
そして、これから電子辞書選びをする方は、電子辞書を使って何をしたいかよく考えることが大切です。
英語の勉強をしたいのか、それとも感じの勉強をしたいのかによっておすすめとなる電子辞書は変わってきます。
英語辞典や漢字辞典のほか、フランス語やらスペイン語やら大量の辞書が一つに詰まった電子辞書もありますが、登録辞書が多くなればなるほど価格は高くなる傾向です。
ですから、なるべく安く使いやすい電子辞書を手に入れたいなら、電子辞書を使って何をしたいのか考えて、最低限必要な辞典が搭載されている電子辞書を選ぶと良いでしょう。
また、電子辞書を使ってやりたいことがはっきりしていれば、選ぶ時にも絞り込むことが出来ます。
選ぶ時の比較ポイント
電子辞書を選ぶ時は比較が重要になってきます。
そして、比較する時のポイントの一つが内蔵コンテンツです。
同じ英和辞典でも辞書によっては、詳細がかなり違うこともあります。
内蔵コンテンツに含まれる辞書の数や、その品質をチェックしましょう。
その他には重量やサイズ、起動の速さ、バッテリーのタイプや容量、コンテンツの追加が可能かどうかも比較ポイントです。
また、電子辞書はキーボード付きの製品が多いですが、快適にキーボード入力ができるかも、実際に店頭で触ってみて確かめるのがおすすめです。
日本のメーカー別シェア率
ちなみに、2017年のメーカー別のシェア率はカシオ計算機が55.7%と大半を占めています。
次いで、シャープが27.6%、キャノンが16.7%です。
シェア率が高いから良い製品だとは限りませんが、商品選びをする時の参考にして下さい。
英語関連資格の取得に適したおすすめの電子辞書
最後におすすめの辞書を二つ紹介します。
英語関連の資格はTOEICや英語検定などがありますが、それらの資格取得を目指す時に以下の電子辞書が役立ってくれるでしょう。
カシオ エクスワード XD-SR4800
カシオは電子辞書メーカーの中でも人気です。
特にエクスワード XD-SR4800は英語学習に適したスペックがあります。
小学生から高校英語まで網羅した辞書が搭載されていますので、センター試験に挑戦する学生さんにもおすすめです。
また、英語はリスニングとリーディングの力が求められますがその対策も出来ます。
英語系の辞書は、辞典の中でもメジャーなジーニアス英和と和英辞典のほか、ウィズダムやオーレックスの辞典が搭載されています。
普通の学校で習う英語の勉強のほか、英検対策やTOEIC対策に使ってみましょう。
シャープ Brain PW-SH5
カシオと同じく電子辞書でも人気のメーカーがシャープです。
そしてシャープが売り出す人気の英語勉強に適したおすすめ電子辞書がBrain PW-SH5です。
液晶画面はカラーですので非常に見やすく、更に、英検ガイド機能も付いているので、こちらも英検合格を目指す学生にピッタリな一台と言えるでしょう。
また、学習進捗管理機能という新機能があり、日々の進捗確認が出来るのもメリットです。
登録辞書はジーニアスやウィズダム辞典のほか、カタカナで引ける英和辞典など便利な辞書が入っています。
タッチパネルや音声機能があり、サイズもコンパクトでカラーは5つから選べるので、デザインを気にされる学生にもおすすめです。
まとめ
電子辞書はカラー化が進んでるだけではなく、タッチパネルを採用している商品も増えています。
タッチパネルが付いていて、タッチペンで操作できる機種ならより視覚的に操作することが出来ますので、キーボード操作が苦手な高齢者の方にも便利です。
昔よりも格段に進化して、扱いやすく辞書が豊富な電子辞書がありますので、ぜひお気に入りを見つけて勉強のお供として愛用して下さい。
参考URL・参考文献・根拠など
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%BB%E5%AD%90%E8%BE%9E%E6%9B%B8
https://casio.jp/exword/
https://kakaku.com/item/J0000026484/spec/#tab
https://kakaku.com/kaden/ic-dictionary/itemlist.aspx?pdf_Spec002=1
https://kakaku.com/kaden/ic-dictionary/guide_2075/