ミニベロのディスクブレーキは雨天走行時の安全性が向上する

ミニベロ

ミニベロ ディスクブレーキ

皆さん、ミニベロはご存じでしょうか?ミニベロは簡単に言うと小径車、すなわ20インチ以下のタイヤ・ホイールが使用されている自転車です。

小径車と聞くと皆さんは、『折り畳み自転車』をご想像されるかと思います。

しかし、このミニベロは実用車ではなく歴としたスポーツバイクに分類されます。

そのため、使用されるパーツについては、シティサイクル(所謂、ママチャリ)とは異なり、ロードバイクまたはマウンテンバイクと同じ部品が使用されています。

中でも、小径車では珍しいディスクブレーキを搭載したものも存在します。



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スポーツバイクのブレーキは2種類ある

基本的にスポーツバイクに使用されるブレーキは、デュアルピボットブレーキやVブレーキなどのホイールのリムに摩擦抵抗を加えブレーキ動作を行うものと、自動車と同様にディスクをブレーキパッドで挟み込んで摩擦抵抗による減速・停止動作を行う2種類があります。

大抵の自転車は、スポーツバイクを含めリムブレーキを採用していることが多いです。

これは、ブレーキ機構の構造自体が単純であり、コストや安全性の両立がされているため採用されています。

それでは、デスクブレーキがダメかというとそうではありません。

ディスクブレーキの特徴について、ご説明致します。



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ディスクブレーキは金属板を砥石のようなパッドで挟む構造

まず、ディスクブレーキの構造ですが前述の通り、自動車の前輪をご覧頂ければイメージし易いと思います。

基本的な構造は殆ど同じです。

金属板を砥石のようなパッドで挟む構造になります。

ディスクブレーキが自動車に採用されている時点でお気付きかと思いますが、ディスクブレーキ自体は車体重量の重い自動車でも制動できる利点があります。

そのため、ミニベロなどの小径車などスピードに比例しホイール回転数が増加する傾向にある場合はディスクブレーキの方が、制動性能において有利であり安全性が高いということができます。

ディスクブレーキは雨天走行時の安全性が向上

また、ディスクブレーキの場合は金属板を砥石状のブレーキパッドで挟み込むため、雨天走行時の安全性が向上します。

また、この構造により泥などの汚れにも強く、安定した制動性能を確保することが出来ます。

リムブレーキは雨天走行時にリムに付着する水滴により制動性能が低下

実際にリムブレーキの場合、雨天走行時にリムに付着する水滴によりブレーキの制動性能が低下します。

また、リムブレーキの場合、ブレーキパッド自体がゴム製であることが制動性能を低下させる要因となっております。

これは、ブレーキパットをディスクブレーキ同様に砥石状のものにした場合、リムが磨耗するためです。

そのため、ゴム製にしてリムの磨耗を防いでいることになります。

ただ、リムブレーキの場合はリム自体がブレーキ機構を兼ねるため、リムの磨耗が進んだ際はホイールごと交換になるため、費用も掛かります。

安くて、8000円程度の出費となります。

また、ブレーキパッドがゴム製ということは、金属片が刺さっていた場合にもリムを損傷させることになります。

ミニベロならディスクブレーキ本体が小さく重量増加が少なくて済む

ディスクブレーキの場合、ホイールとブレーキディスクが別体となるため重量は増加するデメリットがありますが、ミニベロの場合はディスクブレーキ本体の大きさが小さく出来ることから大幅な重量増加になることはありません。

また、リムブレーキとは異なりディスクとパットのそれぞれが磨耗するだけであり、ホイール本体に損傷を与えることがないといったメリットがあります。

まとめ

皆さん、如何でしょうか。

ミニベロにおけるディスクブレーキの魅力は安全性やコストパフォーマンスにあると思います。

車種は極めて限定される事もありますが、ミニベロでスポーツ走行をされたいとお考えの方にオススメできるものと考えております。

また、メンテナンス方法も覚えてしまうと簡単なことで、ホイールの丸ごと交換よりは良いものと考えます。

筆者自身、ディスクブレーキを搭載したミニベロには興味が大変あります。

ミニベロをご検討されている方は、是非とも選択しに加えてはどうでしょうか?







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