こんなミニベロ見た事ありますか？ 魅惑の三角形自転車・Strida
Strida（ストライダ）は世にも奇妙デザインのミニベロです。
その姿を一目見れば一生忘れることはない形をしています。
ミニベロとしても特別、あらゆる自転車の中においても特異な姿をしているのがStrida。
見た目の奇抜さだけなら、驚きもそこまで大きくないかもしれませんが、Stridaはその見た目に加えて世界中でも絶大な人気を誇るミニベロとして名を馳せています。
今回はStridaについて詳しく解説していきます。
ダイアモンドフレームならぬトライアングルフレーム
スポーツバイクに少しでも親しんでいる方であれば、自転車のフレームのオーソドックスな形がダイアモンド型であることはご存知かとおもいます。
ダイアモンドフレームは現行のテクノロジーとコストの兼ね合いで、最も自転車として理想的な形状であるとされる形です。
ではStridaはどうでしょう？一目見ればわかる、自転車とは思えぬ形。
二輪付いているから辛うじて自転車かな？と想像できるほどの見た目の危うさがあります。
ですがよく見ると、クランクもついているし、ハンドルだってフラットバー、サドルもあるし、その辺にある自転車と全く遜色ないコンポーネントを備えている事に気づくと思います。
ミニベロとしても類を見ないし、自転車としてもかなり変。
そんな姿をしているのStridaです。
世界中で大人気！
Stridaは世界各国でオーナーイベントとして走行会が開かれている程の人気のミニベロだってことをご存知ですか？
知る人ぞ知るミニベロでありながら決して販売台数は少なく、日本でも様々なイベントでStridaは登場して注目を浴びています。
Stridaの良さ
折りたたむことができるStridaは折りたたむと「車輪で歩く棒」とも形容される形に変形します。
その着想はベビーカーから得た様で、折りたたんだ後にも持ち運びはとっても便利な形になります。
また、折りたたんだ後には駆動系によって汚れがほとんど付かない仕様となっているため、安心して持ち運ぶ事も可能です。
（チェーンが金属製ではなく、樹脂で作られたベルト状のものを採用しているため）ブレーキはディスクブレーキを採用しているモデルとドラムブレーキ（機構が外へ出ていない形のブレーキ）を採用しているモデルのそれぞれがラインナップ。
ブレーキメンテナンスや調子が悪くなって、煩わしい手間をかけられることも、それぞれのブレーキではほとんどありません。
また、折りたたみに要する時間は折りたたみ式ミニベロ界でも屈指のスピードで、およそ10秒足らずで収納が可能となります。
特殊なトライアングルフレームの形をとるSrtidaならでは、といった所ですね。
また、ミニベロでおなじみの街乗りにぴったりなタイヤの大きさも当然兼ね備えています。
タイヤの径は16インチと18インチがラインナップ。
16インチは普通の自転車では考えられない、異次元の漕ぎ出しを楽しむ事ができます。
とにかく楽しい走行感
Stridaはスポーツバイクに属しますが、スピードだったり高級な軽量パーツによる安定した走行といったやり方ではない方法で楽しむ事ができます。
もちろん、特別な形状の自転車を所有する事への楽しみという点は当然で、Stridaはゆったりと走ることへの面白さを伝えるミニベロです。
速さと軽快さが自転車においては違った概念であることが、Stridaを乗れば分かってきます。
地面の状態を感じながらも、それは不快ではなく、いつもの道路がちょっとした冒険の道へと変わる様な新しい視点をStridaは与えてくれます。
Stridaを乗ると、Stridaからの別の世界が見える。
そんな面白さを秘めているんです。
もちろん、利便性や携帯性には文句無しのミニベロです。
一味違ったミニベロを楽しみたい方にはおすすめです！
まとめ
ミニベロは単に従来の自転車をサイズダウンしただけに止まらない独特の乗り物です。
Stridaもミニベロの形だからこそ生み出す事ができた自転車です。
ミニベロの世界は広く、その中でも最もミニベロの面白さを体現したのがStridaでしょう。
自転車を楽しむ気持ちをもう一度味わいたい人には是非おすすめです。
スペックだけではない、いろんな楽しみ方がそこに見えてくる事でしょう。