サイクリング感を出しすぎにサイクルジャージを着こなすためのポイント4つ
サイクルジャージは、単純にその着心地が好きだという方もいることでしょう。
その着心地が好きなのであれば、そのまま街着としても着たくなることもあるものです。
でもやはりサイクルジャージはサイクリング感が強いアイテムですから、なかなかそれがうまくできません。
それをするにはポイントがあるのです。
ここではそのポイントについてみていきます。
派手な色味を使わない
サイクルジャージを、サイクリング感を出さずに町で着こなすためには、派手な色味を使わないということが大切になります。
たとえばサイクルジャージには、原色系のカラーのものがたくさんあります。
それは、サイクルジャージならではの特色でもあり、それが可愛かったりもします。
しかし、街着としてはそれはサイクリング感が強すぎるのです。
まさに上記の通り、それはサイクルジャージならではの特色なのですから、サイクリング感が強くなるのは仕方ないのです。
逆に言えば、たとえサイクルジャージであっても、その派手な色味がなければ、その分だけサイクリング色が消えていくということになるのです。
だから、街着としても着たいのであれば、派手な色味のものは避けるのがおすすめです。
特に上は暗めの色が吉
とくに上は、暗めの色が正解です。
上の服が与える印象というのは、やはり下の服が与える印象よりも強くなります。
人は当然話すときには顔のあたりを見ますし、別に話し相手ではなくとも、初対面の人を見る時にはまず顔から見るものです。
顔をみれば、当然その視野角には上の服も入ってきます。
だから、基本的には上の服のほうが衣装には残りやすいのです。
その上の服でサイクリング色を強く出しすぎてしまうと、全体的なサイクリング色が強くなってしまうのも仕方ありません。
それを避けるためにも、上の服はなるべく暗めの色を選んでくのがおすすめです。
タイトすぎないものを選ぶこと
サイクルジャージには、タイトな服が多いです。
そしてそれは、一般的なイメージにもなっています。
だから、タイトなサイクルジャージでは、どうしてもサイクリング色が強く出てしまうのです。
でも逆に、ちょっとゆるめのサイクルジャージだったらどうでしょうか?
ちょっとゆるめのサイクルジャージであれば、そのサイクリング色は出なくなります。
だから、上も下も、少し緩めのものを選ぶのがおすすめです。
下は特に緩めのほうが良い
どちらかといえば、特に下がゆるいほうが良いです。
上もゆるいほうがカジュアル色が強くなるのですが、下がタイトすぎると、どうしてもすごくスポーティーな印象が強くなってしまうんです。
ひいてはそれはサイクリング色につながります。
だから、それはおすすめできません。
またバランス的にも下がゆるいほうがおすすめです。
下がゆるくて上がやや緩いくらいであれば、全体的にAラインのシルエットになります。
Aラインのシルエットは非常にカジュアル色が強いので、そのシルエットが与える印象からもスポーティーな印象が抜けていきます。
だから、下がゆるいほうが良いのです。
短いことでのタイトさも避けるべき
タイトというのは二つの意味があります。
一般的にタイトといわれてイメージするのはやはり、横にタイトなものです。
それも間違いではありません。
でも、タイトには、横ではなく縦のタイトもあるのです。
つまり、あまり短いサイクルジャージは避けないとならないということです。
短いズボンは、それだけでスポーティーな印象が強くなってしまいます。
スポーティーな印象を少しでも減らして、カジュアルな印象を強くしていくことが大切になりますから、短いサイクルジャージも避けるようにしていきましょう。
サイクルジャージの短いは、本気の短いであることも多いですから、なおさら避けないとなりません。
柄物はなるべく避けるのがおすすめ
またサイクルジャージには、柄物のものもたくさんあります。
柄物はたしかにうまくカジュアルに着こなすことができれば、それだけでおしゃれ度が増して、サイクリング感も消していくことができます。
しかし、うまく着こなすのが難しいものであることは間違いありません。
ましてやサイクルジャージの柄物は、やっぱりちょっとカジュアルな柄物ではなく、一癖ある柄物であることが多いです。
だから、だいたいの場合でうまく着こなすことができません。
それならばいっそのことをそれを避けてしまった方が良いです。
では、避けて何を着るのが正解になるのでしょうか?
2色くらいの色使いのものを着る
柄物を避けて着るべきなのは、2色くらいの色使いのものです。
たとえば、黒に赤のラインとか、白と黒とか、そうした落ち着いた色使いのものを使うのがベストです。
そういう色味のものは、決してそこまでカジュアル感が強いわけではありません。
でもその代わり、スポーティーな印象もできる限り抑えることができるようになるのです。
カジュアル感を出すことができなくても、スポーティーな印象をおさえることでサイクリング色を消していくことができます。
また、上記のように色柄以外でもカジュアル感を出すことはできます。
なので、色柄ではそこまでカジュアル感を高めることは意識する必要はありません。
機能的なものを選ぶとなじみやすくなる
もう一つ、サイクルジャージを街着としてなじませるためのポイントがあります。
それが、機能的なものを選ぶということです。
機能的なものとはたとえば、ポケットがたくさんついているものなのです。
ポケットがたくさんついているものは、少なくともそれだけでスポーティー感がなくなります。
カジュアル感が強くなるのです。
だから、それだけでサイクリング感がなくなります。
たとえば、ミリタリーパンツを想像してみてください。
ポケットがたくさんついていますよね。
だからすごくカジュアルに見えます。
あれがもしポケットがついていなければ、スラックスのように見えてキレイ目に見えることもあります。
全然印象は違ってくるのです。
たかがポケットではありますが、それが与える印象はすごく大きい。
なので、なるべく機能的なものを選ぶようにしていってください。
上も同じ
それは下だけの話ではありません。
上着でも同じことなのです。
上でも当然機能的であるほうがカジュアル感は強くなります。
ただ上の場合は、下ほどに機能的具合が目立つものはありません。
なので、そこまではっきりとカジュアル感を出すことは求めないほうが良いです。
そうではなく、たとえば胸ポケットが目立つものなど、それくらいの機能性を求めればよいです。
そのくらいのものであれば、サイクルジャージの中にもあります。
だから、決して選ぶのに苦労することはありません。
機能を足すのもあり
たとえばサコッシュなどの小さなバッグを持って、機能を足すというのもありです。
小さなバッグはカジュアル感が強いですし、機能的に見せることでカジュアル感を増すこともできます。
だから、サイクルジャージを町になじませるのにはすごく役立ってくれるのです。
まとめ
サイクルジャージを町できる際には、これらのポイントを押さえてきていってください。
そうすれば自然とスポーティーな印象が抜けていき、町になじみやすくなっていきます。
スポーティーなサイクルジャージはそれはそれでかわいいですが、町ではそれははまりません。
どうせならはまる格好で出かけた方が居心地が良いことは間違いありませんから、うまく着こなしていってください。