サイクルジャージにプラスアルファでできる日焼け対策について
ロードバイクというスポーツはとても日に焼けるスポーツです。
たかが日焼けとあなどってはいけません。
日焼けは火傷と同じことです。
快適にロードバイクをたのしみたいのならば日焼け対策が絶対に必要です。
サイクルジャージにプラスアルファをすることで日焼けを大幅に減らすことができます。
日焼けは焼けた直後だけでなく、後々ダメージが出てくることもあるので注意が必要です。
ロードバイクは日に焼けやすい
ロードバイクというスポーツは基本的に日に焼けやすいです。
ほとんどの道は日向です。
そして、ロードバイクは長時間行うのが基本のスポーツです。
太陽から降り注ぐ紫外線だけでなく、道路から反射してくる紫外線でも焼けることが多いです。
なぜ、日焼け対策が必要なのか
ロードバイクに乗る人はなぜ、日焼け対策が必要なのかについて説明をします。
日焼けはただ、肌の色が濃くなるだけではありません。
日焼けは立派な火傷です。
肌の弱い人、もともと色白な人の中には肌が日焼け対策をしないと、肌が炎症を起こしてしまい、痛みやかゆみを感じたり、肌が向けてしまったりします。
そうでなくても、日焼けをすると肌にダメージがたまり、それが疲労に繋がります。
ロードバイクのパフォーマンスが悪くなってしまいます。
また、日焼けは将来の健康にも大きな悪影響を及ぼします。
日焼けはシミや黒子の原因になるだけでなく、皮膚がんに発展する可能性も高いです。
目が紫外線を受けると緑内障になってしまうリスクが高くなります。
サイクルジャージだけでは不十分
ほとんどのサイクルジャージはUVカット機能が付いています。
しかし、ロードバイクを楽しむのならば、サイクルジャージのUVカット機能だけでは紫外線対策は不十分です。
サイクルジャージ以外の部分は丸出し
サイクルジャージを着ている部分は日焼けをしなかったとしても、サイクルジャージから出ている肌は直接紫外線を浴びてしまうことになります。
UVカット機能は完璧ではない
サイクルジャージのUVカット機能が100パーセントに近かったとしても、100パーセントではありません。
ちょっとしたお出かけ程度ならば90パーセントの紫外線カット機能で十分であったとしても、長時間、強烈な紫外線を浴びているのならば肌にダメージを受けてしまいます。
UVカット機能は劣化する
サイクルジャージに表示されているUVカット機能はあくまで、新品の時の表示です。
サイクルジャージに限らず、UVカット機能のある製品は時間とともにUVカット機能が劣化していってしまいます。
1年以上来ているサイクルジャージのUVカット機能は過信し過ぎないようにしなければなりません。
日焼け止めを使いましょう
紫外線対策としてもっともおすすめなのが日焼け止めです。
なるべく強力なものを選択
日焼け止めにはさまざまな種類がありますが、ロードバイクをするのならばなるべくUVカット機能の高い強力なものを選びましょう。
汗や水に強いことも大切です。
海やプール用などと表示されているもの、絶対焼かないと表示されているものがとくにおすすめです。
こまめに塗り直す
日焼け止めはロードバイクの出発前に1回塗ればその日一日中効力があると言うわけではありません。
よく汗をかくのならば2時間から3時間に1回塗り直すようにしましょう。
休憩時間に塗り直す習慣をつけるのがおすすめです。
しっかりと落とす
日焼け止めを塗ったら、しっかりと落とすようにしましょう。
日焼け止めが肌に残っていると肌が荒れてしまうことがあります。
汗や水に強い日焼け止めは落ちにくいです。
シャワーを浴びるだけでなく、しっかりと石鹸を使って落とすようにしましょう。
スプレー式もおすすめ
日焼け止めにはリキッドタイプだけでなく、スプレータイプのものもあります。
これは特に、頭へ使うのにおすすめです。
髪や頭皮も日に焼けます。
とくに、分け目は紫外線からのダメージを受けやすいです。
髪の毛が痛むだけでなく、頭皮が劣化してハゲや白髪、パサついた髪の原因になりやすいです。
リキッドタイプの日焼け止を頭に塗るのは難しいですが、スプレータイプならば簡単です。
頭にはヘルメットを被ってはいますが、ヘルメットは風通しの良さと軽量化のために穴だらけです。
紫外線効果はあまり期待できません。
特に重点的に塗る場所
日焼け止めで特に重点的に塗る場所は首と顔です。
首は紫外線にさらされやすいです。
また、皮膚が薄い場所でもあります。
ハイネックのサイクルジャージであっても必ず日焼け止めを塗るようにしましょう。
首だけでなく、耳の後ろまで忘れずに塗り伸ばしましょう。
顔も紫外線を浴びやすい部署です。
日焼け止めを塗らないと、サングラスやヘルメットの痕がくっきりと残ってしまい、恥ずかしい思いをします。
それから、意外と忘れがちなのが、グローブの穴です。
グローブには風通しを良くするために穴が開いていますが、日焼け止めを塗らないとこの穴の通りに日焼けをして、かなり目立つ手になってしまいます。
サングラス
目には日焼け止めを塗ることが出来ません。
目に紫外線が入り込むと疲労を感じやすくなります。
さらに、肌も日焼けしやすくなります。
ロードバイクに乗っている時にはとくに問題なく感じたとしても、あとで炎症が起きて目がちかちかしたり、痛くなってしまったりすることがあります。
とくに天気の良い日海や湖、川、雪景色の中をサイクリングする場合にはいつもよりもさらに紫外線が強くなるので絶対に使うようにしましょう。
アームカバー
サイクルジャージが半袖の場合はアームカバーで腕をおおうのがおすすめです。
通気性が良いものならば汗をかいても快適にサイクリングをすることが出来ます。
内側がメッシュ素材になっているものは特に風の通りが良いです。
季節によっては防寒用品としても重宝をするでしょう。
グローブ
グローブにはショートタイプとロングタイプがあります。
指先が出るショートタイプは涼しいので暑い季節には人気ですが、紫外線にさらされてしまいます。
日焼けを避けるのならば指先から手の甲まで全てを覆っているロングタイプのグローブがおすすめです。
とはいえ、暑いのでなるべく通気性を重視したものを選びましょう。
ショートタイプのグローブを選ぶ場合は日焼け止めを塗るのを忘れないようにしましょう。
フェイスカバー
目の下から顎、首回りをすっぽりとおおうフェイスカバーは顔の日焼け止め対策にとても有効です。
冬には防寒性の高いものがあります。
夏場は通気性を重視して蒸れないように作ってありますが、それでもない方が涼しいのは事実です。
飲み物を飲む時にも一々ずらさないといけません。
使ってみて、自分には合わないと思ったのならば無理をしないようにしましょう。
レッグカバー
アームカバーと同じように、足を覆うことによって日焼けを防ぎます。
風通しが良く、足の動きを妨げない商品が多くあります。
レッグカバーによっては反射板がついていることもあるのでより安全に走行をすることが出来ます。
まとめ
ロードバイクを乗る時には日焼け対策がとても大切です。
紫外線は身体にさまざまなダメージを与える恐ろしいものです。
サイクルジャージはUVカット機能があるものがほとんどですが、それだけでは紫外線対策は十分とはいえません。
日焼け止め、サングラス、アームカバー、レッグカバー、フェイスマスク、グローブなどを組み合わせて対策をしましょう。