ジャストサイズのほうが良い?ゆるめのサイクルジャージのメリットとは
サイクルジャージは、やはりぴたったとしたサイズ感で着用している方が多いです。
でも、最近では、あえてゆるめのサイクルジャージを着ている方もいるのです。
あえてそうやって着るのは、当然メリットがあるからにあります。
では、サイクルジャージをゆるめに着ることにはどのようなメリットがあるのでしょうか?
ここではそんな、ゆるめのサイクルジャージのメリットを紹介していきます。
よりカジュアルに着ることができる
ピタピタのサイクルジャージと比べると、ゆるめのサイクルジャージはカジュアル感が強くなります。
やはりぴたったとしたサイズ感のジャージは、スポーツのためのアイテム感が強いのです。
もちろんそれはそれでかっこよく見えることもあります。
でも、たとえば、そのままの格好で町で買い物ができたりするかといわれれば、それには疑問符が付きます。
やはりやや恥ずかしいと思ってしまう方が多いのではないでしょうか?
しかしサイズ感がゆるめのサイクルジャージであれば、街中でそのまま着ていても問題がないくらいにカジュアル感が強くなります。
だから、あえてゆるめに着る方が増えてきているのです。
街中が乗る人が多いということ
カジュアルに着ることができるから、あえてゆるめにサイクルジャージを着ることが増えてきているということは、自転車を乗る人の乗り方にも変化が生じてきているということになります。
自転車を乗る人は、少し前まではやはり遠出をすることが多かったです。
がっつりサイクリングを楽しむのです。
でも今では、たとえば通勤に使用したり、ちょっとした買い物に使用したりすることが増えてきているのです。
そうして、カジュアルに着れる着方を求める人も増えていったというわけです。
夏場でも涼しく着ることができる
サイクルジャージは、基本的に通気性がよいことが多いです。
通気性が良くて速乾性に優れているからこそ、自転車というハードな運動をしながらでも着ることができるのです。
でも、いくら通気性が良くても、やはりピタっとしていると、その通気性には限界があります。
そこに、ゆるめにサイクルジャージを着ることのメリットがあるのです。
ゆるめに着ると、やはり裾のあたりなどから風が入ってくるようになります。
それはつまり、ただでさえ通気性が良いサイクルジャージの通気性を、さらに高めることができるということです。
そんな風にしてさらに通気性が高まれば、たとえば夏場でも気持ちよく自転車に乗ることができるようになります。
日本の夏はとにかく暑い
日本の夏は、年々暑くなっているような気さえしてきます。
毎年毎年連続猛暑日の記録を塗り替えているように思うものです。
実際、死者が出るくらいに暑いことは間違いありません。
そこでピタッとしたものを着ていると、たとえそれの通気性がすごく良いとしても、結局暑さはよりひどく感じるようになるのです。
その暑さに耐えるためには、やはり風を少しでも感じられるようにしていかないとなりません。
それができるのが、ゆるめのサイジングのサイクルジャージになるのです。
冬場でも着こみやすくなる
そんなメリットがあるので、逆に冬場は寒いというデメリットがあるのではないかと思いますよね。
たしかに、メリットとデメリットは表裏一体ですから、だいたいの場合ではメリットの反対側にデメリットがあります。
しかし、ゆるめのサイクルジャージの場合には、メリットの裏に単純にデメリットがあるわけではありません。
なぜなら、ゆるめのサイジングであれば、冬には着こむことができるからです。
ピタッとしたサイジングだと、たとえば下に何かを着こむことは難しいです。
だから必然的に上に何かを羽織るくらいになります。
でも、ゆるめのサイジングであれば、下にも何かを着こむことができるし、上にも何かを羽織ることができるのです。
結果、より暖かい状態で自転車に乗ることができるようになります。
夏場でも冬場でもメリットがあるのが、ゆるめのサイジングのサイクルジャージなのです。
デメリットがないわけではない
メリットの裏にデメリットがあるわけではないのですから、ゆるめのサイジングのサイクルジャージはすごく魅力的に見えます。
ただ、ゆるめのサイジングのサイクルジャージにだって、デメリットがないわけではありません。
きちんとそのデメリットについても知っておくべきでしょう。
空気抵抗を感じやすくなる
ゆるめのサイジングのサイクルジャージの一番のデメリットは、何と言っても空気抵抗を感じやすくなってしまうことです。
サイクルジャージを着ることにはいくつかのメリットがあります。
たとえば、安全性を確保したり、通気性を良くして快適に自転車に乗ることができるようにしたり。
そのうちの一つのメリットとして、空気抵抗を感じづらくするという点もあるのです。
ぴったりしたつるつるの素材の服なので、やはり普通の服を着ることと比べたら、はるかに空気抵抗を感じないのです。
だから、自転車に乗っていても多少疲れづらくなります。
自転車は、基本的にすごく早いスピードで進んでいきます。
早いスピードで進んでいけば、当然その分だけ風の抵抗を感じるようになるのです。
風の抵抗が強いと当然その分だけ疲れるのは当然です。
なのであまり長い距離を走れなくなることもあるでしょう。
でもそれではやはり自転車の良さを感じられなくなることもあります。
だから、サイクルジャージを着るのです。
フィット感のなさに着心地の悪さを感じることも
ゆるめのサイクルジャージには当然フィット感がありません。
サイクルジャージは基本的にフィットさせることを意識して作られていることが多いです。
それなのにフィット感がないとなると、やはり違和感を感じることもあるのです。
そしてそれが着心地の悪さに感じられてしまうこともあります。
そうなるとやはり、自転車に乗っていてストレスを感じてしまうでしょう。
もちろんそれは、次第に慣れていく可能性も高いです。
最初のうちは違和感を感じていたものでも、次第に慣れていくのが人間ですから。
でも、最初のうちには着心地が悪く感じられることはあるのです。
結果、慣れる前にそれを着なくなることもあるでしょう。
そうなったらすごくもったいないです。
生地の伸び感なども感じられなくなる
フィット感のあるサイクルジャージを着ていると、生地の伸び感を感じることが多いです。
サイクルジャージとは運動をするときに着ることを目的として作られていますから、当然着ているうちに運動をさせづらくするようではだめです。
ピタッとしているもので、運動をすることを阻害しないためには、生地の伸縮性を高めるしかありません。
だから、サイクルジャージはすごく伸縮性が高いですし、それを気持ちよいと感じることも多いのです。
でも、ゆるめのサイジングではそれを感じることができない。
だから、着心地悪く感じてしまうことがあるというわけです。
最初からサイクルジャージに着心地の良さなんて求めていないということであれば、ゆるめのサイジングは十分おすすめできますが、それを気にする場合にはよく考えないとなりません。
まとめ
ゆるめのサイクルジャージには、カジュアルに着ることができたり、夏場でも冬場でも快適に着ることができるようになるという利点があります。
でも、当然デメリットもあるのです。
だから、それが自分に向いているのかどうか、それをしっかりとよく考えて選ぶのがおすすめです。
もし合うと思ったら、ツーサイズくらい大きいものを選んでみてください。