パンクし易いママチャリの原因とは?

ママチャリ・シティサイクル

後輪

シティサイクル(通称ママチャリ)は、多くの方が通勤や通学、買い物の移動手段として利用しています。

その結果、使用頻度も高く、毎日使用するとパンクする頻度も高まります。

しかし、ママチャリの中には買って間もないのに直ぐパンクするものや頻繁にパンクを繰り返すものがあります。

そこで、今回はママチャリがパンクし易い原因について、探っていきたいと思います。



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1.空気圧は適正ですか?バルブがちゃんと閉まってる?

さて、ママチャリのタイヤの空気圧は、新品だろうが購入してから時間が経っていようが関係なく、パンクに影響します。

そもそも、タイヤの空気圧が適正でなければ、段差や砂利道を走行した際に突起物がチューブに突き刺さりやすくなります。

その他、街乗りをするとどうしてもちょっとした段差が多く、クッション性が失われた状態のタイヤでは、リム打ちと呼ばれる現象によりパンクも発生します。

これは、タイヤ表面に何も突き刺さった痕が無いのにパンクしている現象です。

特徴としては、チューブに並行して2箇所穴があいているということです。

その他、定期的に空気を入れているものの、バルブの締めが甘く、空気が抜けやすくなり、リム打ちを頻繁に起こすことがあります。

先ず、ママチャリは定期的に空気を入れ、バルブの締付け状態の確認することをおすすめします。



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2.タイヤが異常に摩耗していませんか?亀裂が入っていませんか?

ママチャリは意外に耐久性が高く、本体自体は長い期間使用できるものの、タイヤだけは自動車同様に消耗してしまいます。

また、屋外駐輪場の中には太陽光が当たりやすい場所があったりするため、タイヤ自体が紫外線により劣化していきます。

その結果、タイヤ表面に無数の亀裂が生じ、走行時に砂利や細かい金属片がチューブに突き刺さりやすくなります。

そのため、タイヤも目視で傷んでいないか確認することがおすすめです。

ママチャリのタイヤは意外に安く、パンク修理を頻繁にするよりはタイヤ自体交換した方が安上がりになることがあります。

また、タイヤが傷んでいる状態でいくらチューブを交換しても、何度もパンクする原因となりますので注意が必要です。

3.実はリム内部に加工時のバリが残っているかも?

意外に新品の自転車なのに、直ぐにパンクすることが少なからずあります。

空気圧は適正かつゴムチューブも新品、タイヤだって綺麗な状態でも朝駐輪場に止めた自転車が夕方にパンクしているなど経験されることがあります。

その際、非常に不思議に思うことやパンクしたことにより一気に気が滅入ることもあります。

さらに、パンク修理をしても直ぐパンクする場合、ホイールすなわちリムの内部に金属片すなわちバリが残っている可能性があります。

リムの表面仕上げが甘く、スポークの取り付け穴を開けた際に小さな塊が残っていることがあります。

このような場合、何度も修理してもパンクは改善されないため、リム内部を一度研磨することをおすすめします。

4.チューブはヘタっていませんか?

さて、長い間使用してきたゴムチューブはどうしてもヘタってしまいます。

基本的にゴムなので、空気を入れることで伸びます。

結果、経年劣化により、スボンのゴム同様に伸びてしまい、新品時の厚みは失われてしまい、いとも簡単にパンクし易くなります。

特に、水が滲み込むことでゴムが膨張して劣化するといった現象もあります。

そのため、ゴムチューブはパンク修理をした際に伸びていると感じたら交換がおすすめです。

目安としては、ホイールとタイヤ間への納まりが悪いと感じた際で十分です。

まとめ

私自身、ママチャリやロードバイク、そしてクロスバイクで何度もパンクに悩まされてきました。

適正な空気圧を管理しているのに何度もパンクを繰り返すことは少なからずあり、自転車屋での修理が高くつくため、自分自身でパンク修理を行っています。

その結果、原因不明のパンクの多くはホイール製造時の仕上げ不足や異物付着、そしてリムテープの厚さ不足など様々です。

安価なママチャリですが、何度もパンク修理を繰り返すと割高に感じます。

そのため、速やかにパンクの原因を探ることで無駄な費用発生を防ぐことが出来ます。