ママチャリのグリップ交換!どうすればいい?好みにカスタム!
ママチャリとは自転車の中でも、幅広い年齢層そして男女問わずに利用できる交通手段です。
多くの方が、通勤や通学、買い物に利用でき動力は自身の体力であり、非常に経済性の高い乗り物です。
しかし、オールアルミフレームの自転車は錆びにくく、長い間乗れるもののちょっとした部品の劣化で廃棄されることもあります。
特に自転車のパーツで劣化し易いのは、タイヤとハンドルグリップです。
1.ハンドルグリップが劣化するとどうなる?
さて、ハンドルグリップはタイヤ同様に太陽光すなわち紫外線の影響により劣化します。
また、雨や汗などによって劣化の進行度合いも異なります。
しかし、劣化するパターンは決まっており、プラスチック系の場合は紫外線により硬化して、ひび割れが生じるといったことがあります。
この場合、手に劣化したプラスチックの破片が付着するといった事象が増えます。
一方、水分と紫外線のダブルによる影響は非常に不快な劣化を伴います。
特に汗には油脂が含まれ、プラスチックやゴムを軟化させることがあります。
この場合、グリップを握るとベタベタした感覚、そして手に溶けたグリップが付着してしまいます。
こうなった際は、速やかにグリップの交換をおすすめします。
グリップ自体は高価なものではなく、自分自身で交換することも容易です。
2.グリップの交換…以外に大変な場合はどうするか?
自転車のグリップを交換する際、どうしても困るのは劣化したグリップが外れにくいことです。
力を入れて取ろうとすると、劣化したグリップが千切れてしまったり、手が滑ったりと作業性が非常に悪くなります。
また、マイナスドライバーを隙間に差し込み抉って取り外すこともありますが、怪我の危険性があるためおすすめはしません。
そこで、一番簡単な方法は古いグリップをカッターで切ってしまうことです。
ただし、カッターを使用する際、安全性を確保するためケブラー軍手の使用が安心です。
ケブラー軍手は刃物で手を切る危険性を防ぐことや汚れたり、滑ったりすることを防ぐことが可能です。
どうせ廃棄するグリップなので、容赦無くバッサリと切るのが一番ラクな方法になります。
3.交換する際、おすすめしない方法とは?
さて、グリップ交換で大変なのは古いグリップを取り除く他に新しいグリップの取り付けです。
特に、グリップ自体はハンドルバーにフィットするため、取り付け穴が細くなっています。
その為、伸縮性の高い状態である新品のグリップは取り付けに苦労することになります。
この際に、シリコーンスプレーなどを塗布して、滑りを良くするという方法がありますが、具リプ自体の寿命を考慮すると一番おすすめ出来ない方法です。
グリップの材料に使用されている成分が油に溶解してしまい、劣化を早めることとなります。
この場合、なるべく素材への影響を避けるため、台所洗剤を薄めたものを使用する方がおすすめ出来ます。
台所洗剤は基本的には中性であるため、劣化がし難いといったメリットがあります。
4.グリップのアレンジでクラシックなママチャリも可能!
では、ママチャリでもオシャレに乗りたい、クラシックな感じが好きという方にはロードバイク様のバーテープがおすすめです。
革製のものからコルク製のものまで様々です。
巻き方自体は簡単なものであり、自分自身の手のサイズに合わせてグリップの太さの調整も可能です。
その他にも、革製やフェイクレザー製のグリップが売られており、ママチャリに個性を与えることが出来ます。
まとめ
実は、ママチャリを含め自転車のグリップは非常に劣化し易いものです。
人間の皮脂により、グリップ自体が劣化し、握り心地は最悪な状態になります。
しかし、非常に交換が容易なグリップの劣化で廃棄処分をすることは勿体無いです。
そこで、たった1,000円ちょっとのグリップに交換するだけでもママチャリの寿命を伸ばすことが出来るため、常に手が触れる消耗品の交換は重要なこととなります。