ミニベロの盗難防止策!
最近、サイクリングブームや健康ブームにより自転車に乗っている方をよく見かけます。
特にその中でもロードバイクやクロスバイクよりもミニベロを見る機会が増えたと思います。
ミニベロの魅力は20インチ以下の小径車である女性に非常に人気です。
やはり、ミニベロは日本人向けの自転車ですが、小型であるが故に簡単に盗難にあいます。
そこで盗難対策について紹介します。
ミニベロの盗難は?
基本的に自転車の盗難というと鍵の掛け忘れが一番多いですが、わざわざ鍵を壊して盗む手口が多いです。
自転車のシティサイクルいわゆるママチャリの鍵ですが主に馬蹄錠と呼ばれるものが主流です。
以前は、前輪をロックしたり、サドルを上げてロックするなどの自転車もありました。
しかし、馬蹄錠はペンチ1本で破壊出来ます。
また、ミニベロやクロスバイク、ロードバイクの場合、チェーンやワイヤーロックが一番主流ですがワイヤーカッターで簡単に破壊できてしまいます。
しかし、現在の盗難は鍵をその場で破壊する必要がなく、鍵をかけた状態で盗難にあいます。
特に高額なロードバイクや軽いミニベロは簡単に持ち運びできるので非常に問題です。
鍵を掛けて安心していても、いざ自転車が無くなっている状況はショックが非常に大きいです。
盗難対策のダブルロックは無駄
先ほど、自転車に鍵が掛かったまま盗まれると述べましたが、基本的にこの方法であれば前輪と後輪をロックするくらいでは、軽いミニベロなら簡単に盗難にあいます。
ただし、ダブルロックはミニベロやクロスバイク、そしてロードバイクを悪戯から守るのには有効です。
ただし、盗難は別です。
ダブルロックのメリットは、高価なミニベロやクロスバイク、ロードバイクなどクイックリリースでホイールが脱着可能です。
基本的にフレームと後輪だけをロックしても、フロントホイールが外されることがあります。
そのため、フロントホイールは悪戯防止のためワイヤーロックすることをおすすめします。
ミニベロを確実に守る方法とは?
基本的に前後のホイールとフレームをダブルロックします。
そして、長いワイヤーロック錠で柱などの構造体にワイヤーを巻き付けてロックすることをおすすめします。
この方法なら、鍵が掛かったままでも盗難に合う心配がなくなります。
しかし、ワイヤーが長くなるほど重量が増加します。
そして、軽いワイヤー錠ほど細い鋼より線が使用されるため、ペンチやワイヤーカッターで破壊されます。
多少重量は重くなりますが、10㎜以上のワイヤーが使用されているものをおすすめします。
また、ワイヤー自体は複数の鋼線が撚られていますが、極端に本数が多いものは避けることをおすすめします。
実際に、ワイヤーの素線が細いと簡単に切られますので注意が必要です。
ミニベロが盗難に合う訳とは
基本的にミニベロが盗難にあいやすいのは、人気があるだけでなく部品取り車として盗難にあったりします。
特に高価なミニベロになるとロードバイクと同じ部品が使用されていることが多く、部品を利用する価値が出てしまいます。
また、フレームと部品をバラバラにしてもオークションなどで簡単に販売できてしまいます。
フレームの場合は、車体番号が登録されているため盗難車と判断可能ですが、部品を個々に分解してしまえば殆ど盗難品かわからなくなります。
ミニベロやスポーツバイクなどは、絶対に盗まれないようにがっちりとワイヤー錠で固定することをおすすめします。
また、安価なワイヤー錠で細いものは、防犯効果が得られませんので、携帯性は犠牲になるものの頑丈な鍵を3つ使用するのが一番です。
まとめ
筆者自身、ロードバイクを2台所有していますがダブルロックして2台のロードバイクを長いワイヤー錠で繋ぎ合わせて支柱に固定しています。
基本的に見た目では盗難防止効果がされていない様に見えますが、実際には1台でも盗もうとすると2台盗む必要があります。
また、支柱に固定されているので、確実に盗難防止になります。
現在ミニベロの購入を検討していますが、盗難防止対策はこの2台と一緒にくくりつけてしまおうと考えています。