ミニベロをヤフオクで購入するならレストア覚悟!
今は『弱虫ペダル』や健康ブームのお陰からか自転車ブームが到来しています。
ちょっとした距離の通勤や通学、買い物なら自転車を使用する人が多いです。
その中で人気があるのがミニベロですが、やはりブームが去ると中古品が多く出回り、ヤフオクでは破格の値段で落札可能です。
しかし、ヤフオクでミニベロしかりスポーツバイクを購入した際は、レストアする覚悟が必要です。
ヤフオクは商品の状態が良くない
ヤフオクで、ミニベロを格安で購入しようとしても余程のサイクリストでない限り、保管状態やメンテナンス状態は最悪です。
実際に毎日乗った自転車が邪魔になったので、ヤフオクに出品する方が多いです。
この場合、殆どの消耗部品はボロボロでフレームに大きな傷やベアリング部の錆などが見られます。
確かに新品当時は高価なミニベロだったかもしれませんが、メンテナンスのされていないものは、鉄くず同然です。
しかし、この鉄くず同然のミニベロをレストアすることだって可能です。
サイクリングが趣味で、セカンドバイクとしてミニベロを所有していた方がヤフオクに出品する場合、状態が良く高値で落札されます。
しかし、ミニベロなど自転車のメンテナンス知識があればレストアした方が安く手に入れることが可能です。
正直、自分好みのパーツに組み替えたり、再塗装することも可能です。
自転車のパーツは消耗品!
ヤフオクで出品される自転車の多くは、現状での販売です。
これはミニベロも同様であり、殆どの場合はちょっとしたメンテナンスや酷い場合はレストアが必要です。
特に、消耗の激しいパーツはブレーキシューやワイヤー類などです。
この辺は簡単なメンテナンスで済みますが、殆ど雨曝しに近い状態で保管されたミニベロなどはギヤとチェーンは錆でボロボロ、BBやホイールのハブはグリスが抜け、ベアリングがゴロゴロの状態です。
これを再び正常な状態にするにはオーバーホールというよりレストアしか方法はありません。
特にサイクリングブームで前のユーザーが購入し、ヤフオクに出品される場合はもはや朽ち果てる寸前だったりします。
消耗品の交換すらまともにされていないので、例えビアンキやルイガノといった有名メーカー品が格安で出品されていても、メンテナンス出来ない方が落札するのはおすすめできません。
レストアする方法は?
基本的に、ヤフオクでミニベロを落札したら最低でもオーバーホール、最悪でもレストアが必要です。
オーバーホールは、基本的に既存のパーツを全て洗浄してグリスアップするだけです。
また、消耗品を交換するだけなので大した手間は掛かりません。
一方、レストアですがもはや使用できるものはフレームとホイール程度しか残っていません。
先ず、ミニベロを全て分解します。
そして、コンポーネントは全て新品に交換をおすすめします。
現在ではセット販売されているので、シマノ製の『CLARIS』や『SORA』がおすすめです。
レストアは、フレームを全て洗浄し、砂埃を除去します。
塗装の劣化が激しい場合は古い塗装を除去した上で、再塗装します。
ここがレストアの魅力の一つです。
自分オリジナルのミニベロになるので、世界に1台というわけです。
また、ヤフオクで購入した格安品なら気にせずレストアが出来ます。
あとは、部品を組み付け、タイヤを新品に交換すれば殆ど新品同然です。
ヤフオクで落札した鉄くずが見事にミニベロに復活します。
新品のミニベロを購入するより低予算でするので興味のある方にはおすすめです。
レストアするのに最適なフレームとは?
やはり、ミニベロのフレームと言えども寿命があります。
そこでフレームを選ぶ際は注意が必要です。
特にヤフオクで中古フレームを購入する際はアルミフレームはおすすめしません。
アルミ合金は強度がありますが、傷や凹みがあると寿命が短くなります。
また、金属疲労も鉄に比べ早いので、レストアには向きません。
ヤフオクの中古品はどんな使用をされていたか不明なのでいつフレームが破損するか想定できないのが現実です。
一方、レストアに向くのはクロモリフレームです。
基本的に鉄製であり、錆びるものの防錆処理や塗装をすれば長い期間使えます。
また、多少の傷は全く問題ありませんし、変形も修正できるのでレストアにおすすめです。
まとめ
筆者自身、少ない小遣いで如何にミニベロを購入するか悩んでいます。
中古品でレストアが必要なビアンキあたりをヤフオクで落札しようかとも考えています。
基本的にロードバイクのオーバーホールは自分で行うので、レストアして少ない予算で楽しむこともありだと考えています。
新品を購入するより安価ですし、コンポーネントもほぼ新品をヤフオクで販売していたりとうまく使えば、格安でミニベロが維持できると考えています。