初心者もロード上級者も必見!ミニベロの利点と高級製品のススメ

ミニベロ

BIANCHI (ビアンキ) ミニベロ小径車 MINIVELO-8 FLAT BAR(ミニベロ 8 フラットバー ) 2017モデル(チェレステクラシコ) 54サイズ

ミニベロと言えば、クラシカルなフォルム・折り畳み時のコンパクトさを思い浮かべる反面で、走行性能や乗り心地に不安を抱いて敬遠する人も少なくないのではないでしょうか?

今回は、これから自転車を購入したいという方にも、すでに本格的なロードバイクを所有しているかたにも、ミニベロの魅力を感じてもらいながら実際に商品をご紹介したいと思います。



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ロードバイクとミニベロの決定的違い

そもそも、ロードバイクではなくミニベロを選択することに、どんな利点があるのか?

まずは一般的な街乗り用ロードバイクと、ミニベロの決定的違いを説明いたします。

単純に走行性能だけで言えば、ロードバイクの方に軍配が。

巡航速度については保証付きで、長距離走行の際は高速を維持しやすく、ペダリングの負荷も少ないのがロードバイクの特徴です。

ロードバイクには競技用という側面もあるため、走り続けることに主眼を置いているからとも言えます。

ただし、「街乗り」という視点で考えると欠点が。

停止する際の乗り手への負荷が大きいため、信号の度に止まる・また短距離走行をする…といったスタイルには少し不向きと言えます。

そんな時は、ミニベロ。

ロードバイクとミニベロには、短距離走行・停止のしやすさに決定的違いがあるのです。

もちろん、タイヤサイズが小さい分、ミニベロのほうがペダリングが多くなるのは言うまでもありません。

ただしそれは、あくまでも長距離走行を想定した場合の話。

停止時の乗り手への負荷については、タイヤサイズがかえって功を奏し、ロードバイクに比べるとはるかに楽なのです。

また、停止状態からの走り出しにも違いがあります。

ロードバイクは速度を維持しやすい乗り物ですが、反面、走り出しから加速することを苦手とするため、乗り手への負荷は言うまでもありません。

その点、ミニベロは小回り・加速ともにしやすく、街中の繊細な動きにはぴったりと言えるのです。

スタート時の加速だけで言えば、プロ仕様のロードバイクよりもミニベロに軍配が上がる、という識者の意見もあります。

これまでのなかで「ミニベロのタイヤサイズ」に触れてきましたが、「タイヤサイズが小さいからペダリングが多くなるのでは?」と疑問に思っている方もいることでしょう。

これは大きな誤解のひとつです。

実際にひと漕ぎで進む距離は、タイヤサイズ(ホイール径)ではなくチェーンが取り付けられている部分(ギア比)で決まります。

とはいえ、ミニベロのなかでもやはり「案の定ペダリングが多くなり、疲れる」という品があることも否めません。

そこでおすすめしたいのが、価格分の性能が保証されたミニベロなのです。

自転車発祥の地であり、競技人口も多いフランスが世界に発信しているミニベロ。

性能の高いミニベロのほとんどが、このフランスや欧州各地で生産されています。

本記事の最後に、高級ミニベロをいくつか厳選して紹介いたします。

こんな人にミニベロがおすすめ

さて、ここまで長くミニベロの説明をさせていただきましたが、実際にどんな人にミニベロが向くのでしょうか?

まずはご存知の通り、ミニベロ最大の特徴は「折りたためる」ことにあります。

車のボンネットなどに積むのもよいのでしょう。

もともとドライブがお好きなかた・遠出で自転車も利用する機会がある方などにはぴったりです。

それだけではなく、アパート住まいで専用自転車置き場がない・そもそも外に愛車を置くのが心配…というかたにも、うってつけでしょう。

実際に、集合住宅にお住まいの方に根強い人気を得ているようです。

また、見た目のかわいらしさやカラー展開の豊富さで、ちょっと高級志向の女性にも人気があるようです。

高級メーカーの製品も、女性を意識した生産に力を入れているようで、ポップなカラーリングや操作しやすいパーツ構成をどんどん打ち出しています。



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高級品を選ぶメリット

さて、この後は5万円~20万円の高級ミニベロのご紹介に入ります。

何故、あえて高級品をご紹介するのか?

それはずばり、性能です。

ロードバイクとの違いで述べた通り、ペダリングが多くなって走行中に疲れを感じる製品が存在するのは、否めない事実です。

こういった製品の多くが、安価で大量生産をしている低品質のものであり、ギア比などを考慮に入れていないものなのです。

その点、高級ミニベロと呼ばれる価格帯のものは、競技用バイクのメーカーなどがその技術をしっかりと生かして、ミニベロの特徴だけではなくスポーツバイクとしての性能も意識しているものがほとんどです。

バイクは、定期メンテナンスや日ごろのチェックを怠らない事で、いつまでも乗れるもの。

街乗りという使い方に限定して考えると、製品によっては四輪駆動車を超える乗り心地を実現するものも多数あります。

そういったことを考慮しつつ、ここでは「高級ミニベロ」に絞ってご紹介をします。

おすすめの高級ミニベロ4選

ターンヴァージュS27h

tern(ターン) Verge N8 20インチ 2016年モデル 折りたたみ自転車 [8speed、アジア限定モデル] ホワイト/グリーン 16VRN8WHGR

マウンテンバイクとの複合を意識した製品で、ミニベロ特有の街乗りだけではなく、あらゆる用途に使える逸品です。

前後にバッグを装着できるラックがあり、ダイナモにはハブと呼ばれる乗り心地を左右しない発電機を標準装備。

変速は27段階と、ミニベロにはあるまじき凄まじい機能を備えた、まさに「万能機」です。

折り畳み時のサイズも非常にコンパクトで、車に積み込んで遠方でのツーリングをする…という楽しみ方にはぴったりでしょう。

ランドナーと呼ばれる名機のマイナーチェンジモデル。

ブロンプトンM3L

30年以上の歴史を持つ伝統的なミニベロです。

愛用者も多く、知名度はNo.1と言えるでしょう。

フォルムはスマートで、なんといっても折り畳みのしやすさ・コンパクトさは他の追随を許しません。

タイヤのサイズは、ミニベロの中でもかなり小さめの16インチ。

サドルの位置が高めに感じますが、ガンガン前のめりになって乗りこなすというよりも、あくまでもミニベロの利点である「街乗り」に特化した製品です。

お値段の高さは、全製品の製造がイギリスで行われているため。

佇まいに風情を感じます。

ブルーノ/Minivelo 20 road

スポーティなスタイルのミニベロ。

ドロップハンドルで、発進・停止のコントロールがしやすく、普段はロードを乗っている方には特におすすめです。

サブブレーキもついており、これから運動目的で自転車を購入したいという初心者の方にもよいでしょう。

ロードとのハイブリットともいえる逸品。

ビアンキ/MINIVELO-8 FLAT BAR

BIANCHI (ビアンキ) ミニベロ小径車 MINIVELO-8 FLAT BAR(ミニベロ 8 フラットバー ) 2017モデル(チェレステクラシコ) 54サイズ

ビアンキ製品は女性に愛好者が多く、その理由はカラーリングの豊富さです。

もちろん、ギア比やブレーキコントロールのしやすさもミニベロの特徴をしっかりと再現しており、乗り心地は折り紙つき。

街乗り用のバイクといえばこのメーカーというほど多数の製品を出しており、都内にある直営店だと目移りしてしまうことでしょう。

ミニベロだとドロップハンドルタイプがありますが、慣れるまでは大変苦労するので、ここではフラットバーをおすすめします。

クラシックな雰囲気と現代的なかわいらしさの両方を持つ定番製品。

まとめ

ミニベロとロードバイク、それぞれに利点があります。

近年になってミニベロの需要があがり、各ブランドが「ともすると四輪駆動車を超える走行性能・乗り心地」を意識して開発に取り組んでいます。

ゆったりと散策する上で、様々な利点のあるミニベロ。

是非この記事をご参考に、本格的な自転車は初めてという方も、マニアのかたも、興味を持っていただければと思います。








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