夏のママチャリは汗と紫外線対策を念入りに! 4つのポイントで爽やかな夏を!
ママチャリはとても便利ですが、夏場は大変なことも多いです。
日傘が使えないので、紫外線対策には工夫が必要です。
複数のアイテムを併用するのがおすすめです。
また、汗対策も忘れないようにしましょう。
子どもを乗せるのならば子供へのケアも忘れてはいけません。
ひと手間かけて夏も快適にママチャリライフを送れるようにしましょう。
ママチャリはあらゆる角度から日焼け対策が必要
夏のママチャリの的の一つは強い紫外線です。
工夫をして日焼けを防ぎましょう。
日除け帽子は風に負けないものを
紫外線をカットしてくれる日除け帽子は多くありますが、ママチャリに乗る時には使えないものも多くあるので注意をしましょう。
日除け帽子はあくまで歩くときに使われることを想定して作られています。
なので、ママチャリなどで強い風を受けると飛んでしまう可能性があります。
片手で頭を押さえながら乗るのはとても危険です。
また、クリップなどで止めておいても大きなツバがはためいてママチャリの運転に集中しにくくなったり、場合によっては視界をふさいでしまうこともあるのでとても危険です。
おすすめはサンバイザーです。
半透明のサンバイザーは視界をふさぎません。
また、固い素材で頭にフィットするものならば風にあおられる心配もありません。
自転車専用のものもあります。
サングラスやコンタクトで目のダメージを軽減
紫外線のダメージを受けるのは肌だけではありません。
目も紫外線のダメージを受けます。
目が強い紫外線を受けると疲労感を感じたり、肌がメラニン色素を生成したり、白内障や緑内障を引き起こす原因にもなります。
紫外線カットのサングラスやコンタクトなどで守るようにしましょう。
日焼け止めは質よりも回数で勝負が正解
ママチャリに乗る時には日焼け止めを塗るようにしましょう。
様々な日焼け止めが市販されていますが、強力なものを朝1回塗るよりは、効果が弱くても頻繁に塗り直す方が良いです。
夏場は、とくにママチャリに乗っていると汗で日焼け止めが落ちてしまいます。
また、強力な効果があるものは肌の負担が大きい場合もあります。
できることならば30分に一度塗り直すことを心がけましょう。
顔、首、手、耳の後ろ、脚など肌が露出しているところは忘れずに塗りましょう。
1枚羽織って肌の露出は出来るだけ少なくしましょう
日焼け止めを頻繁に塗り直すというのはなかなか大変です。
1枚羽織って肌の露出を減らせばその分、日焼け止めを塗らなくて済みます。
紫外線カットのスカーフやパーカー、手袋などを利用するのがおすすめです。
1枚で首から腕、手の甲までカバーしてくれるものだと着脱が楽です。
ママチャリに乗っている時だけでなく、冷房の効いた室内などでも使えるものもあります。
年齢の出やすい手の甲はとくに日焼けに注意を
ママチャリに乗っていると手の甲は真上から紫外線を浴びることになってしまいます。
そして、手というのはとても年齢の出やすい場所と言われています。
ママチャリにアームカバーを付けたり、手袋を付けたりして日焼けを防ぎましょう。
傘ホルダーを付けて日傘をさすのは違反です
女性の日焼け対策として一般的なのは日傘ですが、ママチャリでは使えません。
ハンドルに傘を固定するホルダーが売られていますが、これで日傘をホールドして走行するのは危険ですし、違反です。
爽やかにママチャリを乗りこなすには汗対策を
夏というのはただでさえ汗をかきやすい季節です。
ママチャリに乗って身体を動かしていればさらに汗は噴き出ます。
家に帰ってそのまま風呂場へ行くことができるのならばよいですが、人に会ったり、買い物をしたりするならば汗対策をしっかりしましょう。
ママチャリに乗る日は快適に過ごせる下着をセレクト
ママチャリに乗る日はとくに涼しく過ごせる下着をセレクトしましょう。
薄着ならば薄着な程涼しいとは限りません。
さまざまなメーカーから冷感インナーが発売されています。
涼しく感じるだけでなく、汗の吸収がよく、快適な肌触りです。
脱臭効果のあるものも多いので汗の臭いもある程度防いでくれます。
ママチャリの乗る前と後は制汗グッズを使用
ママチャリに乗る前と乗った後は制汗グッズを使用して汗の臭いをカバーしましょう。
制汗グッズはスプレーやクリームタイプのもの、ウェットティッシュのようなものなどいろいろあります。
携帯しやすいものや、自分の肌に合ったものを選ぶとよいでしょう。
また、汗を拭きとる時に、化粧も直す習慣を付けるとより良いでしょう。
ママチャリはスタミナが大切。健康管理に気を付けて
夏のママチャリで恐ろしいのは熱中症です。
熱中症をおこさないようにしましょう。
適切な水分補給と塩分補給をこころがけましょう
熱中症予防にはまず、体内の水分と塩分を不足させないことです。
汗でどんどんと水分や塩分が流れ出ていくので、喉が渇いたときはもちろん、喉が渇く前に補給するようにしましょう。
スポーツドリンクだと糖分が多過ぎる場合もあるので、少し薄めたものがよいでしょう。
ミネラルなども含まれた塩飴もおすすめです。
スタミナのある食事を心がけ、無理をしない
熱中症は水分と塩分だけでは防げません。
日ごろからスタミナのつく食事を心がけましょう。
豚肉やオクラ、長芋、ウナギなどは疲労回復物質であるビタミンB1が多いので積極的に摂りましょう。
寝不足だったり、体調がすぐれないときには無理をせずにママチャリの使用を控えましょう。
子どもを乗せる場合は子どもの対策も忘れずに
ママチャリの前や後ろに子どもを乗せる場合は子どもへの対策も忘れないようにしましょう。
日向に置いたチャイルドシートは熱くなりやすい
ママチャリを日向に留めておくとチャイルドシートは熱くなりやすいです。
大人はママチャリと接する場所がサドルとハンドルだけなのであまり気になりませんが、チャイルドシートの椅子は大きく、背もたれもあります。
脚や腕などが剥き出しになるような服を着せていると特に熱く感じてしまいます。
チャイルドシートが黒ければより熱を吸収し、熱くなりやすいです。
なるべく日向に駐輪をしないようにしましょう。
子どもを乗せる前に触って確認をし、熱いようならば濡らしたタオルで拭いたり、ミスとを吹きかけるなどの対策をとるとよいでしょう。
子どもの紫外線対策も忘れずに行いましょう
紫外線対策が必要なのは大人だけではありません。
子どもの紫外線を浴びすぎるのは健康によくありません。
特にママチャリの前に子どもを乗せる場合は目的地の方向によっては真正面から強烈な日差しを浴びてしまうことになります。
子どもにもこまめに日焼け止めを塗ったり、サングラスをさせたり、紫外線カットのパーカーなどを羽織らせるようにしましょう。
また、レインカバーのように、紫外線をカットした素材でチャイルドシートをスッポリと覆うようなものやひさしを作るアイテムもあるので、頻繁に子どもを乗せる場合は活用するようにしましょう。
まとめ
ママチャリを夏に乗るのならばしっかりと紫外線対策を行いましょう。
日焼け止めや紫外線カットグッズを上手に使いましょう。
帽子は風に負けないものをつかいましょう。
汗も下着などを気を配ると不快感を減らせます。
また、熱中症にならないように体調管理には気を付け、水分と塩分の補給はこまめに行うようにしましょう。
ママチャリに子どもを乗せる場合は子どもの紫外線対策や暑さ対策もしっかりと行いましょう。