第二の高性能サイコンブランド「LEZYNE(レザイン) 」が人気になった5つの理由
昨今のサイクリングブームから様々なサイコンメーカーが増え、安いものから高いものまで幅広いラインナップを選べるようになりました。
そんな中、昨今高い注目を集めているメーカーが「LEZYNE(レザイン) 」で、登場当初から人気を集めています。
今回は数あるサイコンの中でレザインがなぜ人気なのか、レザインのサイコンのメリットをご紹介していきます。
私が絶対おすすめするサイコン(サイクルコンピュータ)ランキングはこちら
高機能サイコンが人気
長距離のサイクリングなどで、走行データなどを取得するためにサイコンを取り付けるのはいまや当たり前になってきました。
サイクリングを始めるときにとりあえず付けることの多いサイコンですが、サイクリングの面白さに取りつかれ、いわゆるロードバイク沼にはまるとサイコンにもこだわりたくなってくるでしょう。
最近ではロードレースなどに参加するユーザーでなくとも、高機能サイコンを求める声が高まっています。
高機能サイコンを選ぶ意味とは
サイコンの基本機能は「走行スピード」「巡航スピード(平均スピード)」「総走行距離」などです。
いわゆるファンライドなど気軽なサイクリングであればこれでも十分ですが、よりスポーツに近い楽しみ方をする場合は趣味で乗っていてもトレーニングに挑戦する場合もあるでしょう。
スポーツ自転車のトレーニングの場合、持久力に影響する心拍数や、ペダリング効率の指標になるケイデンスの把握が必要になります。
またファンライドにおいても、走りながらルートの確認ができるマップ機能が有効になります。
サイクリングをより深く楽しみたいというユーザーが増えたことから、こういった機能を備えた高機能サイコンの人気が高まっているのです。
高機能サイコンの低価格化でシェアが拡大
元々高機能サイコンは機能が充実するほど価格が高くなっていましたが、各社が開発に乗り出し販売数も増えたことからラインナップも増えて価格も下がってきました。
それによってライトユーザーも気軽に購入できるようになり、サイクリング中に高機能サイコンを装備したロードバイクを見かける機会が増えています。
これからロードレースやイベントに参加を検討している方は、このタイミングで高機能スマホを導入するのがおすすめと言えます。
私が絶対おすすめするサイコン(サイクルコンピュータ)ランキングはこちら
そんな中注目を集める「LEZYNE(レザイン) 」
元々高機能スマホと言えばGARMIN(ガーミン)の人気が高く、選択肢も実質ガーミンのみと言っても過言ではありませんでした。
そこに参入したのが「LEZYNE(レザイン)」で、現在GARMINと人気を二分するほどの人気を得ています。
レザインとは
レザインは2007年に創立した自転車アクセサリーを主に開発販売する企業で、日本ではアウトドア用品の販売を手がけるdiatec.ltd(ダイアテック)が販売を請け負っています。
フロアポンプやハンドポンプ、マルチツールなどの自転車アクセサリーを展開し、高性能なヘッドライトも好評を得ています。
まだ若い企業ですが、現在の自転車ブームに合わせた商品開発が好評を得ています。
日本向け商品登場から急激にシェアを獲得
レザインのサイコンが日本市場に参入した歴史は浅く、2016年に「LEZYNE GPS」を日本向けにブラッシュアップして初登場しました。
かねてからレザインのサイクルアクセサリーの評判が高かったこともあり、LEZYNE GPSシリーズは注目を集めいまや定番のサイコンとしての地位を確立しています。
レザインの5つのメリット
そんなレザインの売りはいったいどのようなところにあるのか、ユーザーからの評判とレザインのこだわりからメリットを紐解いてみましょう。
高品質高コスパ
レザインが登場当初から人気を集めた理由のひとつとして、品質の高さが上げられます。
現在では高機能を謡うサイコンも多く投入されていますが、安い価格帯だとどうしても品質にほころびが出ている場合が多いですサイコンは屋外使用で使用時間も長くなるため、最低限使用中のトラブルが起こらない品質は求められるでしょう。
レザインは品質を保ちながらもコストを抑えることに成功し、手に取りやすい価格がシェアを伸ばしているひとつの要因になっています。
レザインの場合、ソフトウエアから設計、製造まで自社で行っているため、品質を落とさず低コスト化を実現しています。
高いデザイン性
コスパを抑えると製造時の手間を抑えるためにシンプルなデザインにすることを求められますが、レザインのサイコンはデザインにも注力しています。
一目でレザインとわかるメカニカルなデザインは他のサイコンとは一線を画し、限定カラーの投入でもユーザーの目を引きます。
これはレザインが開発するフロアポンプやライトなどサイコン以外のサイクルアクセサリーも同様で、使うアクセサリーの見た目も重視したいという現在の需要にマッチした商品開発と言えるでしょう。
駆動時間が長い
現在日本市場向けに投入されているレザインのサイコンはすべてGPS式になっています。
かつてのGPSサイコンは製品の特性上バッテリー持ちが悪く、現在でも一部の商品では駆動時間の短さがデメリットになっています。
レザインのサイコンはGPS式でありながら、駆動時間の長さで好評を得ています。
最低価格のMINI GPSでも最長約22時間の使用が可能で、主要メーカーの同価格帯の充電式GPSサイコンとしては最長クラスです。
特にブルベなど長時間の駆動を求められるシーンでは、この駆動時間は大きな魅力になります。
全て機種でBluetooth接続に対応
サイコンは心拍数やケイデンスなどのデータを取得するには、それぞれ別途センサーが必要になります。
これらの機器との接続は現在無線式が主流になっており、ANT+、もしくはBluetoothが採用されています。
レザインのサイコンは全ラインナップでBluetooth接続が可能になっています。
心拍センサーやケイデンスセンサーにはBluetooth接続の商品が多く、価格が安いセンサーもBluetooth式が多いため、ここでもコストを抑えることが可能になっています。
一部レザインの上位モデルではANT+での接続に対応しているものもあるので、ANT+対応の機器を使用しているユーザーの移行にも対応しています。
スマホ・パソコンなどのガジェットとの接続
サイコンは情報取得するツールとしては優秀ですが、小型であるという特性からトレーニング目的でのデータ解析をするには少し難儀します。
レザインでは、元々一部高機能サイコンでのみ可能だったスマホやパソコンなどとの接続によるデータ共有機能をすべてのモデルで備えています。
パソコンではウェブサイトで、スマホでは専用アプリがそれぞれ無料で使用でき、サイコンで取得したデータを細かく分析することが可能です。
スマホとの接続では、スマホに入った通話やメッセージなどの通知をサイコンに表示する機能が利用できるほか、スマホで取得したマップ情報をサイコンにナビとしてガイドさせる機能も使用可能になります。
これらは現在レザインのサイコンすべてで利用可能で、機能的な面でのコスパはレザイン最大の売りと言えるでしょう。
まとめ
このように様々なメリットがあるレザインのサイコンですが、登場から日が浅いことも合って残念ながらその販路はまだ狭いのが現状です。
しかし販促イベントの開催も積極的なので、積極的に情報収集していれば手に取る機会もあるでしょう。
レザインは現在もサイコンをはじめとして日本市場に積極的に商品を投入しているので、これからの動向にも注目です。