地方で暮らすあなたにおすすめしたい「ママチャリのある暮らし」と、ママチャリ選びのヒント
電車やバスなどの公共交通機関が便利な都会ではなく、地方に住んでいる方々は、近所のスーパーへの買い物にも自家用車を利用している方が多いのではないでしょうか。
そんな方におすすめしたいのがママチャリです。
ここでは、なぜママチャリがおすすめなのかについてと、ママチャリを買うときの選び方のヒントについて書いていきたいと思います。
日々の生活で体を動かせる
まず、ママチャリに乗ることで運動不足の解消になります。
自転車を漕ぐと、下半身の筋肉をしっかりと使えます。
全身の筋肉の約7割は下半身にあり、ここを鍛えることで代謝が良くなって贅肉がつきにくい体になるそうです。
というわけで、メタボが気になる方々には特におすすめ。
スポーツジムでエアロバイクを漕いでいる方々をテレビなどでよく見ますが、普段の生活の中でママチャリを使えば、無料でジム通いしているようなものと言えるかも。
生活の中で自然に運動ができるのであれば、わざわざ高いお金を払って体を動かす必要がなくなりますよね。
買い物で運動不足解消
健康の維持のためには、一日30分程度歩くことが良いといわれています。
自転車を漕ぐことは、ウォーキングと比べてカロリー消費は若干少なめになるのですが、地方であれば、自宅から行きつけのスーパーやドラッグストアを回れば、普通に30分~1時間くらいのサイクリングになるという方も多いのではないでしょうか。
ロードバイクと違いママチャリにはカゴがついていますから、ある程度の量までの買い物に本当に便利です。
地球にもお財布にも優しい
しかも、自転車はエコな乗り物の代表格。
燃料は自分の体力だけ。
ガソリン代はゼロで、地球に負担がかかりません。
そしてもちろん、お財布にも負担がかからないですよね。
運動不足の解消や体力づくりもできるうえに、地方暮らしだとどうしても日々の暮らしで積み重なっていくガソリン代を節約できる、ママチャリはいいことずくめの乗り物と言えます。
ママチャリ選びのヒント
次は、ママチャリを選ぶ際のヒントをいくつか挙げてみたいと思います。
一言でママチャリといっても、値段が安いものから高いものまでいろいろあります。
とはいえロードバイクのような10万円を超えるような値段のものは、まずありません。
安いもので10000円くらいから、高めのものだと2~30000円といったところです。
ライトについて
何によって値段の差が生まれるかというと、まずライトがオートライトかどうか。
最近では、暗くなると自然にLEDのライトが点灯するタイプのママチャリが増えていますが、昔ながらの手動で電球のスイッチを入れるタイプの自転車もまだまだあり、こちらの方が値段は安め。
ただし、こうした古いタイプのライトは、夜点灯して走っているとペダルが重く感じます。
オートライトタイプだとほとんど重くなりません。
ギアとタイヤについて
またギアがついているかどうかでも値段が変わってきます。
坂道が多いエリアに住んでいる方は、多少高くてもギア付きの自転車の方が便利かも。
さらに、少し高めのものを選ぶと、パンクしにくいタイヤが使われていることが多いです。
田舎の道を走っていると、結構タイヤがパンクすることが多いもの。
自分で修理するのはなかなか面倒ですし、自転車屋で修理してもらうと1回につき1000円くらい、タイヤそのものを交換するとなると、さらにお金がかかります。
ただ、最初に安い自転車を買い、パンクを繰り返してしまったら、その時に自転車屋でパンクしにくいタイヤを買って交換してもらうこともできます。
自転車の素材とカゴについて
値段が高めのママチャリは錆びにくい素材が使われていることも多いです。
とは言え、せっかく購入したママチャリをなるべく長く使いたいと思う方は、どんな素材のものであれ、雨ざらしにせず、使わないときには屋根付きの駐車場に置くか、それが無理でもカバーをかけておくのがおすすめ。
最後に、普段の買い物にママチャリを使うなら、なるべくカゴが丈夫で大きめなものを選ぶようにしましょう。
まとめ
以上が、地方で生活する方に「ママチャリのある暮らし」をおすすめする理由と、ママチャリ選びのヒントです。
都会では道路は車が多くて自転車で走りづらく、またスーパーなど、駐車スペースはもちろん自転車の駐輪スペースも十分でないことが多いです。
その点、地方であれば駐車場だけでなく駐輪場も広々としているお店が多いですね。
天気がいい日など風を切って自転車を漕ぐのは気持ちよく、それだけで気分転換にもなります。
もちろん夏は暑くて大汗をかいてしまったり、日焼けが気になったりということもあるかもしれませんが、完全に自家用車をママチャリに切り替えるというところまでいかなくても、普段の生活の中でいつも車を使うところを時々は自転車で行ってみる、といった感じで、気軽に暮らしの中にママチャリを取り入れてみてはいかがでしょうか。