硬派なミニベロmasiで行こう。
ミニベロを選ぶ理由には、お洒落だからという理由は大きな幅をしめていると思う。
しかし、お洒落と言っても色々なお洒落が有る。
ではmasiはどんな種類のお洒落なのか?masiのお洒落はトラッドに例えられると思う。
それも、イタリアの自転車なのに、ブリティッシュトラッドに近い感性を感じる。
1945年創業以来、頑固に貫いて来た拘りがそれを醸し出しているのではないだろうか。
ミニベロFIXEDの渋さ、そしてピストバイク
masiのミニベロにシングルスピードのミニベロFIXEDが有ります。
まずその姿を見て欲しい。
渋い、渋過ぎる。
↑masi MINI VELO FIXED
拘りは姿だけでは無い。
このFIXEDはシングルスピードと言う通りギアが着いていないのでどんな坂道でも自分の力に頼らなければならず、しかもピストバイクなのでべダルを逆回転させても空回りしない。
想像できますか。
進んでいる限りペダルを回し続けなければならないのです。
正にじゃじゃ馬。
なんでそんなミニベロを作るんだ?何故って、そこが老舗masiの拘りです。
渋い?
鬼の角のようにハンドル
そのピストバイクを操り易いようにハンドルの形状も工夫されていて、鬼の角のようにハンドルが前方に流れています。
前のめりに成りながら自分がmasi FIXEDを操っている姿を想像してみてくだい。
ん~しびれる~
しかし繰り返し言いますが、シングルスピードで有ると言う事をお忘れなく。
これに乗るときには、例え乗りづらいと思える時でも涼しい顔をして乗らなければお洒落では有りません。
ある女優さんが、「お洒落とは我慢する事」と言っていました。
そう、美しい女優がタイトでキツイ服をハイヒールを澄ました顔して着こなすように、澄ました顔してmasi FIXEDを乗りこなしましょう。
おしゃれなmasi「カフェレーサー」は、もちろんクロモリ
とは言っても私ムリ~というお嬢さん、masiには他にもお洒落なミニベロがございます。
その名もカフェレーサー。名前からしてお洒落じゃないですか。
↑masi MINI VELO CAFFE RACER FLAT
しかもこのカフェレーサーのカラーにはピンクも有ります…って、決して子供騙しではありません。
このカフェレーサーにもmasiの拘りが詰まっています。
このカフェレーサーもmasiのご多分にもれづクロモリです。
最近の自転車は軽量化の為に様々な素材を使っています。
それも確かに良いのですが、masiは昔ながらのクロモリに拘っています。
このクロモリは自転車のしなやかさも伝わり、乗り心地が良い、特に長時間自転車に乗らなければならない時には疲れが違ってくるはずです。
トップチューブは独特の高さ?
それから自転車に乗る時に、又下のトップチューブは高い位置に有るので、もしかしたらスカートでは乗りにくいかもしれません。
そこもmasiの拘りなのでしょう。
自転車側も乗る人を選ぶと言う訳でしょうか。
自転車にそんな事を言わせず乗りこなしましょう。
勿論男性にもこのカフェレーサーはお勧めです!ピンクに乗りたいのであればそれも良し、他の色を選ぶこともできます。
フレームのサイズは身長に合わせて3サイズ有ります。
男性にはmasi「カフェレーサードロップ」がおすすめ
もしかしたら、男性はドロップハンドルの方が良いですか?実はドロップハンドルも有るんですよ。
出し惜しみしていた訳では有りませんが、その名もカフェレーサードロップ。
↑masi MINI VELO CAFFE RACER DROP
そのままですね。
masiはそもそもロードレース仕様の自転車を得意としているので、ミニベロと言えどドロップ自転車に関して手抜きはできません。
…勿論ドロップ以外も手抜きしていませんが。
ギアは8段変速で信頼できるシマノ製品です。
ママチャリと比べたらmasiに申し訳ないが、ママチャリをこいでいる街の景色と、カフェレーサードロップをこいでいる、街の過ぎ行く景色の違いを想像してみて欲しい。
格好良くmasiを操っている自分を想像してみて欲しい。
まとめ
冒頭でmasiの拘りはブリティッシュトラッドのようだと述べました。
勿論普段着でも、最近の様々な洒落た服でもmasiは受け入れてくれる。
お洒落に見せてくれる。
しかし、男性であるなら、ブリティッシュトラッドと言わずともスーツでmasiを操る、女性であるなら、タータンチェックを身にまといmasiに乗る。
何とも渋いじゃないか。