はじめてのビンディングシューズ!どう選ぶ?何を重視する?
走りを左右するビンディングシューズ。
見た目のかっこよさで選ぶという人もいるかもしれませんが、せっかくなら走りを向上させてくれるようなビンディングシューズを選びたいですよね。
素材選びや留め具、使用感などチェックしておきたい項目についてご紹介します。
満足のいくビンディングシューズに出会うための参考にしてみてください。
どんな素材を選ぶ?
ビンディングシューズには、化繊複合素材を使ったものと、エナメル加工を使ったものがあります。
化繊複合素材というのは、人工合成皮革やナイロン素材、メッシュ素材などの複数の素材をあわせて成形するのが特徴で、みためのカッコよさ、シューズそのものの総重
量の調整が容易なのが最大の魅力です。
また、伸びに強いので耐久性が良くコストパフォーマンスの面でも優れています。
エナメル加工のビンディングシューズの魅力は、足になじみやすいこと。
ビンディングシューズの履き心地が不安だという人は、エナメル加工のものを選ぶといいでしょう。
キズやひっかき傷、泥汚れなどにも耐久性が高いので、過酷な環境下で使用する場合も心強い存在です。
また、シューズそのものが比較的軽量なものが多いというのも特徴です。
履き心地はアッパーとソールで決まる!
ビンディングシューズの履き心地をさゆうするのがアッパーとソールです。
特に履き心地に大きな差を与えるのが、留め具の違い。
一番ベーシックなのはベルクロを使ったものですが、ワイヤーを使って調整するものもあります。
最初に購入するのなら、着脱が簡単で使い勝手のいいベルクロタイプのものを選んでおけば間違いないでしょう。
実際に足を入れてみて、つま先部分の圧迫がなくしっかりフィットしているか、かかと部分の安定感があるかといったことを確認してください。
ビンディングシューズで一番最初に寿命が来るのは、シューズのかかと部分です。
この部分が頑丈なものほど耐久性が良く、長く愛用できます。
ソール部分の選び方ですが、走行時のブレを押さえようと思ったらカーボン素材のものがおすすめ。
樹脂製の柔らかいソールの場合は、ペダルをこぐときのブレを軽減するメリットがあります。
どちらを重視するかによってソールの素材を変えるといいでしょう。
ビンディングシューズのフィッティングのポイント
ビンディングシューズは必ず履いてみてから買うようにしてください。
フィッティング時にチェックすべきことについてご紹介します。
まず最初にチェックしてほしいのがかかと。
一番重要なところなので、足全体を入れた後にかかとをトントンと軽く床につけてみてください。
購入前の商品なので、くれぐれも強くたたきつけないことです。
こうすることで足がシューズ内に収まります。
次に留め具を締めてください。
しめた後に、実際に立ち上がってフィット感をチェックします。
立った時に違和感があるようなら、サイズを選び直すか、他のシューズを検討し直しましょう。
違和感がなければ、中で足を動かしてみてフィット感を再確認します。
シューズの先につま先が当たっているようならサイズをワンサイズあげましょう。
つま先には捨て寸5mm位あるのが理想です。
捨て寸があるかどうかは、シューズの上からつま先をつかんで確認するといいでしょう。
大きすぎると足がグラグラする原因になるので注意してください。
まとめ
ビンディングシューズは、素材、アッパー、ソールの3つによって履き心地が大きく左右されます。
サイズが合うのはもちろんですが、その上で自分が求める走りを実現するためにどのような素材のものが適しているのかを考えていきましょう。
実際に履いてみるとイメージと違っていることも多いので、いろいろなものを試してみるのがおすすめです。