初心者がミニベロ購入時に注意するポイントとは?
自転車とは、年齢および性別を問わず、通勤や通学、買い物まで利用できる交通手段です。
人力で移動する手段としては、非常にスピードの出る乗り物であり、日常生活の効率化および交通費の節約のためには必要不可欠です。
また、環境を配慮した場合、自転車は非常にエコな乗り物でとなり、ちょっとした距離の移動においては今後期待されるべきものです。
そこで、ファッション性が高い自転車として、ミニベロがあり、これから生活に取り入れたい方は注意するポイントがあります!
1.価格で選んではいけない!選ぶ際は、有名メーカー品を!
先ず、日本人が自転車を選ぶ際、基準にするポイントです。
特に車体価格が安く、多段変速の自転車が好まれます。
そして、シマノ製パーツ使用といった謳い文句が掲げられていると安価な自転車でも購入してしまいます。
しかし、自転車とは道路交通法上では軽車両に該当し、歩行者と接触事故を起こした際は罰則や損害賠償といった問題が生じます。
つまり、格安自転車に人生および生命を預けることとなり、それを容認することは多くの方にとって不安なこととなります。
そして、ミニベロの場合、ロードバイク系のパーツが低グレードながらも使用され、そこそこスピードが出ます。
万が一、事故や破損といった際は大きな問題となるため、値段が安いという点ではなく、有名メーカーかつ適切な保障が受けられることが重要となります。
2.最低でもこの部分にシマノ製パーツを使用したもの!
さて、ミニベロを購入する際、複数社のパーツにより構成されていることは必ずあります。
ブレーキのメーカーだけ異る、クランクだけメーカー不明、シフターと駆動系が異るといったことがあります。
もし、複数社のパーツ構成で製品化されたミニベロを購入する際は、クランクおよびブレーキ以外はシマノ製パーツで構成されていることがおすすめです。
クランクの場合は、メーカにより剛性に不安は残るものの、日常的な使用においては直ぐに破損するものではありません。
また、ブレーキについては、ミニベロの場合、デュアルピボットブレーキを採用することが多く、PROMAXおよびTEKTROなどのメーカ品は、問題なく使用することが出来ます。
しかし、駆動系パーツはメーカ同士の相性もあるため、シマノ製パーツで構成されていることが、将来性を考えおすすめします。
3.スペックが不明なミニベロは選ぶな!
実際のところ、有名メーカ品のミニベロについては詳細スペックを記載していることが多く、不明な際は型式番号からメーカ公式ページで確認することが出来ます。
そのため、フレームの寸法や耐荷重、車体重量といった情報が記載されています。
また、メーカが第3者機関に委託して製品性能試験を受けた結果を掲載していることもあります。
しかし、近年ではインターネットショッピングを流通網として多くの販売者が、ミニベロを含め自転車の販売を行っています。
その結果、メーカ不明かつスペックも不明で、価格が安い自転車が販売されており、日本国内で使用するのには安全性に不安が残るものがあります。
そのため、ママチャリよりもスピードの出るミニベロは、スペックが記載されていない場合は購入しないことをおすすめします。
4.高額なミニベロでも毎日使用すればお得!
そもそも、自転車は安いといった固定概念が良くない方向へ、消費者を誘導しています。
実際に、10万円程度のミニベロは高いと思われますが、毎日利用すると、1日当たり250円程度のコストです。
自動車の場合、ガソリン代や税金、車検料そして保険料が上乗せされ、年間30~40万円の維持費を支払うことになります。
しかし、10万円のミニベロならお釣りが出ますし、2年3年と利用することでお得になっていきます。
結果的に、通勤用に自動車を所有することも無くなることや電車料金の削減にも繋がります。
もし、初めてミニベロを購入するのであれば、有名メーカ品でも損はありません。
まとめ
ミニベロは、小型かつスピードの出る自転車として非常に魅力があります。
特にスペースが限られる方や盗難の心配があるといった場合は、自宅内で保管することも出来ます。
初心者の多くは、『初めて購入するものは安くて良い』という考えもありますが、自転車販売店でメンテナンスを受けることや万が一の際にメーカ保証を受ける点で、価格に妥協をしないことがポイントとなります。
少なくとも、自転車は自分自身の人生または生命を預けるものとなるため、信頼性のあるものがおすすめです。