激安ミニベロでコストパフォーマンスが悪いカスタムとは?

ミニベロ

N)RALEIGH(ラレー) RSR RSW RACE(RSR RSW レース) ミニベロ 2014年 -サイズ

ミニベロの車体を激安で購入し、自分好みにカスタマイズする行為については『機械いじりが好き』、『自分の愛車を大切にしたい』と思う方なら興味がある筈です。

ミニベロやロードバイク、クロスバイクなどのカスタマイズについては、自動車に比べて圧倒的にお財布に優しいとも言えます。

しかし、カスタマイズの中で意外にコストパフォーマンスが悪いカスタマイズがあります。



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1.コンポーネントのグレードアップならコスパは悪くない!

激安ミニベロを購入すると必ずと言っていいほど、コンポーネントのグレードが低くなります。

シマノ製のパーツなら最低グレードでも走行に問題は生じません。

むしろ、価格に対する耐久性や性能は非常に高いと言えます。

では、実用性があり、高グレードまで望まないのであれば、SORAへアップグレードするだけでフィーリングは大きく変化します。

一番の違いは、走行性よりも変速時のフィーリングにあります。

スポーツバイクにとっては、スムーズな変速が要求され、レースにおいては非常に重要な要素となります。

変速を速やかに行いたいと思っても、もたつくとその分のタイムロスに繋がります。

もし、実用性やフィーリングの変化を求めて、コンポーネントの換装はコスパは悪く無くなります。



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2.クランクの交換からコスパが悪くなる!

激安ミニベロのカスタマイズはクランクの交換からコスパが悪くなります。

そもそも、車体価格が20,000円前後のミニベロに対し、クランクを交換すると約8,000円程度が必要となります。

これは、車体価格に対し、約40%の割合を占めることとなります。

ここまでして、走行性が大きく変化するかというと、ギアの歯数を変える方が走行性能を大きく向上させます。

そもそも、激安ミニベロの場合、クランクのチェーンリングが適正ではないことが多々あります。

その理由としては、ロードバイクやクロスバイクのノーブランド部品を流用することがあります。

クランクを交換したとしても、チェーンラインの見直しやコマ数の調整などが生じ、カスタマイズをする際のコスパは非常に悪くなります。

コスパを考えるのであれば、クランクが老朽化した頃に中古パーツで交換することの方がおすすめです。

3.ホイールの換装は、コスパ最悪!

ミニベロにとって、究極にコスパが悪いカスタマイズはホイール換装です。

そもそも、ミニベロの20インチというホイールサイズは珍しく、メーカー側も専用ホイールをリリースするメリットがありません。

その結果、ホイール自体は高額となってしまい、車体価格すら超えてしまいます。

20,000円のミニベロに30,000円のホイールといったアンバランスが生じます。

また、場合によってはスプロケットが対応していないため、スペーサーを使用したり、スプロケット自体を交換する必要があります。

変速段数が変わるだけで、シフターやディレイラーを交換する結果となり、非常に高い出費となり得ます。

4.地味にコスパが悪いのは、ペダルのSPD化!

さて、ここまでのカスタマイズはミニベロ自体の性能を向上させるものです。

しかし、地味にコスパが悪いのがペダルのSPD化です。

確かにペダルに伝える動力はフラットペダルより遥かに上です。

しかし、SPDやSPD-SLペダルは最低でも5,000円が掛かり、専用シューズでも7,000円程度になってしまいます。

合計として、12,000円程の出費が必要となり、激安ミニベロにはコスパが悪くなってしまいます。

もし、ペダルを交換するのであれば、軽量かつグリップ重視のフラップペダルとトゥークリップの組み合わせがおすすめです。

まとめ

スポーツバイクは、ミニベロを含め使用するうちにどんどん愛着が湧いていきます。

その結果、コストパフォーマンスの悪いカスタマイズをしてしまいます。

酷い場合は、高額なミニベロやロードバイクが購入出来る金額になってしまいます。

これは、自動車も同様ですが、気付いたら車体価格を超えるチューニングをしてしまうことと同じです。

軽自動車でスポーツカーと同等の性能を求めることは無理に近いことであり、スポーツバイクもある程度の割り切りが肝心です。







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