ピストタイプのミニベロは慎重に
皆さんの中で特にファッションにこだわられる方、ピストバイクはシンプルかつスタイリッシュでいいと思っているはず。
また、ミニベロなど個性的で良いとお考えでしょう。
その両方を兼ね備えた自転車はあります。
ミニベロでシングルギアのピストバイクです。
目次
ピストバイクはフロントとリアのギアがそれぞれシングルの自転車
ピストバイクって何って思う人もいらっしゃるはずです。
ピストバイクは、フロントとリアのギアがそれぞれシングルの自転車です。
ミニベロにも同様の構造をしたものが存在します。
簡単に言えば、ギヤ7だけの問題ですが、実はこれは非常に注意が必要です。
もし、流行でファッションの一部として取り入れようとお考えの方は、これから説明する内容にご注意をお願いします。
一時期ピストバイクが問題になりましたが、ブレーキが無いのが問題なだけです。
ピストバイクが公道を走行出来ないというのは間違いです。
安全装置となるブレーキが無いのがダメなのでご注意下さい。
通常の自転車はペダルを漕がなくても後輪は回転する
実はピストバイクって怖い部分があります。
普通の自転車で走行している状態をご想像して下さい。
ペダルを漕ぐ動作をやめるると後輪は回転しているもののペダルはとまり、後輪のギヤから『チチチチチ』(筆者にはそう聞こえます)が聞こえるはずです。
これは、ギヤまたはハブのフリー構造から発生するラチェット音です。
この構造は、ボスフリーやハブフリーなどと呼ばれています。
ピストバイクは後輪が回転する限りペダルも回転する
しかし、ピストバイクには、この構造が無いんです。
つまり、後輪が回転する限りペダルも回転するといった状態です。
もし、これが坂道だったらひたすらペダルを漕ぐことになります。
スピードがドンドン出ます。
漕ぐのをやめれば、脚にペダルが直撃します。
まさに、恐ろしい構造です。
ピストバイクのミニベロは下り坂に要注意
さらに、これがミニベロと想定して下さい。
また、同様に坂道です。
ミニベロは小径車ですから、タイヤが20インチ以下と小さいです。
例えば26インチのピストバイクとミニベロが同じ坂を下った場合、明らかにミニベロの方がタイヤの回転回数が多くなります。
つまり、ミニベロかつピストバイクであった場合は、坂道では細心の注意が必要です。
また、平地でも初心者の方ですとつい普通に自転車のようにペダルから脚を離すでしょう。
絶対に1回は怪我します。
ファッションでミニベロピストを取り入れるのはおすすめしない
もし、ファッションでミニベロピストを取り入れるのはオススメできません。
血みどろファッションです。
ミニベロのピストバイクにこだわるなら…
それでも、ミニベロピストに憧れる方は後輪のハブに固定ギヤとフリーギヤの両方がついているものを購入して下さい。
ギヤを切り替えれば、ピストの恐怖から逃れることが出来す。
この場合ですと、ビスとバイクの特性になれる事が可能です。
怪我をし難い格好の時に固定ギヤになれることが可能でしょう。
完全に慣れたら、固定ギヤを使います。
ピストバイクは慣れないとけがをする
筆者自身、過去にピストバイクに乗った際に特性に気づかず怪我をしました。
この際は所有ではなく、友人のピストバイクに試乗していたのですが。
それ以来、ピストバイクは格好いいけど、怪我するのがイヤと考えています。
また、ミニベロでピストバイク同様に固定ギヤの車種を発見した際は、驚きと恐怖しかありませんでした。
まとめ
もし、ミニベロでピストバイクが良いとお考えであれば、しっかりと検討した上で購入することとをオススメします。
また、購入する場合、露出の多い格好をしないことや坂道はなるべく避けた方が良いでしょう。
さらに、しっかりとピストバイクについて特性をご理解することが大変重要だと思います。
確かに、シングルギヤのミニベロは筆者自身も欲しいのですがピストが多いので、購入を躊躇っています。
それでは皆さん、少なからずとも簡単にではありますがピストバイクについてご理解いただけたかと思います。
それでは楽しいミニベロライフを満喫して下さい。