ママチャリを犯罪から守るために心得ておくべき8つのポイント
愛用のママチャリを犯罪から守る為に知っておくべき8つのポイントを紹介します。
ママチャリは盗難やひったくり、悪戯などの犯罪に巻き込まれてしまうことがとても多いです。
それらを防ぐためには鍵の選び方やかけ方などがとても大切です。
なんの防犯もしていないママチャリを盗むのはとても簡単です。
少しの手間を惜しんで後悔するような結果にならないようにしましょう。
目次
ママチャリの防犯登録は基本中の基本
ママチャリを購入したらまずは防犯登録を行いましょう。
防犯登録をしておくと、万が一盗まれたあと見つかった場合に手元に戻ってくる可能性が高くなります。
住んでいる県で防犯登録を行いましょう。
防犯登録の値段は500円程度です。
防犯登録には有効期限があります
ママチャリの防犯登録は一度すればよいというものではありません。
地域によって違いますが、有効期限はだいたい5年から10年です。
有効期限が切れた防犯登録は機能しないことがあります。
防犯登録の有効期限が切れたことは個人的に通知がはされないので、長く使っているママチャリには注意をしましょう。
有効期限が切れた場合は購入店や地元の自転車ショップなどで登録し直すことができます。
通信販売でママチャリを買う時の注意
通信販売でママチャリを買う時には防犯登録に注意が必要です。
販売のサイトページなどで防犯登録をする、防犯登録料サービスなどというフレーズがある場合がありますが、よく確認しましょう。
通信販売でママチャリを購入して防犯登録をしてもらう場合、登録されるのは販売店のある地域です。
販売店と自分の住んでいる地域が違う場合は地元の住所で登録し直した方が良いでしょう。
販売店のある地域で防犯登録をしておいても盗まれた場合手元には戻ってきますが、少し時間や手間がかかることが多いです。
通信販売で購入したママチャリを地元のサイクリング店やホームセンターなどに持ち込めば500円程度で防犯登録を行うことができます。
まれに500円以上の手数料を求められることがありますが、それは相場よりも高い金額であることを知っておきましょう。
ママチャリの馬蹄錠は信用しないほうが良いです
ママチャリに最初からついている鍵の多くは馬蹄錠といわれるものです。
自転車の後輪についているリング状のもので、鍵を使って開け閉めします。
一見便利ですが、これはあまり防犯上よくありません。
慣れている人ならばドライバー1本あれば1分で壊してしまうことができてしまうからです。
また、安いママチャリは鍵のバリエーションが多くなく、似たような形のママチャリならば10パーセントの確率で開錠できてしまうとも言われています。
馬蹄錠を使うのならば他の鍵と併用するのがおすすめです。
ワイヤーキーが安心
ママチャリは馬蹄錠だけでなく、ワイヤーキーを使うのがおすすめです。
ワイヤーキーは頑丈そうなものを
ワイヤーキーにはさまざまなものがあります。
防犯上の効果が高いのは太く、頑丈そうなものです。
細いワイヤーのものだとペンチで簡単に切られてしまいます。
ママチャリを盗もうとする人に「これは手間がかかりそうだ」と思わせることが大切です。
ワイヤーではなく、チェーンや多関節ロック、U字ロックなどもおすすめです。
そして最強のワイヤーキーは自転車用のものではなくバイク用のものです。
とても重く、頑丈です。
しかし、その分持ち運びには手間がかかります。
自宅の駐輪場での防犯におすすめです。
タイヤだけに巻き付けない
ワイヤーキーはママチャリのどこに取り付けるかも大切です。
タイヤとフレームに通すだけでは不十分です。
タイヤとフレームにワイヤーキーを絡ませたとしても、悪質な窃盗団はママチャリを担ぎ上げてそのままトラックに放り込んでしまいます。
電柱や自転車置き場の柵など、固定してあるものにとりつけるとよいです。
こまめにロックを
ママチャリにどんなに立派な鍵を付けたとしても、鍵を閉めなければ意味がありません。
近所だから、ちょっとコンビニで買い物をするだけだからという時も油断せずに鍵を閉めましょう。
一瞬でも目を離せば窃盗の危険があります。
サドルの防犯も忘れずに
ママチャリで盗まれてしまうのは自転車本体だけではありません。
サドルだけ盗まれてしまったということが意外と多いのです。
サドルと本体を結ぶワイヤーロックをしておくと安心です。
1000円程度で売っています。
ママチャリそのものを守る鍵とちがってサドルの鍵は一度着けてしまえばこまめに付け外しの必要はないので手間がかかりません。
カゴにはカバーをかけましょう
ママチャリが犯罪に巻き込まれる可能性は目を離しているときだけとは限りません。
カゴに荷物を入れて走行しているときに後ろからバイクなどで付けられて荷物をひったくられるということも多いです。
このようなひったくりは荷物を失うだけでなく、転倒などの危険もあります。
おすすめなのがカゴに専用のカバーをかけるというものです。
カバーをかけておくだけでひったくりから狙われにくくなります。
とくに、見えない後ろにカゴがある場合はつけるようにしましょう。
メッシュ状のものと不透明でカゴをしっかり覆うものがありますが、しっかりとカゴを覆うタイプのものは少しの雨の日も荷物を守ることができます。
また、ママチャリから離れている時にカゴにゴミを入れられるような悪戯も防ぐことができるのでおすすめです。
鳥のうんちシールでユニークな防犯
ママチャリの防犯でユニークなものもあります。
鳥の糞を模したシールをサドルに貼っておくことで盗難の意欲をそぐというものです。
540円で販売されています。
このシールだけではママチャリを完璧に守ることはできませんが、犯罪者に狙われにくくなる効果は期待できます。
最新型はスマホでの防犯
ママチャリは盗まれないのが一番ですが、万が一盗まれてしまった場合、GPSで追跡できるというものもあります。
ワイヤーキーと連動しているものもありますし、小型のシール状のものもあります。
ワイヤーキーのものはロックしてその場を離れた後ママチャリに一定以上の振動があった場合はスマホに異常を知らせるメッセージを送信する機能もあります。
小型のシール状のものはママチャリの目立たない部分に張っておくだけです。
また、アラートが鳴るものもあります。
万が一の盗難はすぐに被害届を
万が一、ママチャリの盗難に遭ってしまった場合はすぐに警察に被害届を出しましょう。
「CSI 自転車特捜24時」というサイトは自転車防犯登録を利用して盗難自転車の最新情報を得ることができます。
盗まれたママチャリを見つけた場合の注意点
プロの窃盗団にママチャリを盗まれてしまった場合はなかなか個人で見つけることは難しいですが、近所の人が犯人の場合は身近な場所で盗まれたママチャリを見つけることができる場合もあります。
しかし、盗まれたママチャリを見つけたからといって、勝手に持ち帰ってしまうとトラブルのもとになります。
面倒ではありますが一度警察に通報するようにしましょう。
まとめ
ママチャリを犯罪から守る為に忘れてはならないのは備えあれば患いなしという言葉です。
防犯登録をきちんんとし、馬蹄錠を信用し過ぎずに頑丈な鍵を付けるようにしましょう。
また僅かな時間であってもママチャリから離れて、たり視界から離れる場合は必ずロックをするようにしましょう。
カゴやサドルも犯罪やイタヅラの対象なので、対策をするようにしましょう。