お尻の痛み対策はこれ!ママチャリでお尻が痛くなる人のための解消法まとめ
ママチャリに乗っていると、どうしてもお尻に体重がかかります。
だから、長時間乗っているとそのせいでお尻が痛くなってしまうという人もいるでしょう。
でもやはり、お尻が痛くなるとママチャリに乗るのもツラくなります。
だから、お尻の痛みにはなんとかして対抗していかないとなりません。
そこでここでは、ママチャリでのお尻の痛みの解消法を紹介していきます。
サドルにクッションを敷く
ママチャリでお尻が痛くなってしまうという人は、まずはサドルの上にクッションを入れてみると良いでしょう。
ママチャリでお尻が痛くなるというのは、サドルが固いから起こることです。
もちろんサドルだって、そこまで固いわけではありません。
固いことは固いですが、それでもカチカチというほどではないでしょう。
短時間座るだけならまったく痛みを感じないという程度にはやわらかいです。
でも、その上に長時間座る上に、その上で運動をすると考えると、その固さは適切とは言えないでしょう。
だから、ママチャリでお尻が痛くなってしまう人は、まずはその固さの問題を解決するのが良いのです。
サドルの上にクッションを置けば、まず間違いなくお尻にダイレクトにサドルの固さがくることはなくなります。
それで多少なりとも楽にはなるでしょう。
サドル用のクッションも売っている
そうしたサドル用のクッションというのも、世の中にはたくさん売っています。
だから、あえて普通のクッションを購入して、サドルに合わせてリメイクするとか、そういった手間もかかりません。
確かに、サドルの上にクッションを置くことによって、若干生活感が強く出るようになるので、オシャレ感はなくなるでしょう。
でも、背に腹は代えられません。
お尻が痛いよりは、多少ださくなる方がましなのではないでしょうか?
なので、サドルの上にクッションを置くというのはすごくおすすめです。
クッションを使う際の注意点
ママチャリのお尻の痛み対策としてサドルの上にクッションを入れるのであれば、一つ注意点があります。
それがサドルの上にクッションを放置しないようにするという事です。
サドルの上にクッションを放置しておくと、雨が降ってきたりしたらびちゃびちゃになってしまいます。
そうすると当然それは次に乗る時に不快になりますし、何よりクッション特有の柔らかさがなくなってしまう可能性も高いです。
だから、クッションを使うのであれば、逐一サドルの上からはどかして使う必要があります。
サドル自体を柔らかいものに変える
サドルの上にクッションを置くのではなく、そもそもサドル自体を柔らかいモノにかえてしまうというのもアリでしょう。
サドル自体をかえてしまえば、クッションを敷くことのようなだささが出ることがなくなっていきます。
そうすれば恥かしさはなくなるでしょう。
パッと見ではクッションが入っているかどうかは分からないので、お尻の痛みを気にしているかどうか分からないというのも一つのメリットと言えるでしょう。
もちろんママチャリに乗っていてお尻が痛いというのは、悪い事でもなんでもありません。
でも、お尻が痛いというのはなんとなく恥ずかしいものです。
男性であれば特に何とも思わないかもしれませんが、やはり女性にとってはそれでお尻が痛いというのはいささか恥ずかしいことだと言えるでしょう。
だから、こうしてソレを気にしている様子が分からないというのはすごく良いことなのです。
もちろん雨等には注意する必要がある
たとえ柔らかいサドルに変えたとしても、やはり雨などには注意する必要があるでしょう。
クッションとは違い、多少の雨には強いものではあります。
柔らかさに特徴があるとは言え、あくまでもサドルであるのですから。
サドルは、ママチャリについているものの場合は多くがそのまま雨ざらしになっています。
それでも次の日にママチャリにのったらお尻がすごく固く感じるということはなかったはずです。
それくらいに、多少の雨には耐えてくれるものです。
それはたとえ柔らかい素材のサドルであっても、同じことなのです。
でも当然ながらノーダメージでいられるわけではありません。
雨によるダメージは確実に受けているのです。
その証拠に、雨ざらしになることが多いママチャリなどは、サドルのあたりが破けているものを街中で見かけることもすごく多いです。
だから、やわらかい素材のサドルがいくら多少雨に強いからといっても、それを長く使うためにはきちんと雨には注意しないとならないと言えます。
一番よいのは、家にいれてしまう事でしょう。
室内であれば、雨風をしのぐことが出来るので、自然のダメージをうけることが無くなります。
もしそれが難しいようであれば、最低限屋根のついている駐輪場に止められるように工夫していきましょう。
サドルを多少あげて座る
サドルの位置が低いと、お尻が痛くなることが多くなります。
ママチャリにのるときには、ついついサドルの位置を下げてしまう方も多いでしょう。
サドルの位置を高くしてしまうと、すごく姿勢がよくなるのでその良い姿勢が恥ずかしいという方もいるでしょう。
そして何より、サドルの位置を下げると信号などで止まる際に、いちいちサドルからお尻を離さなくても両足を地面につくことが出来るようになるので、その方が便利かつ安全に思えるものです。
だから、サドルを下げてしまうのでしょう。
でもサドルを下げてしまうと、実は体重がすごくサドルに乗るようになってしまうのです。
サドルが高いと、あまり重心が一つのところにかからなくなります。
でも、サドルが低いと、ストンとサドルに重心がかかるようになるのです。
それによってお尻が痛くなってしまうというわけです。
なので、ママチャリでお尻が痛くなってしまうという方は、サドルの位置を多少あげて座ることがおすすめです。
サドルをあげるとスピードも出る
サドルを上げると、それによってこぐ力がきちんとペダルに伝わりやすくなります。
だから体重が分散されて、重心が一つのところにかからなくなるのです。
また、そうしてペダルに漕ぐ力が伝わりやすくなるということは、当然それによってスピードが出やすくなるということになります。
スピードが出やすくなれば、それだけママチャリにのっている時間は短くなるでしょう。
どれだけお尻が痛くならないように工夫をしていても、ずっと長時間お尻に体重をかけていたら、お尻はいつか痛くなります。
だから、こうしてお尻に体重がかかる時間を少しでも短くしてあげることが出来るというのは、実はすごく効果的な対策方法だと言えるのです。
楽に焦げるようになるうえにスピードも出やすくなるのですから、これをしない手はないと言えるでしょう。
お尻を時折離すようにする
ママチャリのお尻の痛み対策としては、お尻を時折サドルから離すようにするという事も効果的です。
お尻をママチャリにずっと乗せているから、お尻にずっと長時間負荷がかかることになるのです。
時折お尻をサドルから離してあげて、それによって体重の不可から一時的にでも解放してあげれば、お尻が痛くなるまでの時間をより引き延ばすことが出来るようになるでしょう。
つまり、ママチャリに乗っている時間内にお尻が痛くなる可能性を少しでも少なくすることが出来るようになるのです。
いつまでも同じ姿勢でいるということに、人間はすごく弱いです。
エコノミークラス症候群なども、そうしたいつまでも同じ姿勢でいることが原因で起こります。
お尻の痛みだって似たようなものです。
だから、姿勢は逐一かえて行きましょう。
立ち漕ぎを頻繁にする
では、ママチャリに乗りながら姿勢を変えるためには、どのような事をすればよいのでしょうか?
それはまず間違いなく立ち漕ぎだと言えます。
立ち漕ぎをすれば、必然的にお尻はサドルから離れていきます。
体重がかかるのは、足と手になるでしょう。
だから、完全にお尻は不可から解放されます。
そしてこの立ち漕ぎには、サドルを高くすることと同様の効果があります。
そうつまり、スピードが上がるのです。
ママチャリを全力で飛ばして漕いでくださいと言われたら、ほとんどの方がまず立ち漕ぎをするでしょう。
立ち漕ぎというのは、早く足を回しやすい漕ぎ方なのです。
足に体重が乗りますから。
なので、そもそものママチャリに乗っている時間を短くすることが出来るでしょう。
お尻が痛くなるという方は、立ち漕ぎも上手く使っていってください。
毎日乗らないようにする
毎日乗らないようにするという事も効果的です。
ママチャリでお尻が痛くなってしまうという方の多くは、毎日乗っているのではないでしょうか?
人の身体は、ダメージが蓄積されるようにできています。
たとえばRPGのゲームのように、一晩寝たらすべてのダメージが回復されているというようなものではないのです。
もちろん多少体力は回復しますが、蓄積されたダメージの全てが回復するわけではないのです。
だから、連日乗れば乗るほどに、早い段階でお尻の痛みを感じやすくなると言えるでしょう。
でもそれは逆に考えれば、間をあけつつママチャリに乗るようにすれば、そこまでお尻に痛みを感じなくなるということになります。
だから、公共交通期間なども上手く使いながら生活するようにしてください。
バスに乗ることによる楽しさもある
ママチャリの乗る方の多くの人が、時間惜しさにママチャリに乗っていることでしょう。
バスを待っている時間はすごく無駄だったりしますから。
でも、そうしてバスを待つ時間が心にゆとりを作ってくれることもありますし、バスに乗ってゆっくり眺める景色に、心が安らぐこともあります。
そうした心のやすらぎは、リラックス効果が高いので、身体の回復にも約立ち一石二鳥です。
もちろん歩くなら歩くことによる楽しさもあります。
自分の足で歩くことによって運動しているという実感を得ることもできますし、いつもママチャリでさっそうと抜けてしまうから気が付かない、自然環境の変化などにも気が付くことが出来るようになるでしょう。
それは、ある意味では豊かな生活と言えます。
歩くことも大いにアリです。
サドルの角度を前目にする
サドルの角度を少し前目にする、座った時にいわゆる前のめりの形になるようにするということも、おすすめできます。
お尻が痛くなるのは、お尻にしっかりと体重がかかってしまうからだと説明してきました。
では、サドルの角度が少し前目になって、やや前のめりに体重がかかるようになったらどうなるでしょう。
少なくともお尻にしっかりと体重がかかることはなくなります。
太もものつけねのあたりや、もちろんペダルに乗る足、さらには腕にもいい感じに体重がかかり、上手く体重を分散することが出来るようになるでしょう。
だから、サドルの角度を前目にするという事もすごくおすすめです。
前目にしすぎないように注意
ただ一つ言えるのは、前目にしすぎないように注意するという事です。
あまりにも前目にしすぎてしまうと、それはほとんど立ち漕ぎのような姿勢になってしまいます。
もちろん立ち漕ぎを適度に交えるのはすごく良い、お尻の痛みの解消ではあるのですが、いつもそれをしている状態というのは、あまり良いとは言えません。
いつもそれをしていると、どうしても手や足にすごく負担がかかってしまいます。
ずっと立った状態で運動をしているということになりますから。
そうして腕や足にすごく体重がかかるようになると、当たり前のことではありますが今度は手や足が痛くなってしまいます。
足や手が痛くなると、ある意味ではお尻がいたいという事よりもツラく感じるかもしれません。
なので、前目にするとは言っても、やりすぎには注意して下さい。
角度調整は自分でも出来る
サドルの角度を調整するとなると、もしかしたら自転車屋さんに行かないとならないかもしれないと思っている方もいるでしょう。
でも実は、サドルの角度は簡単に自分で変えることができます。
サドルの下を見てみると、ボルトのようなものがあります。
そこを六角のレンチで緩めていくと、サドルはぐらぐらしていきます。
そしてそこで適度に前目に設定して、またボルトを締めていけば良いだけです。
ただこれだけの話になるので、逆に自転車屋さんに持って行っても迷惑になってしまうかもしれません。
なので、工具を用意して自分でやるのがおすすめです。
まとめ
ママチャリでお尻が痛い時には、自分の姿勢をかえたり、自転車自体を多少変えていったりと、色々と出来ることがあります。
なので、こうしたことを色々と試してみると良いでしょう。
色々と試して、どうしたら長時間ママチャリにのってもお尻が痛くならないのか、自分との相性が良い方法を探してみてください。
そして、楽にママチャリを乗りこなしていきましょう。