見るべきは4つ!ママチャリに長く乗るためのメンテナンス方法
ママチャリは、比較的に耐久力のあるものです。
でもそんなママチャリも、当然ノーメンテナンスで乗っていたら長く乗ることは難しいと言えるでしょう。
ママチャリに長く乗るためには、メンテナンスは必須なのです。
でもメンテナンス方法が分からないという方も多いでしょう。
そこでここでは、ママチャリに長く乗るためのメンテナンス方法について紹介していきます。
タイヤの空気を入れる
ママチャリに長く乗るためにまずするべきメンテナンス方法は、タイヤに空気を入れるという事です。
ママチャリのタイヤに空気を入れるのは、タイヤの空気が抜けたことを感じてからだという方も多いでしょう。
でも、タイヤの空気が抜けたことを感じてから、タイヤの空気をいれても、ちょっと遅いのです。
タイヤは、空気が抜けた状態で乗っていると、チューブなどにすごく負担がかかります。
と言うことは当然そののちにパンクする原因となります。
また、そうして空気が抜けていることで、漕ぐバランスもおかしくなるので、ママチャリにかかるバランスなどもおかしくなると言えるでしょう。
だから、タイヤの空気は抜け始める前に定期的に入れておく必要があるのです。
ただし入れ過ぎは当然ダメ
ただし、当然ながら入れ過ぎはよくありません。
毎日のようにタイヤの空気を入れようとすると、それはまず間違いなく入れ過ぎとなります。
そうなると、タイヤの中の空気を常にパンパンすぎるくらいにパンパンな状態となるでしょう。
そうしてパンパンすぎるくらいにパンパンになると、ちょっとした衝撃でタイヤがパンクしてしまう可能性が出てきます。
パンパンに詰まりすぎているものは、外からのちょっとした衝撃で割れてしまうものですから。
だから、定期的に入れるとはいっても、一週間に一回くらいにしておくことがおすすめです。
チェーンは油をさす
ママチャリのメンテナンスで次に見るべきは、チェーンです。
チェーンは、ペダルの力をタイヤに加えるための欠かせない箇所です。
だから、そこがきれたりしてしまうと、ママチャリがママチャリとしての働きができなくなるのです。
そうしないためには、しっかりとチェーンはメンテナンスをしていかないとなりません。
では、チェーンのメンテナンスにはどうしたらよいのでしょうか?
チェーンのメンテナンスでするべきは、油をさすことです。
チェーンはカバーで隠されていることがほとんどなので、まずはそのカバーを外していきます。
カバーは後輪のあたりにねじがあるので、それをちょっといじるだけで簡単に外すことが出来るでしょう。
そしてそこに一油を垂らしていけばそれでメンテナンスは完了です。
ただ、この際に注意するべきことが一点あります。
それが、油をたらしすぎないことです。
油がしたたり落ちるくらいに油を垂らしてしまうと、それが変な風に固形化したり、チェーンに変なダメージを与えてしまう可能性が出てきます。
せっかくよかれとおもってやっているメンテナンスで逆効果になることほど悲しいことはないと言えるでしょう。
だから、油をたらしすぎたと思ったら、しっかりとタオルなどでふき取るようにしていきましょう。
油がないとさびやすい
チェーンにはなぜ油をささないとならないかわかりますでしょうか?
それは、油がないとチェーンはさびてしまうからです。
さびてしまうと、当然それによって切れやすくなります。
さびるということは、外からのダメージに弱くなるという事です。
ということは当然それによって切れる可能性も高くなると言えるでしょう。
だから、定期的に油は差さないとならないのです。
サドルの高さや角度を見る
次に定期的にチェックしないとならないのは、サドルです。
サドルは、意外と高さが沈みすぎたり、角度がまっすぐでなくなったりしてしまうものです。
だから定期的に見て、しっかりと高さや角度をメンテナンスしてあげないとならないのです。
サドルの高さが低いと、それだけですごくママチャリは漕ぎづらくなります。
サドルが低いとまず、足の力を上手く使うことができなくなるのです。
どうしても椅子の高さが出ないと、太ももの前の筋肉だけを使って漕ぐようになるので、すごく力が入れづらくなります。
しかも、そうしてある一つの部分の筋肉を酷使することになるので、その部分が太くなってしまう可能性がすごく高くなると言えるでしょう。
男性であればそれでも問題ないかもしれませんが、女性であればそれはゆゆしき問題です。
ママチャリに乗っているだけ足が太くなるなんて、到底許せることではないでしょう。
だから、しっかりと高さを調節しないとならないのです。
お尻が痛くなることもある
高さをしっかりとあわせてあげないと、お尻が痛くなってしまう事もあります。
サドルの高さが足りないと、体重がすごくサドルにかかるようになります。
そうして体重がサドルにかかるようになると、当然サドルに接している部分に重さがダイレクトにくるようになります。
そこにはお尻です。
だからお尻が痛くなってしまうのです。
ママチャリは、比較的に楽に乗れる乗り物であるはずなのに、お尻が痛くなってしまうというのは、いささか本末転倒なところがあります。
だから、そういう意味でもサドルの位置はそれなりに高くしておかないとならないのです。
角度は安全の為に大切
サドルの角度はなぜメンテナンスしていかないとならないのでしょうか?
これは、それを調節することが快適なママチャリライフに繋がったりするというわけではありません。
ただ、安全面的に、しっかりと調節していくことが必要なのです。
サドルの角度が変わっているということは、身体が少し斜め向いた状態で運転することになります。
ななめむいた状態の身体に、正面から何かがぶつかってきたとしたら、変な風に身体にダメージがかかってしまう可能性がでてくるので、危険なのです。
だから、サドルの角度はしっかりとまっすぐにしないとなりません。
単純に少し斜め向いていると、目線も変わってくるので、意外なところが死角になり、誰かとぶつかりやすくなるということもあります。
色々な意味で、サドルの角度がまっすぐでないことは危険なのです。
適切な高さはどのあたりか
サドルの適切な角度は、当然まっすぐ前を向いた状態です。
では、サドルの適切な高さはどのあたりになるでしょうか?
サドルの適切な高さは、サドルに座った状態でつま先のあたりが両足とも地面につくくらいの高さだと言えます。
それ以上低くて、サドルに座った状態で両足のかかとが完全に地面についてしまうというのであれば、それはサドルが低すぎるということになります。
また、それ以上高くて、サドルに座った状態ではほとんど足がつかないというのも、それはそれでよくありません。
だから、その間くらいと言える、サドルに座った状態でつま先のあたりが地面につく高さが正解だと言えるのです。
最初は慣れないので不安定さを感じるかもしれませんが、のっているとその高さが一番漕ぎやすいことに気が付くでしょう。
サドルはけっこうすぐに沈むので、しっかり見ていってください。
ライトのチェックも大切
ママチャリのメンテナンスであとみるべきは、ライトです。
ママチャリライトは、電動のタイプと、こぐ力を利用するタイプの二つあるでしょう。
電動のタイプのライトであれば、特別メンテナンスも難しいことはありません。
しっかりとスイッチをいれた時につくかどうかを確認して、明かりが弱くなっているようであれば電池を変えれば良いだけの話になります。
漕ぐ力を利用するタイプの方のメンテナンスも、そこまで難しいわけではありません。
ライトをオンにして、オンにした時に動力となる部分がタイヤに近づきすぎていないかを定期的にチェックするくらいで問題ないでしょう。
それが近すぎるようでは、漕ぐ際にすごく重たくなって嫌になるでしょう。
そうしてつけないで漕いでしまうようになるかもしれません。
でも、ライトをつけないで漕ぐというのは、立派な違反行為です。
だから、そうならないように、ライトをつけても重たくなりすぎないように調節していきましょう。
角度の調節も大切
角度の調節もすごく大切になります。
ママチャリのライトは、上の方を向きすぎていてもだめですし、当然下の方を向きすぎていてもだめです。
ママチャリのライトの角度の正解は、だいたい10メートル先の地面を照らすくらいの角度です。
そのくらいの角度であれば、見るべきところをしっかりと見ることが出来るようになりますし、相手に自分の存在を知らせることも出来るようになります。
ママチャリのライトで大切なのは、自分が見やすいという事だけではないのです。
ママチャリのライトには、自分の存在を知らせるという大事な役割もあるのです。
ママチャリがライトをつける時間は、だいたい夜遅くなってからになります。
なので、当然、車などからはママチャリは見えづらいです。
もちろん車もライトをつけているので全く見えないということはありませんが、影から飛び出してきたりしたら、まず見えないでしょう。
でも、ライトが正しい角度でついていたらどうなるでしょうか?
たとえば物陰から自転車が飛び出そうとしている時でも、ライトの光が先に目に入るようになるでしょう。
ライトがそうして目にはいれば「あ、影から誰か飛び出そうとしているな」ということが分かるようになり、車も減速するようになります。
そうしてお互いに安全に運転することが出来るようになるのです。
ライトのその役割の大事さがわかりましたでしょうか?
ライトとはそういうものなので、日々その位の角度にキープできるように調整していってください。
ブレーキのメンテナンスは避けるべき
ママチャリの整備というと、やはりブレーキを整備するべきだと考える人も多いでしょう。
もしブレーキの効きが悪くなっていたらそれは大事故に繋がってしまう可能性もあるでしょう。
たとえば止まりたいときに止まれないのですから、赤信号の交差点などに突っ込んでしまう可能性も出てきます。
それでは間違いなく大事故が起こります。
だから、ブレーキはいつも効く状態にしておかないとなりません。
でも、素人が整備をすることはすごく危険な個所でもあるのです。
メンテナンスというのは、簡単に出来るところと簡単には出来ないところがあります。
ここまであげてきたような4つの箇所は、ここまで見てきてた分かったかもしれませんが、決して難しいところではありません。
たとえこうした整備などを今まで一切したことがないという方であっても、問題なく出来るでしょう。
でも、ブレーキのメンテナンスはそうではないのです。
細かい調整などを必要とするものなのです。
だから、素人が手を出すと、一瞬良くなったと思っても、いざママチャリに乗ってみたら、すごく効き弱くなっていたという可能性があるのです。
自分ではメンテナンスをしたからしっかりブレーキが効くと思っている中で、そんな風にブレーキの利きが弱くなっていたらどうでしょう?
より大きな事故につながる可能性は高くなります。
だから、ブレーキだけは自分ではメンテナンスしない方が良いのです。
効きが弱くなったら速やかに自転車屋さんへ
では、ブレーキはどうやって整備したらよいのでしょうか?
基本的にはブレーキは、その効きが弱くなってきたら速やかに自転車屋さんに行くというのが正解になります。
自転車屋さんであれば、まず間違いなくその整備も完璧に出来ます。
だから、自分でメンテナンスをした時のような危険な目にあう可能性はまず間違いなく0に近いと言えるでしょう。
そして、ブレーキの効きを整備してしまう位であれば、その料金もかなり安いです。
もしそこがそのママチャリを買ったお店であれば、無料でささっとやってくれることもあるかもしれません。
なので、ちょっとでもブレーキが弱くなったら、その時には速やかに自転車屋さんに整備してもらいに行くことをおすすめします。
そして安全に快適に、長くママチャリに乗っていきましょう。
まとめ
ママチャリのメンテナンスは、簡単にできるところだけ定期的に自分でしっかりとやり、どうしても自分ではできない、あるいは自分でやることが逆に危険を招くようなところは、自転車屋さんでしっかりと見てもらうようにするというのが正解です。
ママチャリは決して高い買い物ではないですが、長くのれるにこしたことはないので、是非こうして適切に整備していってください。