ロード系ミニベロを詳しく紹介!デザインと性能を両立?
ミニベロは小さくて可愛い自転車なので、女性から人気のある乗り物なので、男性は購入しづらい乗り物でしょう。
そこで男性におすすめする乗り物がロード系ミニベロです。
このロード系ミニベロとは、ロードバイクタイプのミニベロの事で、男性でも購入しやすいデザインになっているのです。
そこで、このロード系ミニベロについて知らない方のために、どのような特徴があるのか詳しく紹介しましょう。
ミニベロとロードバイクの違い
ロード系ミニベロの特徴を知るためには、まずミニベロとロードバイクの違いを知ったほうが分かりやすいでしょう。
そこで、ミニベロとロードバイクには、どのような特徴があるのか説明します。
ミニベロの特徴
ミニベロとは、小型自転車の事で24インチ以下のタイヤを使用する自転車を指す場合が多いです。
この事から、タイヤが小さく小回りが効く代わりに、タイヤの消耗が激しくて長距離走行に向かないという特徴があります。
タイヤは小さいのですが、椅子の高さはハンドルとほぼ同じ高さになっており、少しアンバランスなデザインで小さなタイヤを際立たせる可愛いデザインになっています。
この事から女性から人気があるのですが、男性にしてみれば、可愛いデザインのミニベロを購入するのに躊躇(ちゅうちょ)する所かもしれません。
そして、ミニベロのハンドルは『フラットバー』と呼ばれるものが使用されています。
このハンドルはミニベロの他にも、マウンテンバイク・クロスバイク・シティーバイクなどでも利用されています。
ママチャリで使用されているハンドルは『セミアップハンドル』と呼ばれるもので、上のほうへカーブしていくもので椅子より高い位置にハンドルがあるタイプです。
ロードバイクの特徴
ロードバイクは多くの男性が好むデザインをしており、タイヤの基本の企画は26インチと言われており、ミニベロより使用しているタイヤが大きくなっています。
そのため、ミニベロと同じようにハンドルと椅子の高さがほぼ同じでもアンバランスな構造にはなっていません。
そしてタイヤが大きくなっているので走行性能に優れており、長距離走行に向いているのも大きな特徴になっています。
ハンドルは『ドロップアップハンドル』というもので、ハジのほうだけ内側へカーブしているものです。
これは競輪選手が使用しているハンドルと同じものになります。
このハンドルに惹かれる男性は多くて、この辺りが、男性がミニベロよりロードバイクのほうを好きな理由になっているのでしょう。
ロード系ミニベロの特徴
ミニベロとロードバイクの特徴を知ったら、ロード系ミニベロの多くの特徴も同時に知った事になります。
なぜなら、ミニベロとロードバイクを合わせたものが、ロード系ミニベロだからです。
ロード系ミニベロのハンドルは、ドロップアップハンドエルを使用してあり、タイヤのほうは26インチを使用しているものがあります。
このようなデザインになったら、男性の多くが好みますが、意外にも女性にも好評です。
その理由は、可愛いくて少し格好の良い要素があるデザインや、性能も優れたものが欲しい女性が多いからです。
そのような理由を考えたら、ロード系ミニベロは、デザインと性能を併せ持った自転車と言えるでしょう。
ロード系ミニベロのデメリット
ロード系ミニベロの特徴を知ってもらえた所で、次にロード系ミニベロのデメリットを紹介します。
このデメリットを知らなければ、ロード系ミニベロを購入してから期待外れになる場合があるからです。
耐久性がない?
ロード系ミニベロと言っても、ミニベロのハンドルだけドロップアップハンドエルに変更すれば、見た目はロード系ミニベロに見えてしまいます。
しかし、このようなロード系ミニベロはドロップアップハンドルにした事によって、他の部品が使用に耐えられなくなってしまうのです。
そのため耐久性が悪くなってしまうので大きなデメリットになってしまいます。
実際に、ホームセンターではママチャリの部品をいくつか使用して、ロード系ミニベロに見せている粗悪品を販売している所もあるので注意しなければいけません。
ロードバイクに及ばない性能
ミニベロにロードバイクの性能を取りいれたと言っても、ロードバイクと全く同じ性能になった訳ではありません。
そのためロード系ミニベロの性能を分かりやすく言えば、長距離走行においては、ミニベロ以上でロードバイク以下の性能という事です。
ミニベロより性能が良ければ、ロードバイクの性能に及ばなくても問題がないと考える方でなければ、ロード系ミニベロを購入してから期待はずれに終わる可能性があります。
そして、近距離の走行においては、実はミニベロ以下の性能になっています。
それはミニベロの大きな特徴としてペダルの漕ぎ出しが軽い事があげられるでしょう。
しかし、ロードバイクの性能を取り入れたロード系ミニベロは、最初のペダルの漕ぎ出しが重くなってしまい交差点の多い街乗りには不向きになってしまうのです。
高価な値段
ロード系ミニベロの大きなデメリットとして、高価な値段があげられます。
ロード系ミニベロには安い商品も販売されていますが、粗悪品が多く販売されている事を考えれば、あまり安い商品は購入出来ないのが実情です。
そのため、ミニベロにドロップアップハンドルだけ交換したような粗悪品ではなく、全ての部品で耐久性を求めたら高価になってしまうのは仕方のない事かもしれません。
ロード系ミニベロのメリット
ロード系ミニベロにはデメリットばかりではなく、メリットも多くあります。
このメリットを知れば、ロード系ミニベロを購入したほうが良いのか分かるはずです。
可愛くて早い
ロード系ミニベロでドロップアップハンドルになって、タイヤが大きくなっても、デザインは可愛らしくなっています。
ただしタイヤをギリギリまで大きいものを選べば、その可愛らしが損なわれる場合もあるので注意は必要です。
そしてタイヤが大きくなった事により、ミニベロより早く走行できるようになっているのです。
これは最初の漕ぎ出しが重くなった代償ではありますが、ロード系ミニベロの大きなメリットでしょう。
快適な走行性能
ロード系ミニベロには『STIレバー』というものが付いてあり、ハンドルを握ったままギアチェンジをする事が可能です。
さらにロード系ミニベロは路面の衝撃を和らげてくれるサスペンションが付いている種類が多くあるので、優れた走行性能を誇っており、サイクリングをするのが楽しくなる乗り物となっています。
ダイエットに向いた乗り物
長距離走行しやすいように設計されているロード系ミニべロでも、タイヤのサイズによってはペダルを多くこがなくてはいけないので、カロリーを消費出来るのでダイエットに向いた乗り物となっています。
ただし、タイヤのサイズを大きいものを利用していたら、あまりダイエットに向かなくなるので注意が必要です。
その他に、ダイエットに向いている理由としてドロップアップハンドルを利用している事があげられるでしょう。
これはドロップアップハンドルがハジのほうが内側から下のほうへカーブしてあり、そのカーブした所を握って走行する事に関係しています。
ハンドルが低い位置になるので、上半身を前かがみにする事によって、下半身だけでなく上半身の筋肉を使う事になります。
そのため筋肉が付いて、消費カロリーが増えるようになるのでダイエットをしたい方におすすめです。
まとめ
ロード系ミニベロの特徴について紹介してきましたが、ミニベロのメリットが少し損なわれている部分もあるので、購入をためらう方もいるかもしれません。
確かに、街乗りで走行しやすいメリットは損なわれているのですが、それを補うほどのメリットが数多くあり男性でも満足出来る魅力があります。
そのためミニベロより少しだけ格好良いデザインの自転車を探している方には、ロード系ミニベロは試してみる価値はあるでしょう。