街乗りならシクロクロス?シクロクロスが通勤通学に向いている4つの理由
シクロクロスは、通勤通学に向いている自転車だと言われることが多いです。
でも、なぜシクロクロスが通勤通学に向いていると言えるのでしょうか?
向いていると言われるからには、そこには必ず理由があるはずです。
そこでここでは、シクロクロスが通勤通学に向いている自転車だと言われる理由について紹介していきたいと思います。
街中の段差にも強いから
シクロクロスというのは、簡単に言うと、砂利道や段差に強くしたロードバイクだと言えます。
だから当然、ロードバイクやクロスバイクだとちょっと躊躇してしまうような段差についても問題なく進んでいくことが出来ます。
なので、街乗りにすごく向いていると言えるのです。
日本の町並みは、比較的に整備されているように見えるものです。
でもそれは、歩行者にとっての話で、実は自転車乗りにとってはすごく走りづらいところなのです。
なぜなら、ちょっとした歩道と車道との間には必ず段差がありますし、横断歩道などから歩道にうつる際にも段差があるからです。
そうして段差があるということは、それに躊躇するようなタイプの自転車では走りづらいことになるでしょう。
しかしクロスバイクの場合はそれを特に気にせずいけるので、街でも乗りやすいのです。
通勤通学中には何度もその段差にあたる
通勤通学に使う道の多くは、一般的な歩道や車道のある道になるでしょう。
ということは当然、その道が長くなればなるだけ、その段差にあたる回数も増えていくことになります。
それが増えれば増えるほど、シクロクロス以外のロードバイクやクロスバイクには負担になります。
だから、それらを通勤通学に使うよりは、その段差に強いシクロクロスを通勤通学に使う方が良いのです。
砂利道などもいけるのでどんな道路でも通れる
ロードバイクやクロスバイクは、やはり砂利道は通れないでしょう。
しかし先述の通りシクロクロスというのは、砂利道や段差などに強くしたロードバイクになりますから、当然そういう道でも問題なく通過することが出来ます。
そういう道を問題なく通過できるということは、どんな道でも通ることが出来るということになります。
たとえば、ちょっとした道と道の間にある、木で出来たような小さな橋。
そういう橋なども問題なく通過できるようになるでしょう。
そういう橋は木と木の間がまずまず空いていて、普通の自転車では躊躇してしまうものですが、シクロクロスならば行けるのです。
通勤通学に使う道が、常に舗装された道ではないという方も中にはいるでしょう。
多くの方が一般的な舗装された道を通っていくでしょうが、中にはそうではない人もいるのです。
でもシクロクロスであればそんな人たちの通勤通学にもつかえます。
通勤通学の道はあまり変えられない
通勤通学の道というのはあまり変えることは出来ないでしょう。
もちろん遠回りしていけばいくらでも変えることは出来るでしょうが、それでは時間が無くなることもあります。
ただのサイクリングとは違い、目的地が常に一定で、かついつまでにいかないとならないという条件があるのですから、道を自由に選ぶことは出来ないのです。
だからこそ、シクロクロスの万能性がぴったりなのです。
どんな道でも通ることが出来るわけなのですから。
シクロクロスはスピードもまずまず出る
シクロクロスの良いところは、当然スピード感にもあります。
通勤通学に使う場合、それなりにスピードが出ないと厳しいことになるでしょう。
もちろん全ての人が通勤通学場所まで遠いということはないでしょうが、シクロクロスなどの本格的な自転車を使おうと考えているのであれば、それなりに遠いことが想像できます。
もし近いのであれば、別にママチャリでいけば良い話になりますから。
そうして多少遠い距離を行く場合、スピードが出ないと朝早く家を出ないとならなくなります。
さらに何より、スピードが出ない自転車で遠い距離を進もうとすると、すごく疲れるでしょう。
通勤通学に使うということは、それからまだ仕事や勉強をしないとならないということになります。
それなのにすごく疲れてしまっていたら話しにならないでしょう。
だからそうならないようにするために、それなりのスピードの出る自転車を使わないとならないのです。
そういう意味でも、シクロクロスはぴったりなのです。
長い距離でも短い距離でもそれなりのスピードに
シクロクロスは、バランスが良いです。
ロードバイクに比べると長距離のスピードは出ませんが、短い距離ではそれよりも早くなります。
クロスバイクと比べると短距離のスピードは出ないところがありますが、それでもロードバイクよりは早いです。
クロスバイクは重たいし、ロードバイクはバランスがあまり良くないしストップアンドダッシュが苦手なので、それぞれ弱点があるのですが、シクロクロスの場合はそのあたりのバランスがすごく良いので、長い距離でも短い距離でもそれなりのスピードが出ると言えるのです。
だから、通勤通学の手段としてはすごくぴったりだと言えるでしょう。
シクロクロスはまずまず軽い
シクロクロスが通勤通学に向いているという最後の理由は、まずまず軽いということにあります。
シクロクロスは、ロードバイクに比べると気持ち重たいところがありますが、クロスバイクやマウンテンバイクに比べるとやや軽いところがあります。
ということはつまり、持ち運びも楽に出来るのです。
通勤通学では、自転車を手で持って移動させないとならないこともあるでしょう。
なぜなら、屋外に自転車をとめておくと盗まれてしまう可能性があるからです。
人目につくところでも盗まれる
シクロクロスだけではなく、ロードバイクもクロスバイクもそうですが、人目につくところに止めておけば盗まれないだろうと考えるのは浅はかです。
たとえ人目につくところであってもシクロクロスやロードバイク、クロスバイクといったような比較的に高価な自転車というのは簡単に盗まれてしまいます。
なぜなら高く売れるからです。
人目につくところで盗むなんて難しいから大丈夫なのではないかと思うものですが、人目につくところでも堂々とされていたら何も思わないのが人間なのです。
そもそもそんな人目につくところで鍵を切断して自転車を盗もうとする人なんているわけがないと思ってしまうのが人間なのです。
だから、人目につくところで白昼堂々鍵を切断していたとしても、「鍵を無くしてしまったのかな?」「なにかトラブルがあったのかな?」くらいにしか思わないのです。
ましてや日本は平和だというイメージがほとんどの日本人の中にはあるでしょう。
なので、ますます白昼堂々犯行をしていても何も思わないのです。
そういうことがあるので、自転車を通勤通学に使う場合には、必ず屋内にそれをとめておくことがおすすめです。
そしてそのためには、自転車は持ち運びしやすい重さであることが大切なのです。
シクロクロスは持ち運びもしやすい重さなので、通勤通学に使うことがおすすめできるのです。
まとめ
通勤通学にはシクロクロスが良いというのは、すべてにおいてシクロクロスはバランスが良いからだと言えるでしょう。
それなりにスピードが出てそれなりに持ち運びもしやすくて、それでいてどんな道もいける。
すごくバランスが良い自転車なのです。
通勤通学ではそのバランスが大切になるので、シクロクロスがおすすめだというわけです。