サイクルジャージはどんな点が便利?着用することで得られる8つのメリット
サイクルジャージといえば、ロードバイクに乗るときには欠かせないサイクルウェアです。
しかし、初心者の場合、「本当に必要なの?」「着るとどうなるの?」といった疑問をもつことがあります。
あまり詳しくない人だと、そのように考えてしまうことも多いですが、ロードバイクに乗るなら、やはりサイクルジャージは使うべきです。
ここでは、その根拠となる、サイクルジャージのメリットを紹介していきます。
運転に集中できる
ロードバイクに乗るときは、運転に適した服装が重要になります。
適当な服を着ていると、運転の妨げになることもあるので、注意しなければなりません。
特に、袖などがバタバタしてしまうようなものは避けるべきです。
そんな服を着ていると、気になって運転に集中できなくなります。
また、背中が出てしまうことも問題です。
ロードバイクは前傾姿勢で運転するため、どうしても背中側が短くなり、前はたるんでしまいます。
これも、運転中に気になってしまう点のひとつです。
しかし、体にぴったりとフィットするサイクルジャージを着ていれば、服がバタつくことはなく、背中が出てしまう心配もありません。
サイクルジャージは、ロードバイクに乗るために設計されたものであり、そうしたデメリットが発生しないようになっているのです。
しっかり集中していないと、思わぬ事故を起こしてしまう可能性もあるので、ロードバイクを運転するなら、必ず適切な服装で乗るようにしましょう。
楽に漕げる
ロードバイクに乗っているときは、歩いているときに比べて、向かい風の影響を感じやすくなります。
スピードが出ている分、どうしても空気抵抗が大きくなってしまうのです。
そうなると、ペダルがずっしりと重くなり、漕ぐのが苦しくなってきます。
スピードを上げたくても、抵抗が強すぎて、思うように漕ぐことができません。
このデメリットを解消するためには、サイクルジャージが役に立ちます。
体にぴったりフィットしたサイクルジャージを着ていると、空気抵抗を大幅に減らすことができるのです。
それなら、ペダルが重くなりすぎることはなく、スムーズに漕ぐことができます。
長距離を走るときも、なるべく空気抵抗を少なくしておくことで、疲れを軽減してくれるのです。
私服だと空気抵抗が大きくなりやすいので、ロードバイクを楽に運転するなら、必ずサイクルジャージを着用しましょう。
お尻の痛みを和らげる
ロードバイクに乗っていると、硬いサドルにお尻が耐えられなくなり、痛みを感じることがあります。
これは、ロードバイク初心者にはありがちなことです。
初心者の場合、体の筋肉がロードバイクに慣れておらず、お尻にかかる負担が大きくなってしまいます。
慣れてくれば、極端に負担をかけたりせず、快適に乗ることができますが、それまでの間は、痛みに悩んでしまうものです。
しかし、きちんとサイクルジャージを使っていれば、その心配はありません。
サイクルジャージのパンツにはパッドが入っており、お尻をサドルから保護してくれます。
これにより、痛みをかなり軽減することができるのです。
痛いからといって、変に柔らかいサドルに変えたりすると、筋肉が発達しなくなってしまうので、痛みを和らげるなら、ぜひサイクルジャージを利用してください。
それなら、痛みを軽減しつつ、しっかり体を慣らすことができます。
汗の対策ができる
ロードバイクに乗っているときは、汗についても注意しなければなりません。
長く漕いでいれば、体は汗をかくので、それを吸収するような服装が必要になるのです。
適当に選んだ服が汗を吸わないものだったりすると、いつまでも不快な思いをすることになってしまいます。
しかし、サイクルジャージを着ていれば、その心配はありません。
サイクルジャージは、吸水性と速乾性に優れた素材でできています。
そのため、大量の汗もしっかりと吸収することができ、なおかつ素早く乾かすことができるのです。
乾くのが遅いと、水分を含んだ服が重くなってしまうことも多いですが、サイクルジャージならすぐ乾くので、いつも快適に使うことができます。
汗の対策ができない服だと、体調を崩してしまう可能性もあるので、この点には十分注意しておきましょう。
車道を安全に走行できる
ロードバイクが走るのは主に車道ですが、そうなると、車との距離は近くなります。
車より遅いスピードで、その近くを走るとなれば、事故には常に注意しておかなければなりません。
そのためには、サイクルジャージの特徴的なデザインが役に立ちます。
サイクルジャージは、基本的に派手なデザインになっているものです。
ロードバイクに乗るときなら問題はなくても、それを着たままショッピングに出かけるとなれば、躊躇してしまいます。
それくらい派手なデザインになっているサイクルジャージは、車道でもかなり目立つため、車に気づいてもらいやすくなるのです。
車道を走っているロードバイクは、車のドライバーからすると見えにくいものですが、派手な服を着ていれば、すぐに気づくことができます。
つまり、サイクルジャージを着ることは、事故を防いで安全に走るためにも、必要なことなのです。
見た目がスタイリッシュになる
サイクルジャージは、ロードバイクに関係ない場面で着るのは難しいものですが、乗っているときは、とてもスタイリッシュで格好よく見える効果があります。
運転中の見た目には、筋肉のつき方やフォームなども影響してきますが、自分の体に合ったサイクルジャージを着ているだけでも、適当な私服よりずっとスタイリッシュに見えるものです。
なるべく格好よく見える服装にしたいなら、ぜひサイクルジャージを試してみてください。
女性用の商品も多くあるので、オシャレをしたい人にもおすすめです。
ポケットが便利
ロードバイクは、手ぶらで運転するものではありません。
携行食や水分補給のためのドリンク、財布やスマートフォンなど、いくつか持っておくべきものがあります。
そのため、ロードバイクに乗るときの服には、それらを収納するためのスペースが必要です。
もしなかった場合は、バッグなどに詰め、それを背負って運転することになりますが、快適に運転するためには、余計な荷物を増やすべきではありません。
空気抵抗のことを考えれば、なるべくスマートにしておきたいものです。
そんなときは、サイクルジャージのポケットを使いましょう。
サイクルジャージのポケットは、必要なものをきれいに収納できるので、わざわざバッグを背負うことはありません。
身軽な状態にしておけば、運転もしやすくなります。
仲間をつくりやすい
サイクルジャージは、自分が趣味でロードバイクに乗っていることをアピールする効果もあります。
これは、ロードバイク仲間が欲しいときには、とても役立つポイントです。
例えば、休憩場所にサイクルジャージの人がいたら、その人も同じ趣味をもっていることがすぐにわかります。
私服だと、単なる移動手段のために使っている可能性もあるので、あまり話しかけてくる人はいませんが、サイクルジャージであれば一目瞭然です。
そのため、サイクルジャージを着ていると、声をかけてもらいやすくなるのです。
また、サイクルジャージの人を見つけたら、自分から話しかけることもできます。
仲間を増やす目的があるなら、積極的にサイクルジャージを使っていきましょう。
まとめ
サイクルジャージには、ロードバイクに乗るときに役立つ、多くのメリットがあります。
快適に運転したり、事故を防いだりするためには、とても便利な商品なのです。
これからロードバイクを始めるなら、ここで紹介したメリットを思い出して、ぜひサイクルジャージの導入を検討してみてください。
適切な服装なら、ロードバイクはもっと楽しくなります。