サイクルジャージが必要なのはどんなとき? あると便利に感じる4つのポイント
サイクルジャージは、ロードバイクに乗るための便利な商品ですが、初心者の場合、その必要性に疑問を感じることもあります。
デザインも派手なものが多く、少し恥ずかしくなってしまうのです。
しかし、ロードバイクに快適に乗るなら、やはりサイクルジャージは必要になります。
ここでは、サイクルジャージが必要になるポイントについて、詳しく説明していきます。
空気抵抗でペダルが重い
ロードバイクに乗るときは、空気抵抗に注意しなければなりません。
空気抵抗が大きいと、ペダルが重くなり、あまりスピードが出なくなってしまうのです。
普通に歩いているときなどは、そうした抵抗を感じることは少ないものですが、ロードバイクのようにスピードが出ていると、どうしても空気の影響を受けやすくなってしまいます。
そのため、ロードバイクに乗るときは、なるべく空気抵抗の少ない服装にすることが大切なのです。
適当な私服で乗っていたりすると、重いペダルを踏まなければならず、無駄に体力を使ってしまいます。
例えば、ゆったりしたサイズの服で、余った布地が風になびいてしまうときは、空気抵抗が大きくなるものです。
風を受ける部分が多いと、それだけ抵抗が大きくなり、快適に漕ぐことができません。
空気抵抗を軽減するには、できるだけ体にフィットした服を着るのがおすすめです。
サイクルジャージは体にピッタリ
ロードバイクの空気抵抗をできるだけ少なくするなら、サイクルジャージは最適な服装になります。
サイクルジャージは、ロードバイクに乗るために設計された商品であり、空気抵抗についても、しっかりと考慮されているのです。
体にピッタリとフィットしてくれるので、風になびく部分がなく、空気抵抗を最小限に抑えることができます。
それなら、ペダルも常に軽くなるので、スピードを出すために余計な力を使う必要はありません。
自然に漕いでいても、十分にスピードを上げることができるのです。
ただし、この効果を得るためには、選び方に気をつけておきましょう。
サイズが合っていないと、体にしっかりフィットしないため、空気抵抗を大きくしてしまうのです。
痩せ型の人などは、普段よりも少し小さめのサイズを選んだ方が、ちょうどよくフィットする場合があります。
選ぶときは必ず試着をして、ピッタリと合うサイズであることを確かめるようにしましょう。
お尻が痛い
ロードバイクに乗るときは、お尻の痛みを感じることがあります。
硬いサドルにずっとお尻を乗せていることで、だんだんと痛くなってくるのです。
それでは、長く漕ぐことができないだけでなく、運転に集中できなくなる恐れもあります。
お尻が気になって事故を起こしてしまうような事態は、避けなければなりません。
そのような痛みは、初心者ほど感じやすいため、ロードバイクを使い始めたばかりの人は、特に注意してください。
初心者の人は、ロードバイクに楽に乗るための筋肉が、まだ発達していません。
体の筋肉がロードバイクに合わせて発達していけば、フォームも安定してくるため、お尻に強い圧力をかけることはなくなります。
しかし、初めたばかりで慣れていない人は、お尻に負荷をかける乗り方になってしまうことが多いのです。
体の筋肉が慣れるまでには、それなりの時間が必要になります。
しっかり筋肉が発達して、お尻の負担が減るようになるまでは、痛みを軽減するための対策をしていきましょう。
サイクルジャージは、そのための最適な商品になるのです。
パッドがクッションになる
サイクルジャージのパンツは、お尻にかかる負荷を軽減するために、パッドが入っています。
これが、痛みの対策に役立つポイントです。
ロードバイクに乗るときは、このパッドがクッションになり、硬いサドルによる痛みを和らげてくれます。
それなら、体が慣れていない初心者であっても、快適に乗ることができるのです。
お尻に痛みを感じるときは、「サドルを柔らかくすれば解決する」といった安易な考えで、別のサドルに変えてしまうこともありますが、これはおすすめできません。
なぜなら、柔らかいサドルだと、ロードバイクに乗るための筋肉が、正しく発達できなくなるからです。
したがって、サドルを柔らかくするのではなく、しっかりとサイクルジャージを使って、お尻を保護しながら乗るようにしましょう。
それなら、筋肉の発達を妨げる心配はありません。
痛みを和らげつつ、スムーズに体を慣らすことができるのです。
汗をかいて不快に感じる
ロードバイクを漕ぐのは、かなりよい運動になるので、どうしても汗をかくことになります。
特に、夏は要注意です。
気温が上がれば、それだけ発汗も多くなるため、ロードバイクに長く乗っていれば、だんだん汗まみれになってきます。
それはとても不快な状態であり、何とか対策をしなければ、快適に漕ぐことはできません。
また、ただ不快なだけでなく、体調を崩してしまう可能性もあります。
大量の汗を放置していると、今度は体が冷えてしまい、風邪をひくことになるのです。
それを防ぐためには、服装に注意しなければなりません。
しっかりと水分を吸収し、なおかつ素早く乾いてくれる服を着ていれば、汗による不快感は軽減され、健康を保つことにもなります。
そうした服装をするのであれば、ぜひサイクルジャージを試してみてください。
サイクルジャージは常に快適
サイクルジャージは、ロードバイクに乗ることを想定した商品であり、大量の発汗があっても、問題なく対応することができます。
吸水性が高く、速乾性にも優れた素材を使っているため、夏でも気持ちよく着用していられるのです。
このように、吸水性と速乾性を両方とも備えていることは、ロードバイクのように汗をかく運動をするなら、とても重要なポイントになります。
例えば、吸水性が高いだけで、すぐに乾かない商品だと、いつまでもじっとりと湿った状態になり、蒸し暑さを強く感じてしまうものです。
しかし、どちらも備えた商品なら、吸い取った汗がすぐに乾き、常に快適な状態を維持することができます。
夏の服装に悩んだときは、サイクルジャージを使って、余計なストレスを解消してしまいましょう。
ロードバイク仲間が欲しい
ロードバイクに乗るときは、複数人でチームをつくり、仲間と一緒に練習している人も多くいます。
仲間がいると、ひとりで走るよりも楽しく、練習も捗るものです。
しかし、誰かと一緒に練習したくても、なかなか仲間を見つけられないこともあります。
ロードバイクに乗っている人を見かけたとしても、その人が趣味で乗っているとは限りません。
移動手段で乗っているだけの人も多いので、声をかけることを躊躇してしまいます。
すると、休憩場所などでも、あまり話しかけてもらえないことがあるのです。
そのため、仲間を作るためには、自分の趣味がロードバイクであることをアピールできる服を着てください。
サイクルジャージはひと目でわかる
サイクルジャージを着ている人がいれば、その人の趣味がロードバイクであることは一目瞭然です。
ただの移動手段で使っている人は、そこまでのこだわりはなく、普通に私服やスーツで乗ることが多くなります。
しかし、趣味にしている場合は、空気抵抗や汗の対策などをしっかり考えているため、サイクルジャージを着用する人の方が多いのです。
そのため、他の人から声をかけてもらいやすくなります。
サイクルジャージを着ることで、仲間をつくるきっかけができるわけです。
仲間と一緒に走りたい人は、ぜひサイクルジャージを利用してみましょう。
まとめ
サイクルジャージは、ロードバイクに乗る人のことを考えて作られているため、多くのメリットをもっています。
そのため、しっかり着用することで、いつでも快適に乗ることができるのです。
見た目の派手さから敬遠してしまうこともありますが、ここで紹介したポイントを参考にして、ぜひ購入を検討してみてください。
サイクルジャージがあれば、ロードバイクをさらに楽しむことができます。