ミニベロはブレーキが肝心!
今やサイクリングブームで多くのスポーツバイクを見掛けます。
ロードバイクやクロスバイクは非常にユーザーが増えています。
また、スポーツ仕様のミニベロや街乗り仕様のミニベロも徐々にですが、ユーザーが増えています。
しかし、ミニベロにとって非常に重要なのがブレーキです。
自動車や自転車すべてにおいて、ブレーキは重要ですがミニベロは妥協してはいけません。
購入時に注意すること!
ミニベロと一括りにまとめても、メーカー毎や仕様毎に様々なブレーキがあります。
また、近年では自転車自体をインターネット通販で安価に購入できるようになりました。
また、大手自転車量販店も増えています。
しかし、ミニベロを購入する際、ブレーキのタイプだけは必ず注意することをおすすめします。
有名メーカーのミニベロであっても、ブレーキパーツにコストダウンのシワ寄せがあります。
また、安いミニベロならなおさら、製造元不明のブレーキパーツが使用されています。
特に初心者は、変速機の性能やギヤの段数にこだわります。
しかし、ミニベロを含めブレーキを確認していないことが多いです。
酷い場合、スポーツバイクにシティサイクルいわゆるママチャリと同じブレーキパーツが使用されています。
この場合は、ブレーキ本体に剛性が無く、制動性も悪いでのおすすめしません。
高い自転車であっても、ブレーキは注意が必要です。
Vブレーキのメリットとデメリット
Vブレーキとは、自転車のホイールのリムをV字に挟み込んでブレーキングするものです。
一般的に、安いクロスバイクやマウンテンバイクに使用されています。
リムを挟み込むため、ダイレクト感は高いものの、雨天時の制動性は悪くなります。
また、構造が単純なため、高速走行時に急ブレーキを掛けるとブレーキ本体がたわむような問題があります。
そのため、ミニベロの様にタイヤ径が小さく、高速回転し易い自転車にとってVブレーキはあまりおすすめできないものです。
デュアルピボットブレーキのメリットとデメリット
デュアルピボットブレーキは、ロードバイクに使用され、高速走行に適したブレーキです。
ブレーキ自体も非常に頑丈な構造になっています。
そのため、ミニベロのようにタイヤが高速回転する自転車にとっては安全性が向上します。
しかし、Vブレーキと同様に雨天走行時における制動性は低下します。
しかし、Vブレーキと比較してデュアルピボットブレーキの方が、両サイドからリムをしっかりと挟み込める構造となっているため、安全性はVブレーキより上です。
また、メンテナンス性においてもユーザーが調整やブレーキパットの交換が行いやすいのでおすすめです。
ディスクブレーキの特徴とは?
やはり、ブレーキの制動性を求めるのであれば、ディスクブレーキが最適です。
ミニベロなどの小径車用にも販売されており、ディスクブレーキを搭載したミニベロも多数あります。
メリットとしては、雨天時の制動性能が格段に高いということです。
一方、デメリットはメンテナンスにそれなりの知識が必要だということです。
ブレーキ構造が複雑なため、調整は非常にシビアです。
また、デスク自体が金属製品のため重量増加に繋がるといった問題があります。
しかし、ディスクブレーキの場合、泥や砂埃による制動性能が低下することは非常に少ないです。
これは、自動車のブレーキに使用される程ですから間違いない性能を有していると判断できます。
まとめ
筆者自身、ミニベロの購入を検討していますが、ブレーキがダメなものは徹底的に検討対象から除外しています。
現在は、デュアルピボットブレーキを搭載したロードバイクに乗っており、ミニベロのブレーキは最低でもデュアルピボットブレーキです。
過去にVブレーキ仕様のクロスバイクに乗っていましたが制動性能は非常に低く、危険な経験をしたことがあるのでおすすめしません。