ミニベロで長距離走行する際は輪行バックを持って行くこと
昨今、『弱虫ペダル』などの影響から自転車ブームが到来しています。
また、健康面や節約の観点から自転車通勤される方も増えています。
特に保管場所の問題も解決し、スポーティーな走行が可能なミニベロに乗られている方を街で見かけたり、サイクリングロードで見かけることもあります。
また、ミニベロで長距離サイクリングに挑戦される方もおりますが、初心者の方は万が一の場合に備えて準備をしていますか?
パンク修理キットや空気入れは初歩的ですが、輪行のためのバックをお持ちでしょうか?初心者の方は、準備もしていない場合があります。
輪行とはなにか、そして何故輪行バックが必要か説明いたします。
輪行とは自転車を電車やバスに乗せること
輪行とは、簡単に言うと自転車を電車やバスに乗せることです。
ミニベロやロードバイクなど前輪が簡単に外せるクイックリリースが付いています。
輪行時は、前輪を外しハンドルを緩めて向きを変えることで、自転車自体を自分の肩に提げて電車・新幹線はたまたバスの貨物室に積むことが出来ます。
この輪行という行為は、非常に便利です。
『長距離を走行して疲れたから帰りは電車で帰りたい』、『急ぎの用事が入ったから直ぐに帰らなければならない』、『体調が悪くなってもう走行できない』など緊急事態などの場合に非常に有効です。
この点はミニベロだろうがロードバイクだろうが同じ事です。
ミニべロを修理できない自転車屋もある
それでは初心者の方、パンク修理キットは携帯していますか?空気入れはありますか?パンク修理またはチューブ交換が出来ますか?と質問します。
答えでは、『修理キットと空気入れはあるけど修理経験がない』といった回答が多いはずです。
でも、修理が自分で出来なければ近くの自転車屋へ行くだけです。
通常のパンク程度であれば修理してくれます。
ただ、このミニベロがクセモノなのです。
もし、遠出し田舎の自転車屋しか無い場合、チューブがバーストしていたら絶望的です。
小径車のため、タイヤサイズの取り扱いがなく、チューブすら在庫していない可能性があります。
イオンバイクやサイクルベースあさひなどの自転車販売店なら多少なりとも希望はあります。
でも、ミニベロは意外に取り扱いが無い場合が多く、結果的には修理不能となる可能性があります。
帰宅時の手段として輪行が重要
そのような、絶望的な状況に陥った場合、帰宅手段として輪行が重要となります。
近くの駅から電車で最寄り駅まで帰るだけです。
また、その他の破損などでその場に放置する訳にもいかないので、輪行バックが重要となります。
長距離走行はパンクのリスクが増加する
サイクリングで絶望するのが、『ペーン』または『プスー』などといった音を聞くことです。
過去に、自宅付近の駅から2駅先(往復25km)を走行していたところ折り返し地点の駅でパンクしました。
その時はロードバイクでしたが、パンク修理キットも携帯せずに走行しており、近くには寂れた自転車屋のみでした。
ロードバイクの修理すら出来ない自転車屋であり、輪行バックも携帯していませんでした。
まさに、絶望した瞬間です。
輪行バックがあれば電車で10分で帰宅出来たのに、自転車を押して2時間も掛けてきたくしました。
これ以降、パンク修理キットを充実させ常に携帯しています。
私自身は、ケチなので自分で補修し帰宅します。
電車賃の方が高くなるのが嫌なだけです。
ミニべロの長距離走行には輪講バックは必須
特に初心者の皆さん、輪行バックは絶対に携帯してください。
ミニベロのように特殊な自転車程、万が一の場合があります。
大学時代に友人が小径車をパンクさせ、電車で帰宅し車で回収したこともあります。
このような自体が50km先や100km先で起きた場合の絶望を味わってはいけません。
まとめ
自転車ライフは非常に楽しいものですので、辛い経験でサイクリングを辞められることが無いことを望んでおります。