これで三日坊主解消!?ランニング初心者必見、走りたくなるマラソンシューズの選び方

[ミズノ] Mizuno WAVE RIDER 19 [メンズ] J1GC1603 04 (スカイブルー×シルバー×フラッシュイエロー/270)

ランニングシューズを選ぶ時、どんな基準で選んでますか?

今すぐにでもランニングを始めたいけど、どんな靴を買えばいいかわからないですよね。

新しく始めることは、少しでもネガティブ要素があると、継続するのが面倒になってついつい敬遠してしまいがち。

気がつくと、新品同様で靴箱の中に眠っている…なんてこともありますよね。

そこで今回は、ビギナーでも自分の足にしっかりとフィットして、走るのが楽しくなりそうなマラソンシューズの選び方をご紹介します。

これから買うという方や、一回でも失敗してしまった方は、是非一度、チェックしてみてくださいね。



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こんな選び方してない?失敗しやすいマラソンシューズの選び方

1.デザイン”だけ”で選んでいる

一番多いのがこの失敗。

やっぱりせっかく買うんだから、おしゃれなものに目がいきがちですよね。

もちろん、走るたびに履くものですから、デザインにこだわるのはとても重要です。

ですが、そこ”だけ”で選んでしまうのが失敗の元なんです。

マラソンシューズを出しているメーカーはたくさんありますが、その靴はそれぞれのメーカーによって違った木型を元に作られています。

なので、見た目の形は同じようでも、メーカーによってフィットする足の形はかなり違うんです。

まず優先すべきはその、自分の足に合うかどうか。

そうでないと、せっかく買ったのに履くだけで足が痛いとか、履きにくいといった理由で履かなくなって、結果的にマラソン自体に興味がなくなってしまいかねません。

2.「シューズ自体の軽さ」で選んでいる

デザインと並んで非常に多いのが、この軽さ重視の選び方。

マラソンシューズを選ぶ際、スポーツショップなどに行くと、シューズのPOPにも「○○gで軽量!」といったように、いかに軽いかが目立つように商品が展示されていたりしますよね。

そこだけみると、軽ければ軽いように見えますが、実はマラソンシューズには、走り方や競技に合うタイプがあります。

軽さが重要になってくるのは、例えば陸上のコースを使ってやるような、スピードを競うレース用のものです。

少しでも軽量化するために、足裏のクッション性を最低限に抑え、靴自体の生地もメッシュや薄めのものが使用されています。

そういったスピード系の陸上競技は大抵、クッション性の高いタータンと呼ばれる赤茶色のコートで行われるため、多少靴自体にクッション性が無くても足への負荷は少ないのですが、その靴を一般の公道などで使うと、足や膝にかなりの負担がかかります。

普段トレーニングをしていない人が、クッション性の無いアスファルトなんかでそれを使用すると、それだけでケガのもとに…。

こうなると、一気にやる気がなくなってしまいますよね。

なので、軽さはあまり重視せずに選んでください。



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これで続けられる!マラソンが楽しくなるシューズを選ぶ4ステップ

STEP1:自分の足の形を知ろう

まずは、自分の足がどのような形なのかを把握しましょう。

日本人の足は幅広の甲高、なんてよく言われますが、実は人によって結構違うんです。

足の形は大きく分けてエジプト型とギリシャ型とスクエア型の3つがあります。

それぞれどんな特徴があるのでしょうか。

①エジプト型

親指から小指にかけて段々と短くなる形で、日本人の7〜8割がこの型です。

なので、日本のメーカーのシューズや、日本人用に木型を作っているメーカーのシューズは、この型に沿って作られていることが多いです。

②ギリシャ型

こちらは人差し指が一番長いタイプ。

日本人の2割程度がこの型です。

足幅としても細い場合が多く、欧米のメーカーがフィットしやすい足形です。

③スクエア型

エジプト型、ギリシャ型のように突出して長い指が無く、親指・人差し指・中指が揃った長さになっています。

日本人では5%と、3つの中では1番少ない足形です。

甲は低いものの幅広の足形なので、エジプト型よりもやや欧米寄りの靴が合う足形でしょう。

STEP2:メーカーごとのシューズの特性を知ろう

自分の足形がわかったら、今度はどこのメーカーの靴が自分の足と合いやすいかを知りましょう。

①エジプト型に合うメーカー

■ミズノ
■アシックス

この足形は足幅と甲の高さに注意して選ぶ必要があるため、日本のメーカーのものを使うのがベストでしょう。

幅の広さで言えばニューバランスも合いやすいですが、ミズノ・アシックスに比べやや甲が低いので、どちらの条件も満たすのはやはり国内メーカーです。

特にこの2つのメーカーはランニングシューズの種類も豊富なので、自分に合ったものを探すには最適ではないでしょうか。

②ギリシャ型に合うメーカー

■ナイキ
■プーマ
■アディダス

こちらは足幅が狭く、細い足形のため、欧米系のメーカーが合います。

ナイキやアディダスはデザイン性が高く、ブランドイメージもおしゃれ志向が強いため、タウンユースとしても使えそうなシューズが多く、失敗する方の大半はこのどちらかをデザインで買って、結局足に合わない…というパターンではないでしょうか。

③スクエア型に合うメーカー

■ニューバランス
■ワイドバージョンのアディダス

幅は広いけど甲は低いこのタイプは、ニューバランスが最も良く合います。

また、一部アディダスでもワイドのものを出しているので、幅が合えば欧米のメーカーのものでも問題なくフィットするでしょう。

STEP3:シューズのタイプごとの特性を知ろう

メーカーがイメージできたら、次は自分の用途に合ったシューズを知りましょう。

シューズには、クッション性重視タイプ、クッション性と軽さのバランスタイプ、軽量重視タイプの3つのタイプがあります。

これからマラソンを始める、というビギナーの方は、迷わずクッション性重視のタイプを選んでください。

こちらは初心者向けのタイプで、衝撃吸収力に優れているため、運動に不慣れな足を、衝撃から守ってくれます。

専用のコートではなく公道を走る場合はこのタイプを選択して、ケガを予防しつつ、長く走れるようにしてくださいね。

反対に、失敗する選び方でも書きましたが、軽量重視タイプは競技者向けのものですので、初心者はなるべく避けるようにしてください。

STEP4:デザインは最後に、でも妥協は禁物!

ここまで自分の足に合ったメーカー・シューズタイプが分かったら、やっとデザインです。

デザインだけで選ぶのは禁物ですが、ここまで他の要素を詰めたら、デザインにも絶対に手を抜かないでください。

というのも、どんなにこだわってシューズを選んでも、デザインが気に入らないとそもそも履く気にならず、たちまち三日坊主の誕生、となってしまうからです。

流行のランニングを始めるからには、やっぱりデザインも凝ったものを選びたいですよね。

それに、履くだけでテンションが上がる靴であれば、履きたくなったついでに軽く走る、なんてこともあるはずです。

ですから、必ずここは妥協せず、足に合う範囲でも気に入ったデザインのものを選ぶようにしてくださいね!

合うシューズを知るには、自分を知ることから

自分の足に合うシューズを選ぶのに必要なことは、自分がどのような足の形をしていて、どのような目的で走るのかを明確にする、つまり自分を知ることです。

このステップを踏んでいれば、まず自分の足に全く合わない靴を選んでしまう、ということはなくなるでしょう。

それでは最後に、足のタイプ別、おすすめシューズをご紹介します。

種類が多すぎて迷うという方は、是非参考にしてみてくださいね。

足形別おすすめシューズ:エジプト型

ミズノ:ウェーブライダー20

[ミズノ] Mizuno WAVE RIDER 19 [メンズ] J1GC1603 04 (スカイブルー×シルバー×フラッシュイエロー/270)

ウェーブライダーは20年も前から改良が重ねられている、ミズノのランニングシューズを代表するモデルです。

踵のウェーブが抜群のクッション性を生み出すとともに、適度な反発が走りやすさをサポートしてくれます。

また、全体はメッシュで構成されているため、フィット感も足の入りも非常に良いです。

カラーバリエーションも豊富ですので、デザインから見てもこのモデルはエントリーに最適ですね!

アシックス:fuzeX

(アシックス) ASICS asics(アシックス)「fuzeX TJA130-0790」ランニングシューズ 26.0 FSY-K(0790)

こちらはGELと呼ばれるスポンジ素材でクッション性と反発性を強化したモデルです。

さらに、フィット感を生み出すためにシューズの先端は縫い目の無いシームレスな形状になっています。

メッシュではないのでやや蒸れる可能性もありますが、フィット感はミズノのモデル以上です。

このモデルもカラーバリエーションが豊富で、結構派手めなものが多いので、足にアクセントを持ってきたい方にもおすすめです。

足形別おすすめシューズ:ギリシャ型

ナイキ:フリーRNディスタンスシールド

(ナイキ) Nike メンズ Free RN Distance Shield フリー RN ディスタンス シールド, ランニング シューズ 849660-700 [並行輸入品], 27.5 CM (US Size 9.5)

最大の特徴は、撥水加工が施されている点です。

小雨程度であれば問題なく走れるので、天候を選ばず使用できます。

クッション性についても非常に高く、ソールには切れ込みが入っているため稼働域が広く、ダッシュするときにもスムーズに走り出すことができます。

デザインやカラーリングもナイキらしく、おしゃれな仕上がりになっています。

アディダス:ピュアブースト ZG Mesh/ピュアブースト X

BOOSTフォームと呼ばれるクッション素材を用い、クッション性と反発性を両立したモデルです。

こちらはZGがメンズ、Xがウィメンズモデルです。

Xは女性の足に合った形状に作られており、履き心地や走りやすさだけでなく、履くと足首が締まって見えるような見た目の美しさにもこだわったモデルになっています。

足形別おすすめシューズ:スクエア型

ニューバランス:フレッシュフォーム ボラカイ M980

[ニューバランス] new balance メンズ ランニングシューズ スニーカー ナイトラン対応 安定性 クッション性 グリップ力 屈曲性 耐久性 D フレッシュ フォーム ボラカイ M980 FRESH FOAM BORACAY M980 EP2 1008106 ブラック 28.0cm

このモデルはニューバランスの中でも特にクッション性、緩衝性が高く、ナイキのソール同様にこちらも屈曲性が高く、走り出しがスムーズなモデルです。

また、反射材を配したエクリプスコレクションと呼ばれるモデルのため、夜間でも安全に走ることができます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

デザインや軽さだけを重視して選んでいた方は、ここまで読んでいただければもう、失敗することはなさそうですよね!

「これから準備する!」という方も、「一回挫折してしまった…」という方も、ぜひこの選び方を参考に、自分の足に合って、履きたくなるようなマラソンシューズを選んでみてくださいね。