シニアランナーでもランニングタイツって実際どうなの?(体験談)
去年からジョギングを始め、今年の春56歳にして人生初のフルマラソンにチャレンジしたおっさんランナーです。
年甲斐もなく(笑)ランニングタイツにも果敢に挑戦しましたので、自分と同じような、キャリアはジュニア、年齢はシニアなランナーで「ランニングタイツっておすすめなの?」とお思いの方を想定し、感じたことを綴ってみたいと思います。
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目次
自分のランニングプロフィール
56歳のおっさんランナーです。
ランニング暦は1年弱にもかかわらず、無謀にも今年の3月に佐倉マラソンで人生初のフルマラソンに挑戦しました。
制限時間6時間ギリギリの5時間40分で「名ばかり完走」しました。
お察しの通り、実態はほぼ「完歩」(笑)でして、後半はほとんど歩きっぱなしという大失速レース。
ほろ苦デビューとなりました。
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ランニングタイツを着用し始めたきっかけ
最初はウェアに関しては全くの無頓着でした。
もともとファッションには興味がない上、そもそもウェアを気にするレベルではないと思っていましたので、上下ともユニクロで買ったスポーツウェアでヨタヨタ走っていました。
奥さんがクリスマスプレゼントにランニングタイツを買ってくれたのが着用のきっかけです。
TIGORA(ティゴラ)ブランドのロングタイツで、比較的廉価品のカテゴリーのようです。
感想①ランニングファッションとして
初めて着用した感想は「きつい」「きもい」の2Kでした。
あくまで着用感と見た目の問題ですが、あのピッチピチ感に慣れないうちは、着脱に少なからず苦労したのと、着用した自分の姿は(奥さんいわく)「きもい」ものでした。
ただ着脱もすぐに慣れましたし、見た目も、上に短パンをはくとそこそこ様にはなってきました。
感想②防寒効果について
冬のレースや練習で何回か着用したのですが、防寒機能は間違いなくありました。
長ズボンで走るというのは(特にレースの場合は)なんか違うだろうなと思う反面、素肌に短パンのみという状態も寒々しい(というかリアルに寒い)ということもあり、タイツ+短パンというスタイルは防寒面ではベストスタイルだと感じました。
感想③ケガの予防効果について
キャリアはジュニア、年齢はシニアですのでケガ予防には神経を使います。
自分の場合、ハーフを越えると右ひざに鈍痛がおそってきます(所謂ランナー膝というらしいです)。
ランニングタイツはこれを未然に防ぐ頼みの綱のひとつでした。
結果的に、ハーフまでの距離ならば、そこそこのサポート感を実感しました。
たださすがにフルとなると、タイツの効果は気休めレベルだったかなという感じです(そもそも走力不足が決定的でしたから)。
感想④パフォーマンスアップ効果について
メーカーが謳っている機能のひとつなのですが、これは正直疑問でした。
自分の実力不足を棚に上げて言うのもなんですが、シューズの違いが走力向上に与える影響はありそうですが、タイツはほぼ関係ないと感じました。
サブ4以上のレベルになれば、また違った世界なのかも知れませんね。
感想⑤疲労回復効果について
翌日の疲労感というやつですが、これはそこそこの効果があるように感じました。
何度も言いますが、フルマラソンの場合は「焼け石に水」ですが、ハーフ以下のレースやロング走練習で試した感覚では、はいていない場合と比べ、翌日の(自分の年齢になると2~3日後の)疲労感が違うような気がしました。
まとめ
自分のような初心者シニアランナーには、ランニングタイツはおすすめアイテムです。
特に男性の場合、最初あの格好に抵抗があるかも知れませんが、少なくとも素肌むき出しスタイルで走るよりは、一定のサポート感を実感します。
冬のレースでの防寒効果、筋肉や関節のケガを予防する効果、疲労軽減効果はゼロではないと感じました。
先ずは比較的安いもので試してみてはいかがでしょうか。