ランニング初心者だからまだまだランニングタイツなどの専門用品必要ない?
ランニングやジョギングを始めようと思った時には勿論、それ用の衣類をあれこれ用意するものです。
出来るだけ通気性の良い速乾性のある、そして軽いものを選ぶのが最もこういった運動に適していると、専門店のスタッフさんもすすめてくれるでしょう。
靴やもそうですが、出来ればランニング専用の衣類も整えておきたいですね。
そんな時にランニングタイツも是非、考慮に入れておきましょう。
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ランニングタイツって普通のタイツとは違う?
勿論普通のタイツでも保温性は充分ですが、ランニングタイツの場合は色々な機能も付いていますので、走る時の脚の保護にも役立ってくれます。
素材も勿論ですが、テーピング機能などもついていますので、筋肉のサポートや関節部の負担を減らすように設計されているのです。
特に長距離ランナーには、必須の機能だとも言えましょう。
素材もまた、保温性がありながら通気性や速乾性も兼ね備えた特殊な素材で作られていますので、冷えも防いでくれる上に汗の乾きもいいと言う事になります。
こういった機能は、普通のタイツやレギンスには無いものですので、走る上では出来ればランニングタイツの使用がおすすめです。
ランニングウエアを購入する時の予算に、このランニングタイツの分も入れておきましょう。
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初心者でもランニングタイツは用意したほうがいい?
まだ初心者だから、ランニング用品もそれほど専門的なものは必要ない、と思われるかもしれませんが、実は初心者だからこそ必要な物もあるのです。
ランニングタイツも、その必要な物の一つです。
運動とは学生時代後は縁の無かった人に
学生時代からずっと運動は欠かさずにやってきた、と言う方がある日ランニングを開始したと言う場合、筋肉的にはそれほどの問題はありません。
最もその運動が、ランニングの時に必要な筋肉と同じ筋肉を、強化しているかどうかは運動によって違ってきます。
とは言え、学生時代には嫌でも体育の時間があって運動していたけれど、その後就職してからは運動らしい運動もしなかったと言う方の場合、全身の筋肉にいささか問題が出てきます。
こういった方の場合、まず筋肉を作り直すことから始めるのが正直一番よろしいのですが、それでも少しでも走るところから始めようと思った場合、ランニングタイツを使用してみましょう。
ランニングタイツの場合少なくとも、脚全体の筋肉と関節部を保護してくれます。
運動用以外の、普通の生活程度の筋肉ではどうしても、関節部の保護までは難しいのが事実です。
ランニングタイツなら、筋肉のサポートと関節部の保護もしてくれるので、こう言ったランニング初心者には大変におすすめになります。
正直なところ、このタイプの方の場合はまず筋トレから始めることが、一番大事だと言う事も改めて付け加えておきましょう。
運動はしてきたけれどランニングはしてこなかった人に
運動とひと言で言ってしまいますが、その種類によって使う筋肉は様々です。
勿論末端部の動きでも、全身の筋肉が使われることになりますが、それでも運動の種類によって強化される筋肉は違ってきます。
走ると言う運動の場合、日常生活でも行われる運動ですが、ランニングになるとさすがに時間も早さも違ってきます。
今では昔と違って走ると言う運動は、脚の筋肉よりも腹筋特にインナーマッスルによるところが大きいと、強化の対象が変化してきています。
現在のスポーツ医学でも走るにはインナーマッスルの強化が、特に推奨されてきています。
とは言えやはり、脚の筋肉は走る上で大きな役割を果たすことも事実です。
特に体重のかかる、足首周りと膝周りの筋肉は、関節部を保護し怪我から守るために必要な筋肉と言えます。
これらの筋肉が鍛えられる運動をしてきたなら問題ありませんが、もし少々それには自信がない場合、ランニングタイツでサポートして上げるのがいいでしょう。
なまじ運動してきたと言う自信が、別運動で別の負担がかかって怪我の原因にならないように、あらかじめ対処しておきましょう。
短距離ランニングはしてきたけど長距離はしてこなかった人に
短距離ランニングの代表的なものは、50m走などの所謂ダッシュをかける走りです。
まあこれはいささか特殊と言うか、社会人には特別な運動ですので例から外しておきましょう。
ここでいう短距離と言うのは、1キロくらいを割と早めのペースで走るのを楽しんでいた人が、長距離のランニングに変更した場合です。
つまり初心者とは言え走りの経験もあるけれど、長距離ランナーとしては初心者と言う事ですね。
このタイプの人の場合気をつけなくてはいけないのが、実はスピードです。
1キロくらいの走りですと、かなりスピードを出してもなれている人なら楽に完走できてしまうのです。
所がこの走り方が習慣になっている場合、10キロを超える長距離でもペース配分が変えられずにリタイアしたり、脚を傷めたりと言う事があったりするのです。
こういうタイプの人にもやはり、ランニングタイツの着用をおすすめしたいです。
特にテーピングタイプのサポート力の強いもので、ちょっと脚を動かしづらいかなと感じるような物で、始めてみるのは如何でしょう。
いやでも少し、スピードも落ちますし持久力もついてくれます。
負荷をかけるのかサポートするのかを見極めましょう
サポート力が強い素材の場合は勿論、筋肉と関節を保護してくれますが、今度は筋肉に対して少々負荷もかかってきます。
圧がかかると言う事は、それだけ筋肉の力が必要だと言う事です。
初心者さんの場合、この二律背反をどうクリアしていくかにも、心を配ってみることが必要です。
保温性を重視した伸びの良い素材のランニングタイツ
ある意味万能な種類の、ランニングタイツです。
季節を問わずに使用できますし、お値段的にもリーズナブルです。
サポート力にはあまり期待が出来ませんが、その代わり動きやすさと言う点ではトップと言えます。
この手のタイツは経験の有無にかかわらず、ランナーさんなら1枚持っていて損はありません。
もし急なトラブルがあった時でも、下にテーピングをしたりサポーターを使用するなどのアレンジが出来ますので、大変に便利なタイプです。
関節部のテーピング効果に特化したランニングタイツ
足首や膝股関節など、走る上で非常に負担をかける関節部へのサポートをしてくれるタイプです。
特に関節部の怪我などの場合、このタイプは大きく貢献してくれます。
テーピングする手間も無いので、初心者さんで膝などに痛みを覚えた場合は、面倒無く使用できるタイツです。
テーピング部分を確実に関節部にフィットさせるのに、慣れるまでは時間がかかるかもしれません。
関節部トラブルがあった場合に備えて、走り始めの初心者さんにも1枚、用意しておいた方がいいかもしれません。
筋肉サポート用の素材でしっかりと作られたランニングタイツ
厚手のものが多いタイプです。
また先に書きました、テーピング用のタイツもこの手の素材で作られているものが殆どです。
脚全体の筋肉をサポートして、負担を減らすように出来ていますので、長距離を走っても疲労感や翌日の筋肉痛が違ってきます。
運動と縁の無かった、でも走りたいと言う初心者さんにはある意味適していますが、締め付け感が強いのでその分負荷もかかることがあります。
まだ強くなっていない筋肉で履きこなすのは、いささか難しいかもしれません。
まあこちらの場合、フルマラソンなどでの使用がおすすめのタイプですので、初心者さんの場合は後のお楽しみと言ったところでしょうか。
まとめ
ランニングと言う運動は極端に言うと、ジャンプし続けているのと同じ運動なのです。
フルマラソンで42.195キロ、3時間で走るとした場合これをジャンプ運動に置き換えたら、3時間跳び続けると言う事になります。
乱暴すぎる例かもしれませんが、これが一番わかりやすいでしょう。
つまり初心者さんには、一見楽に見えるかもしれない走りでも、それだけ過酷だと言う事も心にとめておいていただきたいのです。
運動は身体にいいものですが、やり過ぎて壊してしまっては何にもなりません。
たかが走りと甘く見ずに、ランニングタイツなどで充分に脚の保護の準備をしてから、取り掛かってください。