一足では足りない!ランニングシューズは複数持つことが大切!
ランニングをする時は、ランニングシューズを履くことが大切です。
それは、ランニングシューズには脚へのダメージを軽減したり、走りやすくする働きがあるからです。
では、ランニングシューズは何足持っていると良いのでしょうか?
その答えは、「3足以上」です。
ここでは、ランニングシューズを複数持つことの大切さなどを説明していくので、ランニング初心者はぜひご覧ください。
目次
ランニングシューズを複数持つ必要性とは
ランニングシューズは安価なものだと、3,000円くらいで購入することができます。
しかし、質の良いランニングシューズは一足10,000円以上します。
そのことから、何足も気軽に買えるものではありませんが、ランニングを続けていくなら複数持つことが大切です。
ランニングシューズには、走る際の着地の衝撃を軽減する機能があります。
また、スニーカーなどのシューズよりもフィット感や通気性が良く、走ることを考えて設計されています。
脚を守り、快適に走るためにはランニングをする時はランニングシューズを履くことが大切です。
ランニングシューズは使えば使うほどソールが削れていき、寿命は短くなっていきます。
また、あまり履いていなくても、時間の経過と共に劣化していき、ソールのクッション性は低下していきます。
同じシューズを毎日履いていると、そのシューズは休む暇がなく、どんどん劣化していまいます。
そのため、ランニングシューズを一足しか持っていないと、ダメになるスピードは早くなります。
ランニングシューズを3足以上用意して、ローテーションで履くことにより、一足にかかる負担は少なくなるので、一足一足の寿命は長くなります。
それらのことから、ランニングを長く続けるのなら、ランニングシューズは複数(3足以上)持つことをおすすめします。
また、ランニングシューズを使い分けるためにも、複数持っていた方が便利です。
スピード練習やレースで使用するランニングシューズ
スピード練習では軽めのシューズを履くことにより、効率的にスピード練習を行うことができます。
軽いシューズは重いシューズよりも比較的スリムになっており、軽いことからスピードを出しやすくなっています。
そのため、軽いランニングシューズはスピード練習に最適ですが、クッション性は低いため、普段のジョグなどで毎日履くことはおすすめできません。
クッション性が低いと脚にかかる負担は大きくなるため、怪我をするリスクが高まるからです。
ですから、軽いシューズはスピード練習の時だけに履きましょう。
また、軽いシューズはレースで履くと良く、更にレース用とスピード練習用で使い分けると良いでしょう。
軽いランニングシューズは耐久性が低い
軽いランニングシューズは他のものよりもソールが薄く、耐久性は低くなっています。
そのため、ソールが厚く重いシューズよりも寿命は短くなります。
寿命を迎えたシューズを履いていると怪我をしやすくなります。
それらのことから、軽いランニングシューズは頻繁に劣化具合を確認することが大切になります。
練習用は基本クッション性の良いシューズを
先程、スピード練習には軽いシューズが最適と話しましたが、練習をする時はクッション性の良いシューズを履くことが基本になります。
練習ではなるべく脚に負担がかからないように、クッション性を重視することが大切です。
クッション性の低いシューズを毎日履いて練習していると脚を痛めてしまい、練習できなくなってしまいます。
そのため、普段のジョグではクッション性に優れた重いランニングシューズを履くことが大切で、週1回か2回のポイント練習の時だけ軽いシューズを履きましょう。
多くの練習がアスファルトのロードの場合は、特に脚へのダメージを気にする必要があります。
それは、アスファルトは非常に硬く、芝や土の上よりも脚に加わるダメージが大きくなるからです。
ですから、アスファルトのロードでの練習が多い場合は、ソールの薄い軽いシューズはあまり履かないようにしましょう。
ランニング初心者だけでなくサブスリーランナーも、練習でジョグする時はクッション性に優れたシューズを選ぶことが大切になります。
ジョグとスピード練習両方使えるシューズがあると便利
ランニングシューズは大きく分けると3種類あります。
片足300gくらいの重くクッション性に優れたシューズ・片足250gくらいの程良い重さとクッション性をしているシューズ・片足160gくらいでとても軽くクッション性が比較的低いシューズです。
その中の、片足250gくらいの重さのシューズは、基本、レース用の軽いシューズよりもクッション性があり、すごく重いという訳でもありません。
そのため、そのシューズは長いジョグにもスピード練習にも使うことができ、万能のシューズと言えます。
色々な練習に対応できるので、ジョグにもスピード練習にも使用できる重さのシューズは、一足持っておいた方が良いでしょう。
安価なランニングシューズはクッション性が高くない
安価なランニングシューズは、ソールが厚くてもクッション性はそれほど高くありません。
それは、使用されている素材の質が良くないからです。
ソールを触れば分かることですが、価格が高いシューズに比べるとソールは硬いです。
そのことから、安価なランニングシューズは、短いジョグ用に使用することをおすすめします。
ジョグ用のクッション性に優れたシューズは必要
前述した通り、練習で履くランニングシューズの基本は、クッション性の良いのものです。
長距離走の練習の基本はジョグなため、初心者から上級者までクッション性に優れたジョグ用のシューズは必要になります。
どれだけ速いランナーでも、ジョグを練習の基本にしているので、ランニングを続けるのならクッション性に優れたジョグ用シューズは2足は用意したいものです。
クッション性に優れたジョグ用シューズは、普段のジョグや、疲労を抜くことを目的としたジョグ、調子を整えるためのジョグなど、様々な目的のジョグに履くことができます。
ジョグ用のシューズでも、劣化具合によって使い分けると良く、劣化が酷いボロボロのシューズは短いジョグ用にするなど、使い分けることもおすすめです。
古いシューズは雨の日用にするのもおすすめ
購入したばかりのランニングシューズや、比較的綺麗なランニングシューズは、雨が降っている時に履きたくないかと思います。
それは、雨の日に履くことで汚れやすくなるからで、綺麗なシューズはなるべく汚したくないことでしょう。
そこでおすすめしたいのが、古いシューズを雨の日用にすることです。
古いシューズはある程度汚れているため、汚れることが気にならなく、雨の日でも気軽に履くことができます。
しかし、古いシューズのソールが削れすぎていたり、劣化しすぎていたりすると脚を痛めてしまうため、ボロボロすぎるランニングシューズは履かないようにしましょう。
ちなみに私は、ある程度クッション性が残っている古いランニングシューズは、雨の日用にしています。
まとめ
以上のように、ランニングを続ける場合はランニングシューズを複数持つことが大切です。
複数持つことによって、ランニングシューズの寿命は長くなり、様々な練習に対応することができます。
ランニングシューズは安い物ではありませんが、怪我を防いだり、快適に練習するためにも、3足以上持っておくと良いでしょう。
また、レース用と練習用を分けておくことをおすすめします。