冬場のタイツはこれ?裏起毛のランニングタイツを買う際のポイントと注意点
裏起毛のランニングタイツは、普通のランニングタイツよりも暖かいです。
ということは当然、冬場にランニングをしようとする人の多くが、その裏起毛のランニングタイツを選ぶことでしょう。
でも、そんな裏起毛のランニングタイツを使う際には、選ぶポイントがあります。
そこでここでは、そんな裏起毛のランニングタイツのポイントと、それを使う際の注意点を紹介します。
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吸湿性の高いものを選ぶように注意
裏起毛のランニングタイツを使おうと思ったら、吸湿性の高い裏起毛の物を選ぶ必要があります。
というのも、なんとなく想像は出来るかもしれませんが、やはり裏起毛の素材というのは蒸れやすく、汗もかきやすいと言えます。
でも、そうして蒸れやすく汗をかきやすいもので汗をかいてしまうと、そうして汗をかいた後にそれが原因でそこの体温をさらに下げてしまう可能性があります。
身体をしっかりと温める為の裏起毛のランニングタイツなのに、それを使うことによって逆に体温を下げてしまうのであれば、こんなに逆効果になることはありません。
だから、裏起毛のランニングタイツを使う際には、なるべく吸湿性の高いランニングタイツを使わないとならないのです。
吸湿性が高ければしっかりと発散してくれる
もし吸湿性の高い裏起毛のランニングタイツを使っていれば、汗は同じようにかくとしても、それでもその都度しっかりとその汗を蒸発させて、裏起毛のランニングタイツの中の温度を必要以上に下げなくなります。
だから、ランニングタイツを履いたせいで逆に足が冷たくなるということはまずなくなるのです。
吸湿性の高い裏起毛なんてあるのかと不安になりそうなものですが、時代はドンドン進化しています。
なので、今どきそういうものもあるのです。
それならば、そういうものを使わないのはすごく勿体ないです。
そういうものを探して、是非使っていってください。
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温度が上がりすぎないものを選ぶ
裏起毛のランニングタイツを選ぶ時のポイントとして、温度が上がりすぎないものを選ぶという事もあります。
たとえば、よくある保温系のインナーなどを想像してみるとわかりやすいのですが、そうした身体を温めてくれるアイテムというのは、ちょっと暑くなると、そのままどんどん暑さを高めていってしまうことがあります。
某保温系のインナーを着て、ちょっとバスや電車に乗り遅れそうだからと小走りをしたら、途端にすごく暑くなってしまい、脱ぎたくなったという経験がある人も多いのではないでしょうか?
裏起毛のランニングタイツでも、それが起こることがあるのです。
もしそうなったら、やはり走るどころではなくなるでしょう。
もちろん足をそれだけ温めることが出来るというのは、ある意味ではよいことです。
でも、走っている最中にそれが起こるというのは、良い事ばかりではありません。
不快感が高くなる
まず、走っている間中ずっと足が暑くなると、不快感がすごく高くなるでしょう。
不快な感情を抱えたまま走ることになると、当然ペースも上がりませんし、やる気もなくなるでしょう。
ランニングにおいて大切なことは、適切なペースで、適切な時間走ることです。
適切なペースはまだしも、適切な時間を走るというのは、足に不快な感情を抱えたままではやはり難しいでしょう。
だから、足が暑くなりすぎるというのはよくないのです。
温度が上がりすぎないものもある
吸湿性が高い裏起毛のランニングタイツ同様に、今どき、温度が上がりすぎないように調節されている裏起毛のランニングタイツも存在します。
そういうものを使用していけば、最初は暖かくて適切なペースで気分よく走ることができますし、ちょっと汗をかいてきても、それ以上は温度が上がらなくなるので、汗をかきすぎて不快な思いを感じるということはなくなっていくでしょう。
そういうものを探していってください。
基本的に、そういうものを開発するにはやはりある程度のコストがかかるものです。
ということはどういうことかと言いますと、それを売るのにもそのコストの分だけの料金がのっかってきてしまうという事です。
つまり、ある程度値が貼るものを選ぶようにすると、こうした温度調節力の高い裏起毛のランニングタイツを選ぶことが出来る可能性が高くなると言えるでしょう。
もちろん値段が全てではありませんから、高ければ必ず温度調節力が高いかと言われるとそういうわけではありませんが、それでも、可能性的には安いものよりは高いものの方がきちんとした温度調節力がある可能性が高いです。
さわり心地が良いものを選ぶ
裏起毛のランニングタイツを選ぶ時には、さわり心地が良いものを選ぶようにするという事も大切になります。
さわり心地なんて、所詮さわり心地です。
だから、走っていたらまずあまり気にならないし、どうでも良いと考えている方も多いでしょう。
でも、こと裏起毛のランニングタイツにおいては、さわり心地というのはすごく重要になるのです。
というのも、裏起毛という毛羽立った生地が、ずっと肌に密着していることになるのですから、もしさわり心地が悪いようなら、すごく気持ちが悪くなるでしょう。
不快な気持ちを抱えたまま走ることになる可能性は極めて高いと言えます。
足がかゆくなる可能性も高い
不快なだけならまだましです。
裏起毛でその素材感が今一つの場合、そのせいで足がかゆくなる可能性もきわめて高いと言えるのです。
たとえばちょっと素材感的に固めな裏起毛のランニングタイツがあったとします。
そうしたら、その固めの起毛が、常に足に軽く刺さっているような感じになります。
もちろん起毛なので、固いとはいってもそこまでではないですが、それに汗も加わるわけですから、不快感は相当なものになるでしょう。
人によっては粗めのウールの素材のニットを素肌に着ているというくらいに不快な感情を抱いてしまう可能性は高いです。
もしそんな状態になったら、やはり走るのは難しくなるでしょう。
だから、買うだけ無駄遣いになってしまうかもしれません。
それはすごく勿体ない事なので、さわり心地をチェックしてみるというのはすごく大切なのです。
試着してチェックする
そしてそのさわり心地は、出来れば試着してチェックするようにしてください。
試着して足でチェックしてみないと、実際のさわり心地はわかりません。
手で触った感じではすごく柔らかく感じたかもしれない素材も、いざ足に履かせてみたら、すごくちくちくするということもあります。
足と手、ないしは指では全く感触が違います。
男性であれば、足にはすね毛なども生えているでしょうから、なおさら感覚は違います。
だから、実際にその感覚を感じる足で、試してみる必要があるのです。
フィット感のチェックも重要
裏起毛のランニングタイツを買うのであれば、フィット感のチェックも重要なポイントになります。
ランニングタイツなんて全部同じだから、一つのランニングタイツを選ぶ時にサイズ感をチェックしたら、後はすべてそのサイズ感の物を選べば問題ないと考えている人もいるかもしれません。
でも、実はまったくそんなことはありません。
ランニングタイツは、時期によってサイズ感には多少の誤差が生まれてくるものです。
それにはやはり生地感が関係しています。
春夏には、薄い生地感を使っているので、同じサイズでもフィット感は多少ゆるくなるでしょう。
逆に秋冬には厚手の生地感を使うので、どうしても同じサイズでもフィット感がきつくなるのです。
ましてや裏起毛というのは、厚手の生地感の秋冬のランニングタイツの中でも、特に厚手だと言えるでしょう。
ということは当然それだけギュッとしてくるということになります。
もし今までのランニングタイツですでに、ちょっときついと感じるのであれば、秋冬の裏起毛のランニングタイツは、ワンサイズあげて購入した方が良いでしょう。
絞めつけ過ぎは良くない
もちろん裏起毛とは言えどもランニングタイツはランニングタイツですから、当然締めつけは重要になります。
でも、締めつけ過ぎるというのは明らかに良くありません。
絞めつけ過ぎると、本来血行を良くするために装着するランニングタイツが、逆効果になってしまう可能性があるのです。
わざわざお金を払ってランニングタイツを購入しているのに、そうして逆効果になってしまうのであれば、本末転倒です。
だから、そうならないように、締めつけ感には気をつけないとなりません。
絞めつけ感も試着しないと分からない
そんな締め付け感もやはり試着しないとわからないと言えるでしょう。
なので、やはり裏起毛のランニングタイツを買う時には試着をするようにしてください。
特にそれがはじめての裏起毛のランニングタイツの購入なのであれば、必須です。
暑がりの人は購入に注意が必要
裏起毛のランニングタイツは、上記のようなポイントをおさえて購入していけば、大きく失敗するということはないでしょう。
でも、買うのに注意が必要な人もいます。
それは、極端に暑がりの人です。
極端に暑がりの人が裏起毛のランニングタイツを履くと、まず間違いなくすぐに汗をすごくかくようになるでしょう。
たとえしっかりとポイントを抑えていたとしても、裏起毛のランニングタイツが暑い事には変わりはありません。
だからすごく暑がりの人は、間違いなくすごく汗をかくようになるでしょう。
汗をかきすぎると発散も間に合わない
汗をすごくかきすぎると、やはりそれを蒸発させるのも間に合わなくなります。
ということは当然足のあたりはすごく不快感が高くなってしまうでしょう。
そうして次第にはかなくなっていく可能性がすごく高いです。
もちろん暑がりの人にもランニングタイツは必要なのですが、すごく暑がりの人に関しては、たとえ秋冬でも、秋冬に特化したような裏起毛のランニングタイツははかない方が良いでしょう。
夏用などのより吸湿力の高い素材のランニングタイツを使っていた方が快適に走ることが出来る可能性は高いです。
汗かきの人も同様
それが当てはまるのは、暑がりの人だけではありません。
特別暑いとは感じていなくてもすごく汗をかいてしまう、汗かきの人も同様だと言えます。
そういう人がランニングの際に裏起毛のランニングタイツを着用していたら、気が付くと足がすごく冷たくなっていたということになってしまう可能性が高いです。
しっかりと吸湿させるのに間に合わない位の汗をかくのに、それでいて特別暑いわけではないのですから、足がどんどん冷たくなってしまうのは仕方ないでしょう。
ただこういう人は秋冬用が良い
ただ、こういう汗かきの人は、暑がりの人のように、秋冬でも夏用が良いというわけではありません。
ただ汗をたくさん書いてしまうというだけなので、秋冬用が良いことは秋冬用が良いです。
でも、裏起毛よりもさらに吸湿力の高い秋冬用のランニングタイツを選ぶようにしてください。
裏起毛よりもさらに吸湿力の高い秋冬用のランニングタイツは、たくさんあります。
そもそも裏起毛という素材自体が蒸れやすい素材ですから。
その中で吸湿性が高い、そうでもないという違いはあるものの、それは汗っかきの人にしてみればそこまで大きな差ではないと言えるでしょう。
でも、やはり裏起毛であるかそうでないかという違いは大きいと言えます。
だから、汗っかきの人は裏起毛ではない秋冬用の、吸湿性の高いものを使うようにしていきましょう。
夏用の物だと冷えが起こる
汗っかきの人は、その汗っかきが逆に冷えから来ているという事もあります。
もしそうしてそもそも身体が冷えがちな人がいたとします。
その人が通気性の良い、特に身体を温める効果のないランニングタイツを履いて走りにいきましたとなると、それは間違いなく足がすごく冷えた状態で走ることになるでしょう。
それでは怪我をしてしまう可能性が高いです。
だから、汗っかきの人は暑がりの人とは違い、夏用のランニングタイツは避けるべきとなるのです。
まとめ
裏起毛のランニングタイツは、中にはソレを使うべきではないという人もわずかながらいますが、基本的には良いものです。
だから、しっかりとポイントをおさえつつ失敗しないいような選び方をしていって、思う存分その魅力を感じてみてください。
それができたら、ともすれば嫌いになりがちの冬のランニングも、より好きになれるかもしれません。