正しく履こう!ランニングシューズの性能を最大限に発揮できる履き方
ランニングシューズには、優れたクッション性・優れたホールド性・優れたフィット感・前へ進みやすくする性能など、ランニングをしやすくするための性能が備わっています。
それらの性能を最大限に発揮するには、ランニングシューズを正しく履くことが大切です。
そこでここでは、ランニングシューズの正しい履き方を紹介していきます。
目次
靴紐が緩んだ状態から紐を締めて結ぶ
ランニングシューズを履く時は、靴紐が緩んだ状態から履き、靴紐を締めることが大切です。
靴紐が緩んでおらず、結んである状態のままシューズを履くと、走る際のフィット感は低下してしまい、ランニングに悪影響を及ぼしてしまいます。
そのため、履くたびに靴紐を締め直すことが大切ですが、シューズを脱ぐ時に靴紐をほどいて緩めていれば、靴紐が結んだままの状態になることはなく、シューズを履く時は靴紐が緩んだ状態になります。
つまり、ランニングシューズを脱ぐ時に靴紐ほどいて緩めていれば、シューズを履く時は自然に靴紐を締めて結ぶことになるのです。
ですから、ランニングシューズを脱ぐ時は、必ず靴紐をほどき緩めるようにしましょう。
ランニングシューズを履く時は靴紐を締め直すことが大切
日常生活で使用しているスニーカーなどの靴を履いたり脱いだりする時、多くの方は靴紐が結んだままの状態で履いたり脱いだりしています。
では、なぜ多くの方が日常生活で履くシューズをそのように履いているのかというと、履くたびに靴紐を締めて結び、脱ぐたびに靴紐をほどいて緩めることは面倒だからです。
普段の生活で履いている靴なら靴紐を締め直す必要はなく、結んだままの状態で履いていても特に問題はありません。
しかし、ランニングする際に履くランニングシューズは別です。
走るという動作は、歩く動作よりも大きい動きをします。
そして、ランニングは比較的長い時間走り続けます。
それらのことにより足には負担がかかるため、走る時にランニングシューズを履く時は正しく履いて、走りやすくする必要があります。
靴紐を結んだままの状態で履くことはとても楽ですが、足とシューズとのフィット感は悪くなるため、ランニングシューズの性能を十分に発揮できなくなります。
そのことにより、走りにくくなったり、足を痛めてしまうこともあるため、走る時にランニングシューズを履く時は靴紐が緩んだ状態で履き、靴紐を締めて結ぶことが大切です。
靴紐を締めて結ぶ時は踵を合わせる
ランニングシューズを履く時は、靴紐が下から上まで緩んでいる状態で履き、踵を合わせるようにしましょう。
シューズを履いた時に、地面に踵をトントンと軽く叩くことによって、簡単に踵を合わせることができるため、履く時はトントンと地面に踵を軽く叩くことをおすすめします。
自分の足の踵と、ランニングシューズの踵の位置を合わせることで、ランニングシューズの性能を発揮しやすくなります。
では、つま先で合わせてしまうとどうなるのかというと、ランニングシューズの性能を十分に発揮できなくなります。
つま先で合わせてしまうと、自分の足の踵とシューズの踵との間にすき間ができてしまいます。
そのことにより非常に走りにくくなってしまい、足には負担がかかってしまいます。
ですから、ランニングシューズを履く時は踵を合わせて履くようにしましょう。
ランニングシューズを選ぶ時も、踵を合わせて試し履きすることが大切です。
靴紐はつま先から丁寧に締める
靴紐はつま先から丁寧に締めるようにしましょう。
そのことが面倒に感じることから、紐の一番上の部分を持って強引に引っ張って締めるのはNGです。
強引に靴紐を締めると、足に正しくフィットしなくなり、自分の走力を十分に発揮することができなくなります。
ランニングシューズの優れたフィット感を最大限に発揮するには、つま先から丁寧に締めていくことが大切です。
多少面倒に感じるかもしれませんが、快適に走るには大事なことです。
靴紐の締め加減には注意が必要
靴紐を締める時は、その締め加減には注意が必要です。
靴紐を強く締めすぎてしまうと、足が強く圧迫されてしまいます。
そのことにより、マメができやすくなったり、足の血流が悪くなったり、走りにくくなったりしてしまいます。
逆に靴紐が緩すぎることも良くなく、緩すぎることで足がシューズの中で動きやすくなってしまいます。
そのことにより、シューズの中で摩擦が発生しやすくなり、マメができやすくなります。
また、足の踏ん張りがきかなくなり、上手く力を地面に伝えることができなくなるため、快適に走ることができなくなります。
そのため、靴紐は緩すぎず、締めすぎないことが大切であり、適切な締め加減にすることが大切です。
適切な締め加減は、ランニング経験が増えることで分かっていくため、特に問題ありません。
靴紐を結ぶ時は踵を地面につけてつま先を浮かせる
ランニングシューズの靴紐を締めて結ぶ時は、踵を地面につけてつま先を浮かせるようにしましょう。
そのようにすることで、踵を合わせたまま靴紐を結ぶことができます。
足裏全体を地面につけたまま靴紐を締めて結ぶと、合わせた踵がズレてしまうことがあります。
また、靴紐の締め加減がキツクなりすぎてしまう場合もあります。
踵がズレたり、靴紐を締めすぎると、ランニングシューズのフィット感は低下してしまい、ランニングシューズの性能を十分に発揮できなくなってしまいます。
そのことにより、タイムが遅くなってしまうこともあります。
マラソン大会の時に、ランニングシューズのせいでタイムや順位が遅くなると、非常に悔しい思いをしてしまいます。
そうならないためにも、ランニングシューズを履く時は踵を地面につけてつま先を浮かせ、適切な締め加減で紐を締めて、足をランニングシューズにフィットさせることが大切です。
靴紐の丁度良い締め加減はコツを掴むことが大切
特にランニング初心者は、靴紐を丁度良く締めることが難しいかと思います。
そして、練習の時は気にならなくても、マラソン大会になると神経質になることから、靴紐の締め加減には更に気を使うことでしょう。
前述した通り、靴紐の締め加減は、ランニングの経験が増えていくことで分かるようになっていきます。
経験が増えることでコツが分かるようになるため、特に心配することではありませんが、靴紐を締める具体的なコツとしては、靴紐を締める時に力を入れすぎないで、スーと自然に紐を引いて優しくフィットさせるように締めることが大切です。
その際、紐が緩まないようにし、足が強く圧迫されないように締めて結ぶことにより、丁度よく靴紐を締めて結ぶことができます。
そのような正しい結び方は自分の感覚が大切になるため、経験を重ねて感覚で覚えるようにしましょう。
シューズの踵は踏まないようにしましょう
ランニングシューズを履く時や履いている時に、踵は踏まないようにしましょう。
シューズの踵を踏むと踵はつぶれてしまい、シューズの形状が悪い方向へ変化してしまいます。
そのようになると、シューズのフィット感は低下してしまい、走りにくくなってしまいます。
また、ランニングシューズが劣化する原因にもなります。
そのため、間違ってもランニングシューズの踵は踏まないようにしましょう。
まとめ
走る時にランニングシューズを履く時は、正しく履くことが大切です。
正しく履くことにより、快適に走ることができるようになり、足にかかる負担を少なくすることができます。
つまり、正しく履くことでランニングシューズの性能を最大限に発揮できるようになるのです。
せっかくランニングシューズを履くのですから、正しく履いて性能を十分に発揮できるようにしましょう。