適当に選んではダメ!ランニングシューズの間違った選び方
ランニングシューズは正しく選ぶことが大切です。
正しく選ばないと、ランニングシューズの機能を十分に発揮することはできなくなります。
機能が十分に発揮されないと勿体ないですよね?
そこでここでは、ランニングシューズを正しく選べるように、ランニングシューズの間違った選び方を紹介していきます。
間違った選び方をして後悔しないように、ぜひご覧ください。
足囲のサイズを確認していない
ランニングシューズに関わらず、靴を選ぶ時は縦と足囲のサイズを確認することが大切です。
しかし、中には「縦のサイズはしっかり確認するが、足囲のサイズは確認しない」という方がいます。
シューズの縦のサイズが合っていても、足囲のサイズが合っていないと足には合いません。
足に合わないシューズを履くとマメができたり、走りにくくなったり、足を痛める原因になります。
そのため、ランニングシューズを選ぶ時は縦のサイズだけでなく、足囲のサイズも確認するようにしましょう。
ちなみに足囲とは、親指の付け根から小指の付け根までをグルっと取り巻いた周囲の長さになります。
靴の縦のサイズは一般的に、24.0や26.5などcmで長さが表されますが、足囲のサイズは一般的に、E・2E・3E・4Eなどで表されています。
足囲のサイズが合っていないと
シューズの縦のサイズが合っていても、足囲のサイズが合っていないと、快適に走ることが難しくなるだけでなく、怪我をする原因になります。
足囲が小さめのシューズを履くと、足先は窮屈になって強く圧迫され、足先は痛くなり、マメはできやすくなり、ランニングフォームを崩しやすくなります。
それらのことで、自分のパフォーマンスを十分に発揮することは難しくなり、レースでは悔しい思いをしてしまう場合もあります。
では、足囲が大きめのシューズを履いた場合はどうなのかというと、足先が広いことで余計な隙間ができてしまいます。
その余計な隙間によって、走っている時に足先がシューズの中で動きやすくなります。
そうすると、足とシューズとの間に摩擦が発生しやすくなり、摩擦が多く発生してしまうとマメができやすくなります。
また、足がシューズの中で遊びやすくなる(動きやすくなる)ことで、地面に力を上手く伝えることができなくなります。
それらのことから、足囲が大きめのシューズでも良くなく、パフォーマンスが低下する原因になります。
つまり、練習やレースでパフォーマンスを十分に発揮するには、縦のサイズだけでなく足囲のサイズも合っているシューズを履くことは大切なのです。
試し履きをしていない
履いたことがない種類のランニングシューズを買う時は、試し履きをすることは大切です。
メーカーや種類によって、シューズのサイズが合っていても、自分の足に合わない場合があります。
自分の足に合わないシューズを買ってしまうと、快適に走ることは難しくなるので、面倒くさいと思っても試し履きは必ず行うようにしましょう。
試し履きをする時に片足しか履かない方もいますが、両足試し履きすることが大切です。
気に入ったシューズでも、試し履きをして合わなかった場合は、違うシューズを選びましょう。
ランニングシューズを履く時は踵を合わせましょう
ランニングシューズを履く時は、踵を合わせて履くのが基本です。
踵を合わせて履かないと、ランニングシューズの機能を最大限に発揮することは難しくなります。
また、とても走りにくくなり、パフォーマンスが低下する原因になります。
そのため、ランニングシューズを履く時は踵を合わせて履くことが大切で、試し履きをする時も踵を合わせて履くようにしてください。
踵を合わせて履いて、自分の足に合っているのなら、そのシューズはあなたにピッタリのシューズということになります。
ランニングシューズの種類を確認していない
ランニングシューズには様々な種類があり、薄底の非常に軽いものがあれば、厚底の重めのものもあり、多くのランナーは練習内容やレースなどによってシューズを履き分けています。
では、どのようにして履き分けているのかというと、レースの時だけ薄底ランニングシューズ履いたり、普通のジョグやLSDの時だけ厚底ランニングシューズを履いたりしているのです。
状況に応じてランニングシューズを履き分けることにより、効率的に練習することができたり、速いタイムが出やすくなったりします。
ランニングシューズは自分のレベルに応じて選ぶことも大切で、ランニングを始めたばかりの方が、薄底のシューズを選ぶと怪我をする原因になります。
基本、薄底ランニングシューズは非常に軽くなっていますが、軽い分、クッション性は低くなっています。
ランニングする身体ができていない初心者が、クッション性の低いシューズを履くと、どのようになるのか想像できるかと思います。
あなたが想像した通り、初心者がクッション性の低いシューズを履くと脚を痛めてしまいます。
ですから、ランニングシューズを選ぶ時は、ランニングシューズの種類も確認して選ぶことが大切なのです。
走り始めたばかりの方はクッション性の高いものを
走り始めたばかりのランニング初心者は、大会に出る時もスピード練習をする時も、クッション性の高いものを履くようにしましょう。
ランニング初心者は、長い距離を走る脚ができていないため、大会で走る時もクッション性の高いものを履くことが大切です。
初心者がフルマラソンなどで、薄底のものやトレーニング兼レース用シューズなどを履くと、途中で脚を痛めるリスクが高くなります。
また、途中で脚を痛めることで、完走することすらできなくなってしまうこともあります。
そのため、走り始めたばかりの初心者はゆっくりジョグする時だけでなく、スピード練習や大会でも厚底のクッション性が高いシューズを履くことをおすすめします。
履いたことのないシューズをインターネットで購入する
履いたことのないランニングシューズをインターネットで購入することも、ランニングシューズの間違った選び方になります。
基本、インターネットで購入すると、試し履きをすることができません。
そのため、インターネットで購入し、商品が届いて履いた時に、自分の足と合っていないということが起こる可能性があります。
同じ26.0でも、メーカーや種類によって大きさが多少違う場合があり、足に合わない場合があるため、履いたことのないシューズをインターネットで購入することはおすすめできません。
インターネットだと、定価よりも安く買える場合が多くあり、とてもお得ですが、自分の足に合うのか合わないのか分からないシューズは買わないようにしましょう。
履いたことのある自分に合っているのが分かっているシューズを購入する時だけ、インターネットを利用することをおすすめします。
デザインだけで選んでいる
ランニングシューズは、自分が好きなデザインのものを買いたいものです。
自分が気に入ったデザインのシューズを履くことによって気分は高まり、モチベーションは上がることでしょう。
ですが、デザインだけでランニングシューズを選ぶのは良くありません。
自分が好きなデザインでも、自分の足に合っていないと意味がありません。
前述した通り、自分の足に合わないランニングシューズを履いて走ると、怪我やパフォーマンスが低下する原因になるため、デザインだけで選ばないようにしましょう。
まとめ
ランニングシューズを購入する時に間違った選び方をすると、脚へかかる負担は大きくなり、快適に走ることは困難になります。
そのため、正しく選ぶことが大切で、間違った選び方をしないためにも、ここの記事を参考にしてみてください。
ランニングシューズを選ぶ時は、フィット感や走りやすさも確認することが大切なため、試し履きは必ず行うようにしましょう。