進化していくレディースランニングタイツ
ジョギングと違ってランニングは立派なハードワーク、身体を守らなければ膝や腰、背中にトラブルを抱えてしまいます。
楽しいランニングも疲労が蓄積しだすと、プロスポーツ選手も無理に気付かずに怪我をしてしまいます。
それを防いでくれるのがランニングタイツです。
身体にぴったりとしたランニングタイツはボディーラインがハッキリしてしまい、初心者ほど身につけたほうがいいのに恥ずかしく感じてしまうものです。
そのため毎年レディースは可愛らしさと実用性を追求したニューモデルが登場し続けています。
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きっかけは2007年東京マラソン
ジョギング人口がランニング人口に移転し、フルマラソンが1つの目標になった頃に行われた第一回東京マラソン。
雨天の中で開催され、ランニングタイツ着用者のゴール率が高かったことで一挙に注目を集めました。
「次は絶対完走したい」、ランニングタイツは一挙に一般に広まり価格もどんどん手が届く価格に。
それと同時により理想的なフォームを手伝い、オールシーズンに対応した日本お得意の縫製技術と繊維技術でポリエステル素材が力を発揮しました。
プロがベストパフォーマンスを発揮するために着ていた時代も今は昔、これから走り始めようという初心者の人にこそランニングタイツは必要な物になっています。
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疲労軽減による自己管理の成功
ランニングは筋肉よりも先に膝に負担が来ます、ジョギングと違い関節にかかる負担は3倍から5倍に増えることに気が付かないからです。
膝と股関節にかかる負担は日本人独特で、黒人選手はかかとを付かずつま先の付け根だけで走ることが出来ますが、日本人はしっかりかかとから着地することを指導します。
これは日本人と黒人の脚の作りの違い、主に膝から下の長さとつくりに関係します。
まずここを守るために、ふくらはぎタイプか、または下半身タイツを身につけましょう。
圧着した生地は筋肉と心臓の変わりになり、股関節と膝を締め付け、怪我の予防だけでなく疲労軽減効果が期待出来ます。
ペースが上がると次に気をつけたい背中と乳頭
気持ちよく走れるようになるとどうしても「あと少し」多めに走ってしまいがちです。
次に気をつけたいのは腰から背中、膝と同様に3倍から5倍の衝撃が走ります。
腰から背中の張りは前傾姿勢が原因であることが多いので、背中に伸縮効果のあるトップスかもしくはスポーツブラを選びましょう。
ランニング後にシャワーを浴びると乳頭が火傷のようになることがあります、ハーフマラソン以上の距離を走ると男性は出血して血だらけになることもあります。
乳頭の保護はワセリンか絆創膏、サイズがある人はスポーツブラをつけていても怪我をしてしまうので、距離が走れるようになってきたら気をつるようにしましょう。
実用性とおしゃれを兼ね備えた進化を続ける
ジョギングが適度な運動として広まるにつれて、3ヶ月も続いた人はよりペースの高いランニングに変わっていきます。
ランニングタイツが必需品になるにつれて、ヒップラインを隠したいという要望にランニングスカートが登場しました。
ランスカという愛称で広がりを見せ、腰周りを可愛く隠すスタイルが流行しました。
2013年以降はスカートより実用性の高いニットやフレア調パンツが登場し、ライトジャケット、ショートパンツ、タイツ、ランニングシューズの組み合わせがアシックスから提案されました。
10年の間ランニングウェアは実用性とおしゃれを兼ね備えた進化が続き、柄物のシャツやタイツ、ネオンカラーなどのスタイルが登場した後、シンプルに納まる人、ランスカをピンで留めて着こなす人とそれぞれのスタイルが確立されています。
まとめ
これからジョギングやランニングを始める人には価格が安価になったこともあり、絶対におすすめしたいです。
目標が出来てペースが上がる人、体のつくりが変わってきた人は、変化を正しく美しく身体に表すためにランニングタイツをはいてみてはいかがでしょうか。
せっかくの楽しいランニングで身体を痛めないように、走りに出るときはランニングタイツを身につけて楽しみましょう。