サブ3.5以上を目指す市民ランナーにおすすめのマラソンシューズ!アシックスターサージールTS
冬になり、いよいよ駅伝、マラソンシーズン到来です!
ニューイヤー駅伝や箱根駅伝を見て、やる気がみなぎっているランナーの方も多いことでしょう。
思い描いたレースでの目標を達成するためには、もちろんしっかりしたトレーニングが一番重要なのは言うまでもありません。
とはいっても、「どんな道具を使うか」で大きく結果が異なるのもスポーツの側面。
そして、マラソンで唯一必要な道具が、マラソンシューズです。
それだけに、マラソンシューズ選びに迷っている・・・という方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回はフルマラソンで3時間30分を切る(サブ3.5)、ハーフマラソン1時間30分切り、10km40分切り、を目指すレベルのランナーにおすすめのマラソンシューズを紹介します!
目次
どうして、マラソンシューズが大事なのか?
マラソンシューズは千差万別
「マラソンシューズなんてどれも同じじゃないの?」というそこの市民ランナーのあなた。
一生懸命トレーニングするのも大事ですが、自分のレベルにあったマラソンシューズを選ぶことで、もっと早く走れるようになりますよ!
マラソンシューズは、各メーカー初心者向けのものから競技選手向けのものまで多種多様なラインナップがあります。
例えば、アシックスのマラソンシューズラインナップは、これから走り始める、または走り始めたばかりの初心者向けのシューズとして、「NEWYORK」シリーズがあり、ランニングの習慣が出来てきた初級者向けとして「ゲルフェザー」シリーズなどがあります。
そして、その上にサブ4を狙う中級ランナー向けの「スカイセンサー」シリーズや「ライトレーサー」シリーズがあり、さらにサブ3.5を狙うようなランナー向けに、「ターサー」シリーズがある、というようになっています。
これだけでも、本当にたくさんの種類のマラソンシューズがあるのだということが分かるかと思います。
シューズによって全然違う!「重さ」や「ソールの厚さ」
では、初心者向けのマラソンシューズと上級者向けのマラソンシューズは何が違うのでしょうか。
簡単に言うと、初心者向けマラソンシューズほど、着地衝撃を和らげるためにソールが厚くなっており、その分シューズの重量も重くなっています。
早く走るためには、シューズは軽いのに越したことはありません。
そこで、上級者向けシューズはソールが薄くなり、軽くなっているわけです。
では、サブ3.5サブ3.5以上を目指す市民ランナーが選ぶべきシューズは、とにかく軽ければいいのでしょうか。
もちろん軽いことは重要な条件ですが、他にも大切なことがあります。
サブ3.5以上を目指す市民ランナーが選ぶべきシューズの3条件
その1~軽くて走りやすいシューズ
早く走るためにはシューズは軽いのに越したことはない、と先ほど書いたように、重いシューズを履いていればそれだけ脚を動かすのにエネルギーが必要になり、最高スピードも上がらず、サブ3.5ペースで走り続けるのが難しくなります。
その2~グリップ力があって走りやすいシューズ
力が逃げずに地面に伝わり、スピードが出せるシューズであることが、完走が目標ではなく、ある程度のペース以上で走り続ける必要のあるレベルのランナーにとって必須です。
その3~普段のトレーニングでも、レースでも使えるコスパの良いシューズ
「トレーニング用とレース用でシューズを分けた方がいい」という話を聞いたことがある方も多いと思います。
しかし、トレーニング用とレース用で2足シューズを持つと、お金もかかってしまいますよね。
そこで、スポンサーもいない市民ランナーとしては、普段のトレーニングでも、レースでも使えるシューズが必要、ということになります。
サブ3.5以上を目指す市民ランナーが選ぶべきマラソンシューズはこれ!アシックスターサージールTS
では、先ほど挙げた3条件に当てはまり、フルマラソンでサブ3.5、ハーフマラソン1時間30分切り、10km40分を切り、目指すレベルのランナーにおすすめするマラソンシューズは具体的に何でしょうか?
僕がおすすめするのは、アシックスの「ターサージールTS」です!
アシックスとは?
アシックスといえば、言わずと知れたマラソンシューズのトップメーカーです。
マラソンシューズのほかにもテニスシューズ、ウェア他スポーツ用品全般を扱っていることから、何かスポーツをやっている方ならだれでも知っているかと思います。
マラソンシューズは、有名選手も多数着用していることで知られ、今年の箱根駅伝出場選手でも、ドミニク・ニャイロ選手(山梨学院大学)や、東海大学のス―パールーキーの1人である館澤亨次選手らが、アシックスのシューズを着用しています。
アシックスターサージールTSおすすめポイント
おすすめポイント1~軽い!
「ターサージールTS」は、軽さに定評のあるアシックスのマラソンシューズの中でも、競技者向けモデルなので、非常に軽いです。
脚を前後させるときにほとんど重さを感じないほどです。
マラソン終盤で疲れていても、足かせになることは絶対にないです。
実際、初心者向けのアシックスのマラソンシューズの重さは片足300~350g程度あるのに対し、「ターサージールTS」は片足170g程度しかありません。
両足でいうと300gほど違うことになり、中くらいのりんご1個分は違いがあるということになります。
りんご1個足にくくりつけて走らないといけない、と考えると、シューズ選びの大事さが改めてわかります。
おすすめポイント2~つま先のグリップ力でぐんぐん進む!
「ターサージールTS」のソールのつま先部分には、小さな突起がたくさんついています。
この突起が、「ターサージールTS」のグリップ力の秘密です。
この突起が地面をしっかりつかんでくれるので力が逃げずに伝わり、推進力のある走りをすることができます。
ビルドアップ走をすると、ぐんぐん加速できてとても気持ちがいいですよ!
また、雨などで路面が湿っていたり、風が非常に強く、砂や泥が路面を覆っていたりするような箇所があるコンデションでも、滑らずに走ることができます。
おすすめポイント3~普段の練習でも使えるTSシリーズでコスパ抜群!
「ターサージールTS」はレースで高いパフォーマンスを発揮するのはもちろん、トレーニングにも使える耐久性を持ち合わせており、コスパ抜群のマラソンシューズと言えます。
というのも、「ターサージールTS」は、競技用マラソンシューズである「ターサージール」シリーズのトレーニング用タイプだからです。
アシックスのマラソンシューズシリーズの中には、同じシリーズの中に「TS(トレーニングシリーズ)」と「RS(レーシングシリーズ)」の2タイプがあり、それぞれ微妙に異なる仕様をしているものがあります。
「ターサージール」もそういったシリーズの一つで、「ターサージールTS」は、「トレーニングシリーズ」というだけあって「ターサージールRS」よりも耐久性がかなり高くなっています。
僕も現在「ターサージールTS」を愛用していますが、2000km走破(2年ちょっと)していますが、いまだにソールが剥がれたり、メッシュ部分が破れたりすることなく現役で活躍しています。
「ターサージールTS」は、1万2000円程度で販売されていることが多く、決して安いマラソンシューズではありませんが、トレーニングにもレースにも長く使える1足であることも、おすすめする大きなポイントの一つです。
ターサーをトレーニングで使うとケガするってほんと?
ソールが薄く、軽いシューズはケガをする?
「ソールが薄く、軽いシューズをトレーニングで使うとケガをする」という説を聞いたことがある方も多いでしょう。
確かに、走り始めたばかりのランナーがそういったシューズを使えばケガをしやすくなる可能性が高いですしかし、サブ3.5を目指せるようなレベルのランナーの方は、ある程度脚力もあり、脚の回転も速いため、ソールが薄いことが原因でケガをすることはないと思います。
むしろ、軽くてグリップ力がある分接地時間が短くなり、脚への衝撃はやわらぐぐらいです。
僕自身の経験で言うと、僕は長らくランニング中に膝の痛みがあったのですが、「ターサージールTS」を履いてから、ピッチを早くして走ることができるようになった結果、むしろ膝痛は改善しています。
まとめ
さて、フルマラソンでサブ3.5、ハーフマラソン1時間30分切り、10km40分切りを目指すレベルのランナーにおすすめするマラソンシューズとして、「ターサージールTS」をおすすめしました。
僕も、このシューズを履いてトレーニングした結果、フルマラソンでサブ3.5、10kmのベストタイムを更新(38分台)することができました。
トレーニングのときも、レースのときも、軽さとグリップ力で気持ちよく走れるこのマラソンシューズは、これからはじまるマラソンシーズンを実り多いものにしてくれることでしょう!