冬のランニング!ランニングタイツの上にジャージを履くのはアリ?

冬のランニングは、やはりショートパンツとランニングタイツという格好だけでは、どうしても寒さを感じてしまうでしょう。

だからまれに、ジャージを履いて走っている人を見かけることがあります。

おそらくその下にはランニングタイツを履いているのでしょうが、ランニングタイツの上にジャージを履いて走るのはアリなのでしょうか?



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ランニングタイツの上のジャージは良くはない

ランニングタイツの上にジャージを履いて走るというのは決してアリとは言えません。

もちろん完全になしかと言われたらそういうことでもないのですが、いまいちジャージを履くメリットはないのです。

特別ジャージを履くメリットが無いのであれば、やはりそれはおすすめとは言えないでしょう。

ジャージはなぜだめなのか

でもランニングタイツの上にジャージを履くのはなぜだめだと言えるのでしょうか?

ランニングタイツの上にジャージを履くのが無しなのは、ジャージの構造上の問題があります。

ジャージというのは、実は基本的には通気性が良い作り方をされているものなのです。

では、通気性が良いものをランニングタイツの上に履いていたらどうでしょうか?

そういうものをはけば蒸れないので、一見良いように見えます。

でも、そもそも何故ランニングタイツの上になにかを履くのかを考えてみてください。

それは、寒いからでしょう。

寒さ対策として履くものの通気性が良かったらどうなるでしょうか?

まず間違いなく対した寒さ対策にはならないと言えるでしょう。

だから、結果的にジャージを履く意味がまったくないということになるのです。

冬でなければアリかもしれない

それは確かに、冬でなければアリかもしれません。

冬でなければ、ちょっと寒い位の日そういう物を履いて走ればある程度の防寒も出来ますし、ちょっと走ってアツくなったとしても、その通気性の良さが走りづらさを生まないでいてくれるでしょう。

だから、冬でなければ良いのです。

でも冬に、ランニングタイツの上に履くのには全然適していません。

冬は特に風が強い

冬という季節は、一年の中で特に風が強い季節だと言えるでしょう。

春一番という言える突風が吹くのもこのころです。

気温が低い中で強烈な風が吹いて来れば当然体感気温はすごく寒くなります。

だから、冬に走る際に防寒をするのであれば、まず第一に考えないとならないのは、如何したら風を防ぐことが出来るのかということです。

走っていれば次第に暑くなりますし、大切なのは気温のコントロールではないのです。

体感気温こそが大切だったりするのです。



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冬にはウインドブレーカーが適切

ジャージがダメなのであれば、冬にランニングする際には、ランニングタイツの上に何を履いて走れば良いのでしょうか?

大切なことは風を通さない事なのですから、風を通さないようなアイテムを履いて走れば良いということになります。

では風を通さないアイテムとは何になるでしょう?

それは、やはりウインドブレーカーでしょう。

ウインドブレーカーは、あまり厚みはありませんが、シャカシャカした素材で風を通さないようになっているので、冬の冷たい強風からも身体をしっかりと守ってくれるでしょう。

上下で着るべし

当たり前ではありますが、もしランニングタイツの上にウインドブレーカーを着るのであれば、上下で着るべきだと言えるでしょう。

下だけランニングタイツで走るというのは、やはり見た目的な違和感がすごくあります。

なので、走っていてもなんだか変な姿にうつってしまうでしょう。

どうしても暑がりで、冬でも走っているとすごく寒い日であってもとにかく汗をかいてしまいとまらなくなるというのであれば、そういう場合には下だけでも良いかもしれませんが、基本的には上下できることをおすすめします。

ウインドブレーカーは走りやすくもある

ウインドブレーカーの利点は、何も風を通さないということだけではありません。

ウインドブレーカーの利点は、走りやすいということでもあるのです。

ウインドブレーカーはシャカシャカした素材で出来ています。

シャカシャカした素材は、その素材同士が絡まることがあまりありません。

なので、走っていても右足の生地と左足の生地が絡まったりすることがないのです。

ということはそれだけ走りやすいということになります。

ではジャージはどうでしょうか?

ジャージは摩擦も起こりやすい

ジャージの場合は残念ながらやや摩擦は起こりやすいと言えるでしょう。

だから本来そもそもジャージというのはランニングをする際にはあまり向いていないと言えます。

一回一回は大した摩擦ではなくても、それが毎回毎回おこっていたら、次第にその摩擦は足を疲れさせることもあるでしょう。

ましてやランニングというのは、比較的に長い時間にわたっての運動だと言えます。

そんな長い時間の運動で足が疲れやすいというのはすごく問題でしょう。

体力的には何の問題もなくても、足が疲れて走れなくなる可能性がありますから。

もしそうなったらそれはやはり勿体ないです。

風を通して足が冷えると怪我につながる

ジャージよりはウインドブレーカーの方が風を通さない上に疲れづらいので、冬のランニングでランニングタイツの上に履くのには適しているのですが、でもそもそも風を通してしまうことにはどんな問題があるのでしょうか?

寒いことや気持ち疲れやすいことを我慢すればジャージでも問題ないのではないかと思っている人も多いでしょう。

でも実は風を通して足を冷やしてしまう事はすごく危険な事なのです。

なぜならそれは、怪我に繋がる可能性があるからです。

人は運動をする前にストレッチ等のウォームアップの運動をします。

それはなぜだか考えたことはありますでしょうか?

それは、身体を一度温める為です。

ウォームアップという名前がソレを証明していると言えるでしょう。

では、何故身体を温めるのでしょうか?

それは、身体を温めないと怪我をするリスクが高くなるからです。

筋肉の動きが悪くなる

身体が冷えていると、それによって筋肉がきちんと動かなくなります。

筋肉がきちんと動かないと、身体の変なところに力が入ったりするでしょう。

それではやはり怪我をしてしまう可能性が高くなるのです。

もちろんそもそも筋肉が動きづらくなっているのですから、なにかの拍子に力を入れた、その筋肉が切れてしまったりすることもあるでしょう。

そうして筋肉系の怪我をしてしまうと、そこから回復するまでにはかなりの時間がかかるでしょう。

ランニングはたしかに激しい運動ではありません。

しかし、長い時間をかけて運動をするのであれば、それはある意味では激しい運動と同じようなこととなるのです。

だからそうならないように、しっかりと足は温めておかないとならないのです。

それなのに冬の冷たい風を浴びてしまっていたらどうなるでしょうか?

なかなか足が温まらないどころか、ずっと足が冷たいまま走ることになり、大きな怪我をしてしまうかもしれないのです。

だから、風を通すのはダメなのです。

まとめ

冬にランニングタイツの上に履くのは、ジャージではなくウインドブレーカーが適切です。

しっかりと風を防いで、少しでも足や身体が冷えないようにしていきましょう。

風さえ通さなければ、走っていれば次第に足があったかくなっていくはずです。

そして、冬でも気持ちよく走れるようになっていくはずです。

是非参考にしてみてください。