夏でもランニングタイツは履くべき? 注目すべき4つのポイント
ランニングタイツは、寒い時期に履いていると、保温効果があり便利なものです。
しかし、ランニングタイツを使うときのポイントは、寒さ対策だけではありません。
暑い夏に履いても、さまざまな優れた効果を発揮してくれるのです。
では、ランニングタイツを夏に履くことで、どのような効果があるのか、詳しく説明していきましょう。
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ランニングタイツの基本的な効果
ランニングタイツを履くと、ランニングのサポートになる効果を多く得ることができます。
夏でもランニングタイツが必要になるのは、そうした効果があるためです。
どの季節であっても、ランニングタイツを履くことで、より楽に走ることができます。
そして、その効果を発揮しているランニングタイツの機能が、体を引き締めることです。
ランニングタイツは、体にぴったりとフィットするものであり、履いていると、適度な圧迫感が感じられます。
つまり、体がキュッと引き締められた状態で走ることになるわけです。
この引き締めによる効果は、「姿勢が安定する」という点がポイントになります。
姿勢が安定するメリットとは
走るときは、ただやみくもに体を動かしてはいけません。
正しいフォームを意識して走らなければ、すぐ疲れてしまったり、足を痛めたりするのです。
しかし、常に姿勢を維持しながら走るのは、慣れた人でなければ、なかなか難しいものがあります。
そんなときは、ランニングタイツによる引き締めが効果的です。
体が適度に圧迫されることで、自然と姿勢がよくなり、正しいフォームを長く維持できるようになります。
特に、骨盤周辺が引き締められることで、走るときの姿勢が崩れにくくなるのです。
また、走るときに疲れが大きくなってしまうのは、筋肉の余計な揺れも影響しています。
筋肉が大きく揺れ動くことで、多くのエネルギーを消費してしまうのです。
そんなとき、ランニングタイツでしっかり引き締めておけば、無駄な揺れを軽減することができます。
さらに、引き締められた状態は、テーピングをしているときに近いものになるため、怪我の予防にもなるのです。
初心者こそ履くべき
ランニングタイツの引き締め効果は、初心者ほど必要になります。
なぜなら、走ることに慣れていない場合、どうしてもフォームが安定しなくなってしまうからです。
フォームが安定しないと、筋肉の揺れも大きくなり、疲れやすくなります。
また、フォームが崩れていると怪我をすることも多く、張りきって初めたとしても、すぐに膝を痛めて諦めてしまうこともあるのです。
そのため、初心者が走るときは、すでに慣れている人よりも、ランニングタイツのサポートは重要になります。
体を引き締めてフォームを安定させれば、初心者でも安全に、疲れの少ないランニングができるのです。
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夏でもロングタイプにしよう
ランニングタイツには、足首までぴっちりと引き締めるロングタイプと、丈が短くなった商品があります。
このうち、暑い夏に履くときは、普通の衣服と同じように、短いものを選びたくなるものです。
足首まで覆うロングタイプは、とても暑苦しそうに見えてしまうため、少しでも肌の露出が多いものを優先してしまいます。
しかし、ランニングタイツのサポート効果をしっかり得るためには、短いものよりも、長い商品を選ぶべきです。
特に、初心者はロングタイプを選ぶようにしましょう。
引き締める部分が多い方が、より高い効果を発揮してくれます。
疲労回復効果
ロングタイプのランニングタイツは、疲労の回復を考えるなら、とても役立つ商品です。
広い範囲を引き締めることで、疲労の蓄積を防ぐことができます。
これは、引き締めによって血流がよくなることがポイントです。
血流がよい状態だと、走っているときの疲労の軽減だけでなく、走ったあとの疲労回復を促進させることができます。
そして、血流をよくするには、ふくらはぎをしっかり引き締める必要があり、それには、足首までのロングタイプが最適なのです。
したがって、疲労の蓄積を解消したいなら、なるべく丈の長い商品を選ぶようにしましょう。
ランニングをしていると、翌日まで疲れを引きずってしまうことも多いですが、ロングタイプで血流をよくしておけば、そうしたデメリットもなくなります。
通気性のよさ
ランニングタイツを夏に履くとなれば、気になるのは、「暑くないのか」「蒸れないのか」という点です。
どんなにメリットが多いとしても、そうした不快感を感じるようでは、気持ちよく走ることはできません。
特に、ロングタイプの商品は、肌をすっかり覆ってしまうため、夏はかなり着心地が悪そうに見えます。
しかし、ランニング用のタイツは、そのようなデメリットもきちんと想定し、対策をしているものです。
最近の商品は、通気性のよいものが多く、肌が隠れてしまっても、それほど不快感を感じることはありません。
そのため、ランニングで使うなら、必ずランニング用のタイツを選んでください。
体を引き締めるだけなら、少しきつめのサイズであれば、別のタイツでも代用できそうに思えますが、通気性のよさは、専用のものでなければ確保できません。
通気性のよいランニングタイツとは
通気性のよい商品は、通常のタイツとは素材が異なるものです。
ランニング用のタイツは、メッシュやマイクロファイバーといった素材を使用することで、通気性を高めてあります。
さらに、吸水性や速乾性にも優れており、汗を吸収し、すぐに乾かすことができるのです。
それならば、蒸れを防いで快適に走ることができます。
そして、通気性のよい素材を使っている商品は、その軽さもメリットのひとつです。
通気性のよさと軽さを両方兼ね備えたランニングタイツなら、運動の妨げになる要素はありません。
余計なストレスを減らして、気持ちよく体を動かしましょう。
ただし、通気性のよい商品は、生地がかなり薄くなっていることに注意してください。
少し引っ掛けたりしただけでも簡単に破れることがあるので、乱暴な使い方は厳禁です。
手洗いするときも、優しく丁寧に扱いましょう。
紫外線対策
夏の運動で気になるポイントは、通気性だけではありません。
強い陽射しが降り注ぐ夏は、紫外線にも注意しなければならないのです。
特に、女性の場合は、肌のケアを考えれば、なるべく紫外線を避ける必要があります。
また、日に焼けたくない人も、きちんと対策をすることが大切です。
しかし、夏は暑いので、涼しくするために、どうしても肌を露出したくなってしまいます。
ランニングタイツの場合も、つい丈の短いものを選んでしまいますが、紫外線を防ぐには、やはりロングタイプでなければ効果は期待できません。
これは、単に肌を隠すだけでなく、UVカット機能があることも重要です。
ロングタイプのランニングタイツは、この機能を備えたものが多いので、紫外線対策には最適な商品になります。
したがって、なるべく肌を守って走るなら、ロングタイプの商品がおすすめです。
さらに、通気性のよい商品を選んでおけば、肌が隠れていても快適に動くことができます。
確実な紫外線対策をして、長時間のランニングでも、しっかり肌を保護しましょう。
まとめ
ランニングタイツは、暑苦しく見えてしまうため、夏は避けてしまう人もいます。
しかし、実際には、高い通気性を備えた商品であり、夏でも気持ちよく使うことができるのです。
さらに、正しい姿勢を維持したり、紫外線対策もできるので、ランニングをする際はとても役立ちます。
夏でもしっかり履いて、安全で快適な運動をしていきましょう。