ランニングタイツはどう洗う?洗濯のための4つのポイント
ランニングタイツは、運動をサポートしてくれる便利なアイテムであり、いつも快適に使うためには、手入れが欠かせません。
ただし、ランニングタイツを洗濯する際は、適切な洗い方をする必要があります。
きれいにするつもりで洗っても、洗い方がよくないと、劣化を早めてしまうのです。
では、ランニングタイツを洗うときのポイントについて、詳しく説明していきましょう。
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いつ洗うのか
ランニングタイツを洗濯するなら、そのタイミングに注意してください。
洗濯といっても、毎日洗うか、ときどき洗うかで迷うことがあります。
清潔を保つならこまめに洗った方がよさそうですが、劣化することを考えれば、あまり頻回な洗濯はダメージが大きいように感じるものです。
特に、予算の関係で十分な枚数を用意できなかった場合は、1枚の使用頻度が多くなり、どうしても劣化しやすくなります。
そうなると、少しでも余計なダメージを与えないように、こまめな洗濯を避けたくなってしまうのです。
しかし、ランニングタイツは、一回使っただけでも大量の汗を吸収することになるため、そのまま放置するのはよくありません。
ランニングタイツの洗濯は、なるべくこまめに行うようにしましょう。
使ったら洗う
ランニングタイツを洗濯するベストなタイミングは、着脱後すぐになります。
使い終わったら、あまり長い時間放置せず、すぐに洗うようにしましょう。
これは、ニオイを防ぐためには大切なことです。
ランニングタイツは吸水性に優れているため、運動時の汗をしっかり吸い取ってくれますが、大量の汗はニオイに影響してきます。
汗が染み込んだ状態で放置していると、雑菌が繁殖してしまい、どうしてもニオイが強くなるのです。
雑菌が多くなると、一度洗ったくらいでは完全にニオイを除去できなくなってしまいます。
そのため、ランニングタイツの洗濯は、なるべく時間が経たないうちに済ませるようにしましょう。
また、雑菌の繁殖を考えると、汗が少ないときも油断してはいけません。
たとえ汗の量が少なくても、雑菌が繁殖してしまえば、ニオイの原因になります。
汗の量にかかわらず、毎回洗うようにすれば、確実にニオイを防ぐことができるのです。
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最も劣化が少ないのは手洗い
ランニングタイツは、基本的に使い終わったらすぐ洗うべきです。
しかし、毎回洗うとなれば、先述のように劣化が気になってしまいます。
ニオイを防ぐためとはいえ、すぐに使えなくなるような洗い方は避けたいものです。
そこでおすすめなのが、手洗いになります。
ランニングタイツが洗濯で劣化してしまう場合、その原因となっているのは、他の衣類との接触です。
洗濯機で普通に洗うと、他の多くの衣類と擦れたり絡まったりするうちに、生地が傷んでしまいます。
ランニングタイツの生地は繊細なので、絡まって引き伸ばされるような洗い方では、劣化を大幅に早めることになるのです。
しかし、手洗いならば、大量の洗濯物をまとめてしまうことはありません。
ランニングタイツだけを洗うようにすれば、他の衣類との接触で劣化する心配はないのです。
手洗いには若干の手間が必要になりますが、できるだけ劣化を防いで長持ちさせるなら、ぜひ試してみてください。
裏返しにしよう
ランニングタイツは、裏返してから洗うと、より劣化を遅らせることができます。
手洗いなら、普通に洗っても洗濯機のようなダメージはありませんが、ランニングタイツの表面の線維は、とても繊細です。
そのため、手洗いをしていても、「ちょっと力が強すぎたかな?」といった不安を感じてしまうことがあります。
手洗いをするとしても、ゴシゴシと力任せに擦るのではなく、優しく扱うのが劣化を防ぐためのコツですが、ダメージを極力少なくするなら、裏表を逆にすることも忘れないでさい。
ランニングタイツの裏は、肌離れを考慮した加工が施されており、表面の線維ほどダメージを受けることはありません。
裏返して優しく手洗いするのが、最もランニングタイツを傷めない洗い方なのです。
また、手間を省くためには、脱ぐ時点で裏返しにしておきましょう。
最初から裏返しになっていれば、すぐに洗い始めることができます。
洗濯機でも劣化を防ぐには
最も劣化が少ない方法は手洗いだとしても、やはり手間がかかるのは問題です。
時間に余裕があれば、なるべく手洗いをしたいところですが、忙しいときなどは、ゆっくり洗うことはできません。
そんなときは洗濯機の助けを借りたくなりますが、劣化することを考えれば、普通に洗うのは避けるべきです。
洗濯機を使うなら、劣化を遅らせる工夫をしましょう。
しっかり対策をしておけば、洗濯機で洗っても、すぐに劣化することはありません。
ネットに入れよう
洗濯機で劣化を防ぐためには、ランニングタイツをむき出しで洗わないようにしましょう。
普通に他の洗濯物と混ぜたのでは、絡まったり擦れたりして、大きなダメージを負ってしまいます。
劣化を遅らせるなら、むき出しのまま洗うのではなく、必ずネットに入れてから洗ってください。
洗濯用のネットに入れておけば、他の衣類との接触によるダメージは、ぐっと少なくなります。
さらに、このときも裏返しにしておけば、表面の線維を傷めてしまう心配はありません。
裏返しでネットに入れれば、洗濯機を使っても、かなりダメージを軽減することができるのです。
手洗いの時間が確保できない場合は、この方法で洗うようにしましょう。
また、もし可能であれば、洗濯機でも別洗いにするのがおすすめです。
洗濯機を使うときは、すべての洗濯物を一度に入れるのではなく、下着類とそれ以外を分けて洗濯する方法もあります。
そのときは、ランニングタイツを下着類の方に入れておきましょう。
大きな衣類と一緒に洗えば、それだけ接触によるダメージも大きくなりますが、小物であれば影響は少なくなります。
干すときの注意点
ランニングタイツの洗濯は、洗うときだけ注意していればよいわけではありません。
洗い方が適切なものだったとしても、干す段階で失敗してしまい、結局は劣化を早めてしまうこともあるのです。
そのため、ランニングタイツを洗うときは、最後まで油断しないようにしましょう。
干し方も適切なら、劣化の対策はより確実なものになります。
そこで注目しておきたいのが、干す場所の問題です。
洗濯物を干すときは、日当たりのよい場所に干したくなってしまいますが、ランニングタイツを長持ちさたいなら、直射日光に当てるのはよくありません。
強い日光が当たると、変色したり傷んだりするため、他の衣類と同じように干してはいけないのです。
繊細なランニングタイツは、風通しのよい場所で陰干しにしてください。
ランニングタイツはすぐ乾く
陰干しは、ランニングタイツを劣化させないためには最適な干し方ですが、日陰で干すとなれば、完全に乾くかどうか不安になることもあります。
湿ったまま長い時間放置すると雑菌が繁殖しやすくなってしまうので、できれば早く乾かしたいものです。
しかし、ランニングタイツを干すときは、そうした心配は不要になります。
なぜなら、運動で使うためのランニングタイツは、速乾性がとても高いからです。
濡れてもすぐに乾くことがメリットなので、洗濯したときも、他の衣類ほど乾燥に時間はかかりません。
風通しをよくしておけば、陰干しであっても、しっかりと乾かすことができるのです。
まとめ
ランニングタイツは便利ですが、とても繊細な商品です。
長持ちさせるためには、丁寧に扱うことが大切であり、洗濯するときも、できるだけ生地に負担をかけないことが重要になります。
そのためには、ここで紹介した洗濯のポイントを参考にして、常に適切な洗い方をするようにしてください。
正しい方法で優しく洗えば、長く使うことができます。