ランニングタイツはどう履いたらいいの?下や上には別に何か履く?
ランニングを始めたばかりでウエアを用意する時に、ランニングタイツの着用も勧められることが多いはずです。
外部からの刺激を緩和させたり、保温や紫外線から脚を守ってくれるなど多くの役目を果たしてくれるランニングタイツです。
勿論疲労軽減や、関節部の保護やサポートにも活躍してくれます。
でもこのランニングタイツ、正しい履き方というのはどういったものなのでしょうか。
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目次
まずは自由が一番です
こう言ってはなんですが、何が何でもこれを着て走らなくてはいけない、という規則はありません。
ある人にとっては晴れた日のランニングが何より楽しみですし、別の人には曇りの日のほうが気分良く走れます。
着るものも、勿論走りやすくなるという機能を持った、身体に優しいウエアは来たほうが良いのですが、何が何でも着なくてはいけないという決まりはあ
りません。
走る人の気持や好みで、着るものも選んで行きたいものですね。
みんなが着ているから、他の人と同じものをという気持ちもわかりますが、自分だけのランニングウエアを開発することもランニングの楽しみであるので
す。
なのでランニングタイツについても、絶対に着なくてはいけない、と言うものではないということは心に留めておいてください。
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とは言ってもお役立ちなのは事実のランニングタイツ
勿論ランニングタイツなど無かった時代もありました。
その時代はそれなりに、特に不自由も感じずにランナーたちは走っていたはずです。
しかし現在では、ランニングタイツというウエアが、走る上でのお助けグッズになっていることも事実です。
疲労が軽減されたり、関節部をサポートしてくれるのですから、走っている上でのトラブルへの対応もある程度やってくれます。
気になる紫外線からの予防も、保温や汗の吸収も、履いていないよりはずっと効果があるのですから、利用しない手はありませんね。
身体に関することですから、できるだけトラブルは回避したいものです。
それに役立ってくれるランニングタイツは、やはり走る上ではおすすめのウエアと言えますね。
正しい履き方をしないといけない?
普通のタイツやストッキングなら、多少ねじれて履いてしまっても着心地が悪い、程度で済みます。
でも機能性のランニングタイツの場合、ねじれて履いてしまったり、しっかりと上まで引き上げていないと結局何の効果もないということになってしまい
ます。
どころか、サポート機能のついたランニングタイツの場合、逆に筋肉に悪い状況にも陥りかねません。
しっかりと正確に履くことが大事です。
特に初心者さんの場合、慣れるまでは時間に余裕を見て着替えることがおすすめです。
焦って履くのは止めておいて欲しいところです。
効果が半減するだけならまだしも、関節部や筋肉に悪影響を与えるのでは、着ないほうがマシということになってしまいますね。
ランニングタイツはどう履いたら良い?
ランニングタイツというのはかなり強いストレッチのかかった布地でできています。
焦って引き上げるようなことは、してはいけません。
まずは足先からしっかりと
ランニングタイツを履く時には、両方の脚を出来るだけ同時に履き進めていくのがおすすめです。
なので立ったまま片足ずつというのは不可能ですね。
椅子に座るか床に座って履き始めてください。
つま先をしっかりと奥まで履いて、足首まで両方を揃えるところから始めます。
トレンカタイプのものも同じく、土踏まずに引っ掛けた後足首で揃えてください。
膝の部分まで揃えていく
特にテーピング機能のついたランニングタイツの場合、膝までのフィットがきちんとしていないと、せっかくのサポートが無駄になってしまいます。
ふくらはぎのラインなどを確認しつつ、膝のところにテーピングの部分が来るように整えていってください。
テーピング機能がついていないランニングタイツも、同じく膝に当たる部分がずれないように調整していきます。
ウエスト部分まで引き上げていく
サイズがきちんとしているなら、膝の部分までフィットさせておけばその後は割と楽に引き上げられます。
しかし太もも部分は何と言っても、ちょっと引き上げるのに力の必要なところです。
なのでここで無理に引っ張ったりしないように、特に気をつけて引き上げてください。
ねじれないようにするのは勿論、引っ張りすぎて股の部分に余裕が、太ももがきつすぎるなどということのないように、ゆっくりとフィットさせていって
ください。
その後、全体的なフィット感やねじれやしわが無いか、確認します。
初めは時間がかかりますが、慣れてくれはスムースに行きますので、決して焦って履くことだけはしないでくださいね。
ランニングタイツの下には何か履く?
さてランニングタイツの下、下着はどうするかを悩む人も少なくないですね。
タイツなのだし厚手だから履かなくてもという人も、でもやはり下着は必要と考える人もいます。
タイツの下で下着が気になるので履かない
タイツの下の下着がねじれたり下着のラインが気になるので、いっそ履かないで走るという人もいます。
実際、ランニングタイツの生地は厚めですので、透けたりすることは殆どありません。
そのまま走るのもいいのですが、生地によっては肌に摩擦で刺激を与えてしまうこともあります。
その点を改善したタイツもありますので、探してみてください。
普通の下着を履いてから履く
最も面倒のない下着です。
ただあくまでも普通の下着なので、ねじれたりが心配になりますね。
加えて素材によっては蒸れたりすることもありますので、その点も注意が必要です。
またランニングタイツがフィットしている分、普通の下着だとラインが出やすくなったり、下で布地がもこもこしたりということもあります。
スポーツ用の下着を着用する
正直これが一番おすすめのできる下着です。
スポーツ用の下着なので、ラインにも気遣いがありますし、通気性にも速乾性にも優れた布地が使われています。
蒸れることもよじれることもなく、また下着のラインを気にすることもなく走れますので、できればこれの使用をおすすめしたいです。
ランニングタイツの上には何か履く?
大会などを見ていますと、重ね履きで走っている人をよく見かけます。
上に短パンを履いたり、スカートを履いて走っている人達です。
できれば何も履かずに走りたい
ランニングタイツ1枚だけで走るという走り方です。
実際これが一番、動きやすいのは明らかです。
また自分のランニングフォームも確認しやすいので、日々のトレーニングランにも適しています。
ただやはり、タイツだけで脚のライン全部を見せて走るというのに、どうしても羞恥心がある人もいます。
そういう人の場合は、上になにか履いたほうが良いですね。
ショートパンツやランニングスカートを履く
正直な所欧米人に比べると、日本人の脚は短めです。
ランニングタイツだけで各国のランナーたちと一緒に走るのはちょっと恥ずかしい、という人にはスカートや短パンの着用がおすすめです。
ランニングスカートやショートパンツで腰回りの保護にもなりますし、意外とこれが走る上でのバランスを取りやすいのです。
タイツだけだとちょっと恥ずかしい、スタイルにいまいち自信が、という人の場合これらの着用を考えてみるのはいかがですか。
また下着を履かずにタイツだけという人にも、これらを履いておけば透ける心配がありません。
まとめ
ランニングタイツは履いたほうがいろいろと便利なのですが、履き方などでは逆効果になることもあります。
またそれだけで他に何も履かないでというのは、ちょっと恥ずかしいという人もいます。
下着の問題に関しては、スポーツ関係では必ずと言っていいほど最初は問題になるものです。
それらについて少々解説してきました。
勿論個人差もありますので、自分の感覚に従って、また体調にも考慮して使用していってくださいね。