初心者向けのランニングシューズでニューバランスの1040が最適な3つの理由とは?
これからフルマラソンを走りたい!
と考えている初心者ランナーの方は、「どんなシューズを選べばいいのか?」「自分に合うシューズはどう選べばいいのか?」悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、ランニングシューズの正しい選び方をご紹介するとともに、初心者ランナーに最適なニューバランスのランニングシューズ1040の凄さについて見ていきたいと思います。
目次
初心者向けのランニングシューズの選び方とは?
まず足のタイプを把握する!
ランニングシューズを選ぶ上でまず、注意したいのは、あなた自身の足の形を知る事です。
足の形には以下の3つのタイプがあります。
- エジプト型
- スクエア型
- ギリシャ型
まず、日本人に1番多いタイプが「 エジプト型」で日本人の約7〜8割の人がこのタイプだと言われています。
そのため、ランニングシューズを履いた時に、つま先と靴との空間が(捨て寸)がしっかり取れていないと、親指が、内側へと曲がっていくので外反母趾になりやすいと言われています。
エジプト型の人がランニングシューズを選ぶ際には、しっかりと捨て寸を確保できるサイズを選ぶ事が大切です。
次に、日本人の約1割を占めるのが「スクエア型」という足のタイプです。
親指と人差し指の長さが、だいたい同じで全ての足の指の長さが同程度である特徴があります。
つま先の部分が細いシューズを履くと小指が横方向に圧迫されやすくなります。
そのため、ランニングシューズを選ぶ際には、圧迫を防ぐためにも横幅に気をつけましょう。
最後に、ギリシャ型と呼ばれるタイプは、日本人の約2割を占めるタイプです。
人差し指が1番長く、親指よりも人差し指が出ているのが特徴です。
このタイプは、他のタイプと比べるとどんなランニングシューズでも合いやすいと言われています。
ただし、合わないシューズを選ぶと人差し指が 槌指(ついし)変形しやすいので横・縦幅をしっかりと確認してからシューズを選びましょう。
ランニングシューズのタイプを知る
スポーツ用品店などで、ランニングシューズコーナーに行くと様々なシューズが並んでいます。
そんな時は、普段の靴を選ぶようにデザインが良い・かっこいい靴を選ぼうとしてしまいがちです。
しかし、ランニングシューズには主に以下の3つのタイプに分かれています。
- 上級者向け
- 中級者向け
- 初心者向け
まず、上級者向けのランニングシューズです。
フルマラソンのタイムの目安としてはサブ3前後のアスリート向けのシューズとなります。
とにかく速く走るための機能を兼ね備えており、クッション性に優れており軽量性に優れているタイプのランニングシューズです。
速く走るために、クション性などの機能を最小限に抑えて軽量化に特化しているので、初心者がこのタイプを選んでしまうと、地面からの衝撃を直接受けることになり、足などを痛めてしまう可能性が高いので注意が必要です。
次に、中級者向けのランニングシューズですが、フルマラソンの目安としてはサブ4までの市民ランナーとしては速いランナー向けのシューズです。
このタイプのシューズは上級者向けの軽量性を備えつつ、程よいクッション性を持つタイプのランニングシューズです。
最後に、初心者向けのランニングシューズは、フルマラソンの完走を目指すランナー向けのシューズです。
フルマラソンは、だいたい6時間で完走するレースが多いですが、上級者・中級者と比べても走る時間が長くなります。
そのため、足や腰への負担を軽減するためクッション性に優れている分、軽量性には優れていません。
まず、初心者の方は、このクッション性に優れているタイプのランニングシューズをおすすめします。
その他の重要なポイント
ランニングシューズは安易に選んでしまうと、レース中に靴ずれを起こしたり、故障する原因にもなりかねません。
そのため、ランニングシューズを選ぶ際にはしっかりと横・縦のサイズを確認し、自分に最適なシューズを選びましょう。
よく、ランニングシューズは、足指と靴の間が1cmの空間ができるものを選ぶことを推奨されています。
実際に、シューズを合わせる際には、かかとをしっかりと合わせた上で、1cmの空間が空いているかどうかを確認してください。
なお、普段の靴は24cmだからと言って、プラス1cmだから25cmで良いというわけではありません。
シューズのメーカーや、種類によって長さが25cmでも横幅や形が違うものまで様々なタイプがあります。
そのため、ランニングシューズを選ぶ際には必ず、入念に試着してから購入しましょう。
できれば、最初はお店のプロの方にシューズ選びを手伝ってもらうと間違いがないでしょう。
ニューバランスの1040が初心者にとって最強のシューズである理由はこれだった!
これまでランニングシューズの選び方をご紹介してきましたが、初心者のランナーさんに最もおすすめしたいのがニューバランスのランニングシューズ「1040」です。
1040は、日本人の足に合うように開発された長距離ランナー向けのランニングシューズで、1995年に「ゆっくり長く走る」を目的に誕生しました。
2008年に芸人の間寛平さんの「地球一周アースマラソン」のシューズに採用されてから、知名度が一気に上がったランニングシューズでもあります。
1040の3つの特徴
ニューバランスの1040は、以下の3つの性能に優れています。
- 安定性
- クッション性
- フィット性
まず、柔軟性を持つTPU素材で成形されたヒールカウンターが着地時の安定性を支えてくれます。
また、MedialPostにより足首のねじれをガードして足のクセを抑えて安定感のある着地をサポートします。
特に、初心者ランナーはランニングフォームに癖がある方が多く、疲れてくると足を捻ってしまう場合もあるので、着地時の安定性があると安心です。
次に、1040はクッション性に優れています。
ニューバランスで最も軽い素材と反発性に優れた素材を使ってクッション性・軽さを両立しています。
初心者は長い時間、走る為、足腰に負担がかかります。
その為、1040のクッション性が足腰への負担を最小限に抑えます。
なお、1040はフィット性にも優れており、甲周りと土踏まずのフィット感を向上しているので、着地時のグラつき・走りのブレを抑えてくれます。
【実際に走ってみた感想】100km完走したから分かる!1040の凄さとは?
私は、フルマラソンだけでなく100kmを14時間かけて走るウルトラマラソンを走っています。
だからこそ、この1040の凄さを実感していますので、他のランニングシューズと比較した違いをお伝えしたいと思います。
他のシューズとの違いとは?
正直に言うと、クッション性に優れていて軽量化を兼ね備えたランニングシューズは他にもあります。
さらに、ニューバランスの1040は見た目もとにかく底が分厚くて重いです。
私は、1040と別のランニングシューズをフルマラソンとウルトラマラソンで実際に走って試してみました。
フルマラソンでは、別のランニングシューズでも問題がなかったのですが、その違いは100kmのレースで現われました。
100kmを走るとなると足・腰への負担は想像を絶するものになります。
別のランニングシューズでは、50kmを越えた頃から足の痛みが激しくなり、ゴールまで痛みは徐々に増していきます。
一方で、1040で走っていると同じく足の痛みは出るのですが、「底の分厚さ」がある分、衝撃が抑えられているせいか痛みも最後まで最小限に抑えられている実感があります。
特に、フルマラソンでも初心者の方にとっては足腰への負担は相当なものになります。
恐らく、30kmを越えた頃から足の痛みもピークを迎える方も多いかと思います。
この1040は、その30kmからの辛い走りをサポートしてくれるシューズだと思います。
出来るだけ、足への衝撃を抑えて楽に走りたいという初心者ランナーにおすすめしたいシューズです。
練習でシューズに違和感を感じたら?
今回ご紹介した方法でランニングシューズを選んだり、1040を購入される方もいるかと思います。
しっかりとシューズを合わせて選んだつもりでも、実際に練習で長距離を走ってみると違和感を感じてしまうこともあります。
もし、練習で違和感を感じてしまったら、思い切ってランニングシューズを買い直すことも検討しましょう。
練習で違和感を感じたまま走っていても、ほとんど解決することはなく悪化してしまうだけです。
実際に、私も初心者ランナーの頃に違和感を感じたまま合わないランニングシューズで走っていましたが、毎回、靴づれができてしまい練習自体がストレスになってしまいました。
このような自体をなるべく避けるためにも、試着は入念に行いましょう。
それでも、自分に合わないと判断したら使い続けるのではなく、シューズを買い換える決断も必要です。
まとめ
ランニングシューズは、少しでも自分の足に合わないものを選ぶと、靴づれや故障などの原因に繋がります。
そのため、自分自身の足のサイズだけでなく足の形をしっかりと把握した上で、 入念に試し履きすることが大切です。
また、初心者ランナーの方は、足腰の衝撃を最小限に抑えて、出来るだけ楽に走るためにも1040のようなクッション性に優れたタイプのランニングシューズを選ぶことをおすすめします。